【成功は8割心理で決まる?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894513277
最近は、ビジネス書ブームにより、多くの方が成功哲学やビジネスリーダーの考え方、ノウハウなどに触れるようになりました。
また、セミナーなども各所で行われており、本当であればビジネスマンの価値はもっと高まっていい。つまりその集合体である日本企業や日本経済全体も成長して然るべきです。
ただ、残念なことに、実際にはそうなっていません。むしろ日本経済は成長が止まり、企業もリストラの嵐、個人にも閉そく感が漂っています。
これは一体どうしてでしょうか? ベストセラー作家のノウハウにウソがあったのでしょうか?
本日ご紹介する本の著者 ――世界No.1コーチ、アンソニー・ロビンズの片腕として活躍したマイケル・ボルダックによると、どうやらノウハウは問題ではないようです。
マイケルによると、多くの人は「やり方」を知っていながら、「行動」ができないだけ。そして行動するためには、自分を動かす心理学を学ぶ必要があるのです。
では、その心理学を実践し、自らをやる気にするためにはどうしたらいいのか。本書にはまさにそのヒントが書かれています。
1時間のテレアポをやるのではなく、1分間のテレアポを60回やると思えば、やる気を持続できる(ダウンサイジング)。
どんなことが起ころうとも、自分を勇気づける意味付けをする。
こんなちょっとした考え方のヒントが書かれており、読者の行動力を高めてくれます。
いい思考習慣、行動習慣を身につけるために、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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多くの人が成功しない理由、それは私たちが大きなウソを教えられてきたからなのです。それは、「情報は力だ」というウソです
情報や知識だけでは、パワーになりません。パワーを生み出す唯一のものは「行動」だけです
人生を変える唯一の方法は、自分の基準を上げることであり、そのための原動力が痛みなのです
◆6つの感情的ニーズ
1.確実感 2.不確実感 3.重要感 4.つながりと愛 5.成長 6.貢献
アインシュタインは、「理想の異性と1日過ごしたら、その時間は一瞬のように感じるだろう」「しかし、火の中に手を入れたら、たとえ1分でも永遠に感じるだろう」と言いました。つまり、時間も感情なのです
人は5万ドル稼ごうとするよりも、その2倍の10万ドル稼ごうとするほうが、5倍も行動する
人というのは、自分自身のためよりも、他の人のためのほうが、より高いモチベーションを持つことができる
人は「なぜ私は落ち込んだのだろう?」と言いますが、違います。落ち込むことを「行っている」のです
たとえば、1時間セールスの電話をかけるようなときは、心理的につらいかもしれません。「1時間も電話をするのは嫌だな」と、感情的な痛みが出てきてしまうかもしれません。そこで、ダウンサイジングの力を使います。1時間電話をかけるというのを、1分間に変える
私たちの人生の質は、私たちが自分自身にしている質問の質なのです
人生を効果的に生きるためには、どんなことが起ころうとも、自分を勇気づける意味付けをするのです
人が成功するためには、2つのことが必要です。それは、正しい信念を持つこと、そして、正しい方法で行動することです
変われる人と変われない人の違いは何かというと、変わらなかったときの将来の痛みと、変われたときの将来の喜びを、今しっかり感じることができるかどうか
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『1063人の収入を60日で41%アップさせた目標達成する技術』フォレスト出版 マイケル・ボルダック・著
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◆目次◆
まえがき
第1章 人生の成功の80パーセントは心理面にかかっている!
第2章 あなたの感情をマスターしよう!
第3章 一瞬で人生を変える!「質問」と「フォーカス」の力
第4章 あなたの可能性を最大限に引き出す!
第5章 状態をコントロールする!
訳者あとがき
謝辞
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