【起業家必読!マイケル・E・ガーバーの新作が登場!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797372656
本日の一冊は、著作の合計18点、販売部数計800万部を超える起業のカリスマ、マイケル・E・ガーバーによる待望の新刊。
著者は、世界的ベストセラー『はじめの一歩を踏み出そう』を出した後、一時リタイアしていたようですが、再び人々の起業家精神を呼び覚ますため、活動を再開した模様です。
※参考:『はじめの一歩を踏み出そう』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4418036016
ひさびさに氏の著作を読みましたが、相変わらず啓発される内容で、特にスモールビジネスのオーナー経営者にはぐさりと刺さる内容です。
通常、スモールビジネスのオーナーが足踏みしてしまうのは、いわゆる「規模の拡大」ですが、これに対して、著者はこんなアドバイスをしています。
<一万倍の可能性を、決して心からなくしてはならない。なぜなら、一万倍の魔法にこそ、成長の秘密が隠されているからだ>
著者が言うのは、事業を創造する際、考えなければならないのは、そのビジネスを一万倍に育てること。
そのためにはアイデアは大きなものでなくてはならないし、理念も単なる私利私欲を超えた、崇高なものでなければならない。
現実的なビジネスの創り方(商品作り、PR方法)についてもたくさんアドバイスが書かれていますが、一番響いたのは、心構えの部分です。
なかでも、以下の言葉はズシンと胸に響きました。
<起業家は自由を求めない。なぜなら、既に持っているから。起業家は自由であるためにビジネスを創るのではない。すでに自分が持っている自由を表現するために、ビジネスを創るのだ>
純粋な意味で、起業家精神を呼び戻してくれる一冊です。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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一万倍の可能性を、決して心からなくしてはならない。なぜなら、一万倍の魔法にこそ、成長の秘密が隠されているからだ
もしビジネスに対する考えが、単に仕事と収入についてのものにすぎないならば、あなたのビジネスは想像力の欠けたものになり、怒りっぽくなったり、恐ろしいものになったり、疲れさせるものになったりするだろう
ビジネスは、生まれる基となったアイデアより大きく成長することはない
システムの焦点はまず顧客に、次に競合に、その次に流通チャネルに、そしてメディアに、最後に財務に当てること
決して流行遅れにならない製品やサービスを創り、売るということだ。例えば、食品、ヘルスケア、衣料品、コミュニケーション、輸送、癒しなどが挙げられる
<世界で最も成功するビジネス>は、実行することを改善し続けているだけでなく、どのように実行するかも改善し続けているからこそ、<世界で最も成功するビジネス>になるのだ
あなたが設定した基準が、他のすべての会社のベンチマークになるということだ。あなたが他社を見習うのではなく、他社があなたを見習うのだ。したがって、あなたの基準は他のどの企業でも短期間では真似できないほど、高く設定する必要がある
ストーリーどおりに生きなければならない。もしそうしなければ、ストーリーが架空のものとなってしまうから
<世界で最も成功するビジネス>では、ハンバーガーがどのように、そして何に包まれているかがまさしく重要だ。床がどのように、いつきちんと掃除されたか、掃除が終わったときその床がどのように見えるかも
起業家は自由を求めない。なぜなら、既に持っているから。起業家は自由であるためにビジネスを創るのではない。すでに自分が持っている自由を表現するために、ビジネスを創るのだ
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『起業の神様マイケル・E・ガーバーに学ぶ成功への10原則』
マイケル・E・ガーバー・著 ソフトバンククリエイティブ
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◆目次◆
はじめに
第1章 一万倍──成長するビジネスの秘密
第2章 アイデア──限界と可能性
第3章 システム──すべてのパーツをかみ合わせる
第4章 持続するビジネス──7つのルール
第5章 人材の創出──正しい質問をする
第6章 崇高な目的──構成する5つの要素
第7章 ビジネスの成果──世界を変革する
第8章 ビジネスの生命──存在の意義
第9章 ビジネスの複製──経済に与える影響
第10章 基準の創造──世界クラスを超えるために
おわりに──成功について
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