【今日発売!ロバート・キヨサキ最新刊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/441310935X
本日の一冊は、あのベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』のロバート・キヨサキが、ひさびさに放つ注目の最新刊。
※参考:『金持ち父さん貧乏父さん』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480863303/
もともとは、米国誌「アントレプレナー・マガジン」(邦訳は「BIG tomorrow」に掲載)に連載していたもので、本書ではこれに加え、日本の読者のための特別トークを追加しています。
サブプライムローン後の金融危機をどう読むか、これから有望な投資、銘柄は何か。
著者の私見が述べられており、じつに興味深い内容です。
なかでも参考になったのは、起業に関して、成功するための「B-Iトライアングル」が示されている点。
これは、「製品」「法律」「システム」「コミュニケーション」「キャッシュフロー」といった専門分野の5つスキルを、「リーダーシップ」「ミッション」「チーム」という3つのスキルで囲んだもので、経営者にはもちろん、これからビジネススキルを高めていきたいと考える若手ビジネスパーソンにもおすすめのフレームワークです。
そして、何よりも参考になるのは、著者が財を成すきっかけとなったコンテンツビジネスの要諦を示している点。
自分が働かなくても稼げるライセンス付与のビジネスモデルについて触れているので、ここはぜひ読んでおきたいところです。
コンテンツビジネスで稼ぎたい人には必読。これから起業する人、今後の投資のヒントが欲しい人にもおすすめの一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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EやSクワドラントの人々は、お金をメリルリンチなど他人に預けてしまっている。これでは、お金を自分のために働かせることはできない
現金と借金をうまく組み合わせることで、現金に対するリターンが大きくなる
中国人が銅やスズ、金、銀への投資にシフトしているのは、それらには本当の価値があるとわかっているからだ。アメリカがどんどんドルを刷っているからね。価値が目減りする米国ドルに見切りをつけ始めているんだ
私の特徴は、立ち上がったばかりのビジネス、つまり新規事業にたくさん投資していることだ。石油や太陽光発電の新興企業とかにね
お金の世界には、「90対10の法則」という法則があり、これは90%の人がお金を失って10%の人だけが儲けているということだ
いま、アメリカで起業家の増加が一番著しいのは、55歳から65歳の男性
人からモノを盗む方法は3通りある。ひとつは、今言ったように、法を犯すこと。もうひとつは、能力に欠けること、3つめは、怠けることだ。「違法」「無能」「怠惰」の3通りだ
起業家として重要なのは、まず良い「製品」を持つことだ
起業家として一番つらいことは何だろうか。それは、会社が成長してくると、その成長に追い付けない人が出てくることだ
投資対象を絞り込むこと
未来を予測する一つの方法は、「現在」を「過去」としてとらえてみることだ。この情報時代では、自分の考え方が時代遅れになっていることに気づかない人ほど危険きわまりないものはない
金持ち父さんが私に教えてくれたビジネスの最高の秘訣のひとつは、業績の良いときにはコストを節約し、業績の悪いときには支出を増やすことだった
バフェットの方程式は非常に優れている。彼は、「競争力のあるニッチ」を持っている小さな会社をさがすところから始める。コカコーラがそうだった
新しい代替エネルギーが出現すると、トリリネア(トリリオン=兆の単位の超大金持ち。ビリオネアのさらに上)が出てくるだろうね。文明生活にエネルギーは不可欠だからね
これからの起業家は、メディアを熟知していなければならない。最も優れた起業家とは、自分が携わっている業界の代弁者になれる人
金持ち父さんは、よくこう言っていた。「起業家は、3種類の人に売り込みをしなければならない。それは、投資家、従業員、そして顧客だ」彼はこうも言っていた。「この3人こそが、起業家の資金源となる」
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『お金がお金を生むしくみの作り方』青春出版社 ロバート・キヨサキ・著
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◆目次◆
序章 【日本の読者のための特別トーク】お金を働かせる人になろう
1章 今こそ、金持ちになる「最高の準備期間」だ
2章 あなたの「お金の才能」が開花するヒント
3章 金持ちになるための考え方を身につけよう
4章 お金の「勝者」が実践している人と情報の使い方
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