2013年7月24日

『自分の才能の見つけ方』本田健・著 Vol.3291

【自分の才能に気づく方法はあるのか?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894515784

本日の一冊は、著者として、またビジネスパーソンのメンターとして活躍中の本田健さんが、『自分の才能の見つけ方』を論じた一冊。

これまでにも、『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』、『天才!成功する人々の法則』、『非才!』、『自分の秘密』など、天才の秘密に迫った本は数多く出版されていますが、その結果、わかったのは、天才は努力の蓄積に他ならない、ということ。

ただ、努力を続けるのは、簡単ではありません。

何事も続けるには、「好き」であったり、褒められたり、認められたりといった、努力を促進してくれる何らかの「力」が必要になるのです。

この本田健さんの『自分の才能の見つけ方』は、誰もが無理なく自分の才能を見つけられるよう、たくさんのヒントを散りばめています。

・ちょっと時間があったらやってしまうこと
・人に喜ばれ、人の役に立つこと

といった、才能の見つけ方に加え、それをどう伸ばしていくか、マネタイズするかといったところまで、書いてくれています。

本書を読んでわかったのは、どんなネガティブな感情も、自分の才能を見つけ、伸ばすのに役立つということ。

「嫉妬」や「怖れ」「イライラ」「叱られたこと」…。

これらをどう才能発見に結びつけるか、具体的なヒントが書かれているので、参考にすると良いでしょう。

キャリアに悩むすべての人に、読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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何かを捨てないと、前へは進めない。──スティーブ・ジョブズ

才能を上手に組み合わせていけば、その人にしかできない楽しい人生が送れます

才能とは、ちょっと時間があったらやってしまうこと

才能とは、人に喜ばれ、人の役に立つこと

才能とは、その人の愛の表現です。料理の才能を持つ人なら、「誰かにおいしいものを食べさせてあげたい」という思いから、料理をつくるわけです。ダンサーなら、観客のために踊るでしょうし、設計士なら、そこで住む人や働く人が快適に過ごせるように設計しているでしょう

そのあり方をネガティブに感じた人が怒るのです。社会のルールから外れるぐらいすばらしい才能があることが、あなたが叱られることなのです

嫉妬を感じたとき、それはあなたの才能である可能性が高い

怖れは、ワクワクするエネルギーの裏返しです。実は、自分が一番求めているものでもあります。これがわかった瞬間に、自分の本当の人生の目的がわかります

クリントン元大統領は、高校生の頃、ホワイトハウスを訪れてケネディ大統領と握手したときに、衝撃が走ったと語っています

人は、天賦の才を決して私物化してはならない。──稲盛和夫

すばらしいメンターは、あなたの一生の財産です。彼らは、あなたが自分自身を信じられないときに、あなたを信じてくれる存在です

◆付録 才能を開花させるために必要な17のこと ※一部紹介
1.誘われたら、とにかく行ってみる
2.つきぬける力を持つ
6.頼まれごとは引き受ける
15.幸せなメンターに弟子入りする
16.自分の応援団を組織化する
17.生まれてきた目的を考える

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『自分の才能の見つけ方』本田健・著 フォレスト出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894515784

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◆目次◆

第1章 あなたの才能は、どこに消えた?
第2章 才能とは何か?
第3章 あなたの運命を決める「才能の原型」とは?
第4章 ネガティブな感情を使って才能を見つける方法
第5章 才能のダークサイド
第6章 あなたの才能の育て方

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