【前作以上。『夢をかなえるゾウ』に続編登場!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4864102252
本日の一冊は、200万部突破の大ベストセラー『夢をかなえるゾウ』の待望の続編。
※参考:『夢をかなえるゾウ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4870318059
続編の方がパワーダウンするのが出版業界における常識ですが、本書は、前作に比べ、お笑い要素が格段にパワーアップ。さらに自己啓発書としても、いい味を出しています。
今回の主人公は、8年目の売れないお笑い芸人、34歳の西野勤(つとむ)。芸名は西野勤太郎(きんたろう)。
「人間にとって一番怖いのは、将来が見えないことじゃなくて、将来が見えてしまうことなんだ」と一念発起し、会社を辞めたはいいけれど、世の中そんなに甘くはない。
貧乏芸人を続けていた主人公の前に、おなじみ、ゾウの神様ガネーシャが現れ、日本最大のお笑いの祭典「ゴッド・オブ・コント」で頂点を目指すというストーリーです。
今回は、ガネーシャの他にも、長年主人公の家に住みついて恋心を抱く貧乏神の金無幸子、主人公の恋敵となる釈迦など、複数の神様が出てきて、話を盛り上げてくれます。
大爆笑ネタのなかに、チャップリンや藤子・F・不二雄、チャーチルなど、古今東西の偉人の教訓・名言が散りばめられており、人生で成功する人、しない人の違いが、よくわかります。
貧乏になる人の3タイプ「ドリーム貧乏」(ドリ貧)、「ガネーシャ貧乏」(ガネ貧)、「お駄賃貧乏」の話などは、じつに参考になりました。
自己啓発書を読んで、ここまで大爆笑したのは、おそらく人生で初めて。前作をはるかに凌ぐ作品に仕上がっています。
ぜひ、買って読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人間にとって一番怖いのは、将来が見えないことじゃなくて、将来が見えてしまうことなんだ
「人間は、成功する生き物なんやで」
「敵の船に乗って帰るか、この場で死ぬか、どちらかだ」
(アレキサンダー大王)
「仕事、お金、人間関係、幸せ……人間の悩みなんちゅうのはいつの時代も同じや。そんで本ちゅうのは、これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで」
「最終的に成功する人間ちゅうのはな『自分には才能がない』ちゅう『不安』を持ってる人間なんや。そういう人らが、人の意見に耳を傾けて、試行錯誤していくことで最初の頃には想像もでけへんかったような成長を遂げるんや。自分も知ってるやろ? 天才や天才やてもてはやされたことで、お客さんが望んでへんようなもん作ってもうてる人らをな」
「聞く耳を持つんや。それが『成長』するための最大の秘訣やで」
「貧乏神の間に伝わる格言で『貧乏人にプレゼントをさせるな』というものがあります。プレゼントをするというのは自分でお金を出して相手を喜ばせようとする──仕事とは逆の行為です。でも、プレゼントをして相手を喜ばせる経験をすれば『自分以外の誰かを喜ばせることは楽しい』と感じられるようになるからです」
「人をホメる人でも貧乏な人はたくさんいますよ。たとえば相手をコントロールしたくておべっかを使ったり、ただ嫌われたくないという理由だけで人をホメる人は貧乏な人が多いですね」
「せやからな、失敗したことや、恥ずかしいこと、みじめな状況ちゅうのはできるだけ人に話して笑いにしてったらええねん。そしたら人目を恐れずに色んなことに挑戦できるし、自由に生きることができるんやで」
自分が困っているときに、困っている人を助ける
「お金持ちになるためには愛を楽しむこと」
「でもな、だからこそ人は『憧れ』を目指すべきやねんで」
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『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』水野敬也・著 飛鳥新社
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◆目次◆
※ないので省略します。
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