【人生の質を決める「タイムデザイン」とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894515598
本日の一冊は、ファイナンシャル教育のビジネスを手掛け、自らも不動産投資で大成功、ベストセラーも複数出している、泉正人さんによる時間管理本。
1年のうち3カ月を海外で過ごしながら、国内外で5社の経営を行う著者が、どうやって時間管理をしているのか、その真髄に迫った一冊です。
ベストセラーとなった『「仕組み」仕事術』は、著者らしい、読み応えのある本でしたが、こちらも負けず劣らずの内容です。
※参考:『「仕組み」仕事術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596111
著名人の時間に関する名言がところどころに出てきて、時間の大切さを痛感させてくれるほか、時間を4つに分ける方法など、実践的な時間の考え方についても教えてくれます。
◆4つの時間
1.インプットの時間
2.アウトプットの時間
3.生活の時間
4.プライベートの時間
著者の考え方は、この4つの時間のうち、「インプットの時間」と「アウトプットの時間」を効率化し、「生活の時間」と「プライベートの時間」は効率化しないというもの。
「生活やプライベートの時間の充実に向けていくのが、究極のタイムデザイン」ということで、どうすれば「時間」「場所」「お金」から自由になれるのか、考え方が示されています。
「20年使えるストック型スキル」
「将来性のある分野にシフトチェンジ」
など、キャリアのヒントも示されており、参考になる内容です。ぜひチェックしてみてください。
—————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
—————————————————
長期的な視野で「時の長さ」を俯瞰し、短期的視野で「心理的時間」に時間を振り分ける
お金のセンスがある人は、大金を稼ぐだけの人より、質の高いライフスタイルを送っています
「時は命なり。時計の針は時間を刻んでいるのではない。自分の命を刻んでいるのだ。神はすべての人に1日24時間を与えられた。時間だけは金持ちにも貧乏人にも平等であるが、取り返しがつかない」(リチャード・カールソン)
お願いしたり、自分のお金を払い第三者の時間と交換することで、さらに自分の時間を増やすことができます
◆4つの時間
1.インプットの時間
2.アウトプットの時間
3.生活の時間
4.プライベートの時間
生活やプライベートの時間の充実に向けていくのが、究極のタイムデザイン
私は社内で会議する場合、事前に読む本を指定し、それを各自で読んでから会議に入ることにしています
会う前に相手について調べておくことは、相手の時間を生かすことにもなり、2人なら2人の時間を有効に使えます
成果連動の仕事は、将来の仕事を生み出します
得意な分野を磨いて自由な時間を手に入れる
自分の長所を何と掛け合わせると大きく伸びるのかを、考えてみる
将来性のある分野にシフトチェンジすることも考える
お金の集まるところの多くは、現在流行っているものか、これから流行るもの
非効率な時間は、私たちの生活を豊かにしてくれます
————————————————
『タイムデザイン』泉正人・著 フォレスト出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894515598
————————————————-
◆目次◆
はじめに
第1章 時間の価値
第2章 時間の管理
第3章 時間をつくる
第4章 時間で稼ぐ
第5章 時間を使う
第6章 時間を生かす
第7章 時間を積み重ねる
第8章 時間を楽しむ
第9章 時間を与える
おわりに
この書評に関連度が高い書評
この書籍に関するTwitterでのコメント
同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)
お知らせはまだありません。