2010年3月19日

『儲ける社長の「頭の中」』川合善大・著Vol.2069

【儲かっている社長が書いた、儲けのヒント】
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以前、ある有名起業家にお茶に誘われ、「どうして○○さんじゃなくて僕を誘ってくださったのですか?」と聞いたところ、「だって、彼はお金のにおいがしないじゃないですか」と言われました。

「お金のにおい」。

できる起業家が、必ずといっていいほど口にするセリフです。

ビジネスの世界では、頭がいいだけでは評価されません。また、口達者なだけで稼いでいなければ、その人のもとには人が集まってこないのです。

本日ご紹介する一冊は、土井が以前にセミナーで会って、「この人はお金のにおいがプンプンするな」と思った川合善大さんによる新刊。

川合さんは、週一出社で連結利益7億円、年収8000万円を達成したという、まさに金儲けの達人。

それも、30年間増収増益というのですから、恐れ入ります。

本日の一冊は、そんな川合さんが書いた、お金儲けのヒント集。

ひと言ひと言はシンプルですが、豊富な事例、エピソードには、新規ビジネスや、増収増益のヒントがたくさん隠れています。

「『不景気だから成長できない』のではなく、『考え方を世の中の変化にあわせて変えていない』から成長できない」

変化を先取りできる経営者になるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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不足する物に目をつけた人は、高い精度を誇って仕事をしている人にさえ勝つのです

責任感のないところに、よい仕事は生まれません。社長が会社に居座ると、社員が自分で考えず、責任を持たない傾向になる

事業の繁栄は、調査の量ではなく、お客様の要求をとらえることにある

「社長室は不要」社長は会社の未来をつくる。未来はお客様のところにある。会社にいてもしょうがない!

お客様の欲しいのは、「自己重要感」なのです

“正しい値下げ”とは、“販売価格を安くしても、利益の絶対額は増やす”を実現することです

お客様に「買ってください、買ってください」とやれば、重く感じられる。しかし、「これを売りたいと思うのですが、どんな点を改善すればいいか教えていただけませんか」と聞けば、かなりの人がアドバイスしてくれます。そしてその部分を改善し、さらに「これでいいですか」と持っていけば、お客様にとっては自分で作った商品のようなものなので、なにかと面倒を見てくれるのです

相手がお金持ちほど、質素な店へ招待する

忙しいか、暇かより、有益か無益かで時間を使う

バレンタインデーはチョコレート屋さんだけのものではなくなります。パソコン教室で、バレンタインメッセージ作りの教室だって可能です。名刺入れ屋さんだって、参入可能。「ソフト」を考えた人のビジネスになるのです

社員の多くは自分のために生きているのであって、会社の理念やビジョンのために、自分や家族の人生を犠牲になんかしてくれません。
社員側が求めるビジョンというものは、「この会社にいたら、この先、いいことがあるに違いない」という未来予想なのです

経営を飛躍的に向上させるには、価格を上げるのが一番

販売ノルマは設けるな!それより大切なのは訪問ノルマのほう

営業に文句を言う技術部長、工場長はお客様の前に連れて行け!

「仕事の引継ぎをさせるな」ヘタなやり方を引き継ぐと後任者の長所をつぶす

“いい車を持っているとカッコいい”という時代は、“車を買うという経済的な損得”よりも“カッコいい”という心理が働いて売れた

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『儲ける社長の「頭の中」』かんき出版 川合善大・著
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◆目次◆

第一法則 仕事量と成果は比例しない
第二法則 お客様の欲しいものを売る
第三法則 深層心理を読む
第四法則 経営者は未来をつくる
第五法則 “あたり前”を見つける
第六法則 世の中の流れに乗る

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