【億稼ぐ社長人材の条件とは?】
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昨日、社内のスタッフに、『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』に全文掲載されている「ガルシアへの書簡」を読んで聞かせました。
※参考:『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102428011
最近は、格差社会ということもあって、必死に戦う経営者が悪者扱いされ、社外で愚痴を言う社員が弱者、という論調が中心ですが、この「ガルシアへの書簡」を読めば、そのイメージは一瞬で変わるに違いありません。
どんなに困難でも、どんなに情報が少なくても、祖国のためにガルシアへ手紙を届けられる人物。
そのような人物は、いつの時代でも求められているのです。
本日ご紹介する一冊は、みなさんが「ガルシアへの手紙」を届けられる人材になるための、道しるべとなる本。
元リクルートエグゼクティブエージェントのカリスマヘッドハンターである井上和幸さんが、その転職ノウハウ、年収アップノウハウを初公開した、注目の一冊です。
本書には、5000人以上のエグゼクティブを面接してきた著者だからこそ書ける、上級転職市場の真実が、事細かに書かれています。
まず驚くのは、早めに出世競争を降りた人ほど成功しているという事実。
つまり、転職市場で高く売れる人材になるには、今の会社に最適化し過ぎるのではなく、自分の市場価値を冷静に見極めろ、ということです。
本書にはほかにも、
・年収一〇〇〇万円を超えたければ儲かっている会社を選べ
・日本における「従業員としての最高年収」は二〇〇〇万円
・三〇〇〇万円の壁を超えるには、基本的には社長職に就くか、
大手企業、外資系企業の役員になるかのどちらか
・「年収一億円!」をゴールに掲げたければ迷わず起業
など、転職市場の真実が、歯に衣着せぬ語り口で書かれています。
一冊通じて得た結論をまとめると、「売れる人材になりたければ、売りやすい人材になること」。
本書には、そのためのノウハウが書かれているのです。
転職して年収アップを狙う人には、ぜひおすすめしたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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私は、年収額から見た際に、四つの壁が存在すると見ています。
「一〇〇〇万円」「一五〇〇万円」「三〇〇〇万円」「一億円」です
ビジネスマンは、リーダーを目指すべき。心の底から、そう信じています。なぜなら、リーダーこそが、「真の自由」を獲得できるからです
なんと数十万社が、このまま後継者を探せなかった際には、廃業せざるをえないという状況
転職を支援するときに一番注意するのは、大手企業一社で四十代まで育ってきてマネジメントや役員になった方
問題は、遅刻しそうな場合の対処です。リーダーとしての基本的な資質が備わっていない人の場合、「すみません、一〇分遅れてしまいそうです」この一本の連絡ができない人が本当にたくさんいらっしゃいます
企業が人材をヘッドハンティングする理由。それは、「何かを、大きく変えたいから」です
◆ヘッドハンターが声を掛ける人物の条件
1.その人が優れた人材である=人物コンテンツ力
2.その人の存在が知られている=人物情報流通力
あなたの価値は「お値打ち」なのか、「お墨つき」なのか、最終的にはこの二点において判断される
あなたの上司が、あなたに期待することは何でしょう。
それは、「約束力」です
人事部はあなたのどこを見ているのか。それは「認められ力」です
会社のトップ、社長が見ているのはいったいどの部分なのか。
それはあなたの「キャラ立ち力」です
最後に、「ヘッドハンター」。
彼らが見ているのは、社外への「知られ力」です
恩は貸しつけているくらいがちょうどよい
優秀なリーダーは、他人に対する観察力・察知力がもれなく高い
自分に対しての風評や、どう見られているかということについては、かなりの「鈍感力」を発揮する
ボールを足もとに置くな(受け取った依頼や質問に対して答えを返して終われ)
デキるリーダーには、賭けごとの習慣が身についています
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『「社長のヘッドハンター」が教える成功法則』サンマーク出版 井上和幸・著
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◆目次◆
第1章 大不況でも生き残る人材とは
第2章 あなたの価値はどこで判断されているのか
第3章 確実に年収を増やす人の「デキる能力」
第4章 お金を呼び寄せる「成功習慣」
第5章 生涯年収最大化の法則
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