【仕事がはかどるオフィスの色とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837978010
本日の一冊は、長年、広告と看板の仕事に携わり、年間200社以上の広告、宣伝、店舗の内外装の指導をしてきた著者が、ビジネスにおける色の有用性を説いた一冊。
これまでにも色に関して書かれた本はいくつかありますが、本書は、売上に直結する配色を要求される現場の人間が書いているということもあり、ビジネスパーソンにとっては即効性の高い一冊です。
トンネルには、なぜオレンジ色のライトが使われるのか、青の犯罪抑止効果とは、会社のシンボルカラーでわかる不況に強い会社/好況に強い会社など、興味深いトピックが満載。
ちなみに、オレンジ色のライトを使うのは、人間の恐怖心をなくすためで、これでかなり渋滞が緩和されるのだとか。、
カンパニーカラーに関しては、エリエスはかろうじてセーフ。不況には、派手な色の会社が強いらしいので、ぜひチェックしておきたいところです。
肩肘張らずに読めてためになる、ビジネス雑学の本。
コスト削減に効く色の話、仕事効率を高める色の話なども載っているので、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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赤い光をあてると血圧が上昇し、呼吸数、心拍数、脈拍数、またたきの回数も増える
赤、オレンジ、黄は元気を出したいときに使い、ベージュ、青、緑のような色はリラックスしたいときに使う
照明灯を「赤」から「青」にすると、犯罪が減る
トンネルでの渋滞を防ぐ解決策として、オレンジ色のライトが導入された
赤系統の色は青系統の色に比べて、より遠くまで見える
事故が少ない安全な車は、白いボディーの車
同じ距離にあっても、白は前進して見え、黒は後退して見える
補色の関係にある色を上手に使うと、お互いを引き立て合う効果を引き出すことができる
同系色の濃淡の組み合わせによって、引き立たせることもできる
食欲をわかせる色は、黄色っぽい電球のような色
素材そのものの色で言えば、梅干の赤がもっとも食欲を湧かせる色です。赤でもいろいろな赤がありますが、ピンクに近い赤や「金赤」と言われる一般的な赤ではなく、黒が少し入っているような赤、まさに梅干の赤がベスト
じつは、色には重さがある
同じ甘味であっても、「黒あん」のほうが「白あん」よりも甘く感じられます
いったん景気が後退すると消費者の見る目は厳しくなります。品質よりもむしろ価格を重視するようになります。そうなると、派手な色をシンボルカラーに用いたチャレンジングな企業の商品が売れるようになり、相対的に黒いシンボルカラーの会社の株価は低下する
赤い壁の店ほど回転率が高い
◆記憶に残る色の条件
1.原色を使う
2.色の数は三色以内
3.白をバランスよく入れる
東京と大阪では「赤と黄の感じ方」が反対だった
人は、暗い所へ入ることに強い抵抗感を覚えます
人にお金を使ってもらうためには、ナチュラルカラーは禁物
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『人の心は「色」で動く』三笠書房 小山雅明・著
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◆目次◆
はじめに──たとえば、仕事ができる人ほど「赤を上手に使う」
1章 仕事ができる人ほど「色を上手に使う」
2章 「儲かる色」「損する色」どこが違う?
3章 ビジネスの成功・失敗は「色」で決まる!
4章 「脳」に効く色、「心」に効く色
5章 知っているようで知らない「色のすごい効果」
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