【「持ってる人」はなぜ決まって成功するのか】
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昨年12月に出した拙著『20代で人生の年収は9割決まる』で、<志望動機で「三つのなぜ?」が言えれば内定>という話をしました。
参考:『20代で人生の年収は9割決まる』
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なぜ内定をもらえるのかというと、よく調べなければ出てこない情報だから。
人間は、自分のためにひと手間かけてくれた人間を評価するのです。
世の中には、飛び込み営業に行っていきなり契約が取れる人や、初めて本を作ったのに大ベストセラーになってしまう人、ピンチをチャンスに変えてしまう人がいますが、こういう人たちは、じつはある共通点を持っています。
その共通点を明らかにしたのが、本日の一冊『「持ってる人」が持っている共通点』です。
本書には、流行りの言葉である「持ってる人」(チャンスをモノにする人、なぜか奇跡を起こせる人)が、なぜ成功してしまうのか、その理由が書かれています。
なぜか協力者が現れる、なぜか人から物をたくさんもらってしまう、自分を取り巻く人がみな優秀、など、人から見れば羨ましいだけの人が、じつはやっていること。
結論から言えば、それはシンプルな成功法則なのですが、しかし、そこに至るまでの細かな行動は、やれているようで、意外とやれていないものです。
就職が決まらず困っている人、なぜか周りばかり出世してしまう人、最近調子が悪い人…。
そんな人は、本書を読めば、きっと改善点が見つかるはずです。
例が具体的なので、いますぐ実践して、反応を見られるのが特長。
仕事のやり方を見直そうと考えている人に、ぜひおすすめしたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ピンチに陥った! それは、普通で考えれば、「持ってない人」です。ところが、ピンチの場で、人を魅了し、説得し、安心させ、問題を解決できる人がいます。紛れもない「持ってる人」です
補欠でも、常にスタンバイする意識でいる
記念受験で受けた上位校に合格してしまう人
「縁」を作り出すのは事前準備
夢や目標を持っていると公言している人には、その人を助けたいと考える人が自然と集まっていくもの
しっかりした仕事ができる人の周りには、同じように真摯に仕事に取り組む人が集まるもの
よくものをもらうという人は、そのリアクションとお返しも気がきいている。そしてお礼上手です。そんな人は「持ってる人」です
「持ってない」だけなら普通の人かもしれませんが、「持ってない」をこじらせると、周囲に迷惑をかける「モンスター”持ってない人”」に進化してしまう場合もある
成功した人の重ねた努力に思いをはせることなく、それを妬んだら、「持ってない人」へ一直線です
「いまの仕事は自分に向いていない」という人に、長くその仕事をやってきた人はいない
人間は、常に環境との相互作用のなかで、自分を作りかえていきながら、自己を完成させていくものなのです。「自分は変わらない」「そういうことはできない」と思い込んでいたら、永遠に成長はできないでしょう
自分の意思で変えられないのが、他人・感情・過去
「自分・思考・行動・未来」を変えることができれば、「他人・感情・過去」も自然と変わっていく
「持ってる人」は「過去」を”編集”できる
マルチナ・ナブラチロワの言葉です。「『大切なことは勝敗ではない』──この言葉を使いたがるのは敗者だけだ」
「持ってる人」たちが手にしていたのは、この世界を覆う関係の網の目そのものだった
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『「持ってる人」が持っている共通点』小笹芳央・著 幻冬舎
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◆目次◆
第一章 「持ってる人」が世間を賑わせている
第二章 「持ってない」人になってしまうカラクリ
第三章 「持ってる人」はものごとを分けて考えている
第四章 他人・感情・過去は変えられないのか?
第五章 「持ってる人」の世界観
第六章 「持ってる人」の正体
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