【高校生でも決算書が読める「お金のブロックパズル」とは?】
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本日の一冊は、「カンブリア宮殿」にも出演した人気コンサルタント、和仁達也さんが、「女子高生にもわかる」ように書いたお金の教科書。
お金の使い方や家計簿といったゆるいトピックから、スタバのコーヒー一杯に人件費がいくらかかっているのかといった知的好奇心を
くすぐるトピック、さらには入店後10分でお店の儲けを見抜く実践的な方法まで、お金のセンスを養う最低限の知識を、イラスト入りで紹介しています。
なかでも興味深いのは、会社経営を、ひと目でわかるように工夫した、「お金のブロックパズル」。
具体的には、1.売上高 2.変動費 3.人件費 4.利益 5.借金の残高といった項目をブロックパズルにして分析するのですが、
これがじつにわかりやすい。
どんなに決算書の勉強をしても身につかない、という人には、このやり方は重宝するはずです。
著者いわく、このやり方で新聞記事もまとめられるそうで、日経新聞をより深く理解するためのツールとしても使えそうです。
「お金のセンス」を身につけるために、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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自分が何を最優先させたいかを知っているからこそ、余計なお金をかけずに欲しいものを手にしているのです
生活に必要なものを手持ちのお金以外で買うことはしない
人が何にお金を使っているかを見ると、その人の価値観、優先順位が見えてきます
「自分が何に価値を置いているのか」を自覚していない人は、無計画に浪費して、あとで後悔したり、逆に無目的にお金を貯め込んで、周りから「ケチ」と言われたりする
「ケチ」は相手を喜ばすためにお金を使えないこと
実際の自分の”ありのまま”を書き込んでみるのが”お金と仲良くやっていく第一歩”です
まず手取り収入がいくらかをちゃんと把握すること
◆「お金のブロックパズル」に必要な5要素
1.売上高 2.変動費 3.人件費 4.利益 5.借金の残高
あなたが(スターバックスで)1杯300円のコーヒーを飲んだ場合、その1杯には、原材料と紙コップ代が87円かかっている
◆粗利率
小売業:20~40% 製造業40~60% サービス業70%
一般論として、労働分配率が50%程度なら景気がいい、収益性が高い会社だと考えられています
(お金のブロックパズルを使って)利益が5で借金残高が20なら、「あと4年で完済できる見込み」となります
◆スタバの「正社員1人あたり決算書」
売上高5303万円 商品原価1537万円 人件費1463万円 その他の経費1911万円 営業利益392万円 短期・長期の借入金166万円
自分のことだけ考えている人は、世の中のルールが変わった途端、ふりまわされてしまいます
◆将来性を見抜く質問
1.尊敬できる人はいますか? それはなぜですか?
2.どんなものに優先的にお金を使っていますか?
3.どんなことに優先的に時間を使っていますか?
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『世界一受けたいお金の授業』三笠書房 和仁達也・著
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◆目次◆
はじめに
一生使える”お金の超・常識”
面白いほど「経済」「お金」に強い人になれる!
1限目 お金持ちのお金の考え方・貧乏人のお金の考え方
2限目 会計を学ぶ前に、家計を学ぼう
3限目 会社の数字を読める人・読めない人
4限目 新聞から、10分で世の中の動きをつかめる
5限目 ランチタイム10分の会話で「人」を見抜く!
6限目 オーダー待ち10分で、「お店の儲け」を見抜く
おわりに
「お金」「経済」の流れがわかると、
「見えないもの」が見えてくる!~
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