【バリ島在住の伝説の大富豪、成功哲学を語る】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845421534
本日の一冊は、大学院の博士課程に在籍中の著者が、バリ島の大富豪から教えてもらった成功哲学をまとめた一冊です。
『夢をかなえるゾウ』と『ユダヤ人大富豪の教え』を足して2で割ったような作品で、大富豪の言葉づかいに品がないことや異様に字が大きいのが気になりますが、内容的にはなかなか示唆に富む一冊です。
※参考:『夢をかなえるゾウ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4870318059/
※参考:『ユダヤ人大富豪の教え』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479300082/
じつは、土井はある知人から、100万部を超えた某ベストセラー自己啓発書に、実在のモデルがいるという話を聞きました。
その大富豪は、バリ島に在住の方で、金持ち筋では有名な方だと聞いていました。
今回本に登場する「兄貴」は、おそらくその方だと思います。
成功するためには、人がやらないことを徹底的にやる、結果を自分で采配できないものにはお金を使わない、儲からないものに時間を
使わない、土に埋まっているものを食う、不義理しないなど、ベーシックながら重要な教訓が満載。
自己啓発書初心者には、ちょうど手頃な一冊だと思います。
かなり好き嫌いが分かれる文体なので、一度チェックしてから購入することをおすすめします。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「あのなあ。成功したかったらな、人がやらんことを徹底的にやんねん。常識を否定することの中にビッグチャンスがある」
「結果を自分で采配できへんようなもんに金使うな」
「徹底的に儲かることに自分の7割の時間を振り込んだれ」
「あのなあ、おれはな、疑うことを怠ったことがないねん」
「自分がどう儲けるか考えるんじゃなくて、人をどうやったら儲けさすか徹底的に考えんねや」
「学んだことを、他のことに置き換えてみるねんて。徹底的に置き換えるねん。成功してる奴は置き換えまくってるで」
「中途半端に賢い奴は、計画ばっかりに時間使うやろ。形にこだわるんや。違うねん。中味が先やねんて。理屈こねる前に、やってみたら早いやん」
「『億劫』っちゅうのを自分から取り除け。そしてやりまくる。10個に1個の失敗は忘れられる。だから、とっとことっとこやんねん。挑戦するサイクルを徹底的に早めるねん。思いついた瞬間=行動してる、みたいな。そしたら気づいたら成功してるわ」
「あのなあ、外、出ているものよりもな、土に埋まっとるもの食うんや」
「上場企業=責任転嫁がうまくいきわたった会社」
「全てが自分の目の届く範囲にあるのが、理想的な会社や」
「親分が先陣切って戦わんようになってからや。歴代の武将が滅びたんは、城作りに精出すようになってからやで」
「自分で決めたもんは、死ぬまで続けなあかん。あのなあ、引っ越しばっかりしてるから、貧乏になるんや」
「過去を語れない奴に、未来を語る資格はない」
「一つ! イケてる奴は、世界が狭い。例えば、おれのこと知ってる奴と、よく遭遇するようになったら、おまえはイケてるってことや」
「友達多い=儲かる、やからな。そして、孤独=儲からない」
◆孤独になってしまう人の理由
「それはな、不義理やったんや。世話になった恩を返さん男や。ちょっとイケたら、もうイケたと思ってしまう奴。そういう奴が一番イケてない」
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『出稼げば大富豪』KKロングセラーズ クロイワ・ショウ・著
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◆目次◆
「一カ月弟子入りさせてください」「はよおいで」
バリ島到着
大事なのは気づくこっちゃ
洗濯機の中の地球
キウイとペンギン
株式投資なんか
モノとカチの分離
睡眠は完全に悪
3倍速くやる方法
儲かることって何なんですか
ほか
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