2013年9月6日

『96%の人がやっていない稼ぐ人の常識破りの仕事術』北岡秀紀・著 vol.3335

【常識破り?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776207990

本日の一冊は、小企業向けに年商1億円突破のコンサルティングを提供している、北岡秀紀さんによる一冊。

ビジネス書や自己啓発書、セミナーなどでまことしやかに語られる成功ノウハウを否定し、成果を出すための現実的な考え方をまとめた一冊です。

「効率を考えて仕事しろ」
「ルーティンワークに時間を取られるな」
「いいものを作れば儲かる」
「クレームは宝である」

など、どう見ても常識と思われる考え方に「No」を突きつけ、

→いくら早くできても、業績とは因果関係がない
→成果に直結するような仕事をルーティン化することができれば、淡々と成果をあげられる
→お客が買うのは「いいもの」ではなく「よさそうなもの」
→ややこしいクレーマーが得意先になる可能性はほぼゼロ

と、その理由を述べています。

電話を取らず、後でまとめて折り返す仕事術や、成果に直結する仕事をルーティン化する3つのステップなど、仕事術のヒントとしても読むことができます。

◆仕事をルーティン化する3つのステップ
1.成果に直結する業務は何なのかをリストアップする
2.その業務のプロセスをタスクに細分化して書き出す
3.最低1日1タスク以上を、スケジュール帳にやるべきこととして記入する

なかには、ノマドや英語など、これからのトレンドと見られる動きを否定するコメントなどもあって、じつに刺激的な一冊です。

仕事を見直すヒントとして、また小企業のマーケティングのヒントとして、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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あらかじめ電話をする時間を決めておき、その時間にまとめて折り返しで電話をします

今までやらなくても何もなかったのだから、すっぱりやめてしまうこと

効率とは、「早くやる」以上の意味はない(中略)いくら早くできても、業績とは因果関係がない

成果に直結するような仕事をルーティン化することができれば、淡々と成果をあげられる

◆仕事をルーティン化する3つのステップ
1.成果に直結する業務は何なのかをリストアップする
2.その業務のプロセスをタスクに細分化して書き出す
3.最低1日1タスク以上を、スケジュール帳にやるべきこととして記入する

お客が買うのは「いいもの」ではなく「よさそうなもの」

関連商品が必要な理由を伝えると、さらに購入率が上がります。理由としては、商品単体で購入した場合に、商品を使っていると後で起こる問題や欲しくなる機能を伝えます

購入頻度を増やすために何をすればいいのでしょうか? 一番簡単なのが、過去のお客さんに電話をすることです

付き合わないお客の基準を明確にする

お客が「欲しい」と口にして求めるものと、実際に手にとるものは違う

ややこしいクレーマーが得意先になる可能性はほぼゼロ

お詫びと対応で済んだクレームのことをもっと深堀りしましょう

名刺交換しただけの人に何かあったときに連絡しましたか?

◆リスクを下げる起業の5つのポイント
1.粗利額が高い商品を取り扱う
2.リピート商品を取り扱う
3.マーケティング/セールスを勉強する
4.開業費用を抑える
5.副業で始める

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『96%の人がやっていない稼ぐ人の常識破りの仕事術』北岡秀紀・著 アスコム
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776207990

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◆目次◆

第1章 「時間管理」の常識を破る仕事術
第2章 「マーケティング」の常識を破る仕事術
第3章 「人間関係作り」の常識を破る仕事術
第4章 「スキルアップ」の常識を破る仕事術
第5章 「マインドセット」の常識を破る仕事術

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