2008年12月15日

『成功ハックス』大橋悦夫・著

【成功習慣はITツールで身につける】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413036956

本日の一冊は、ベストセラー『スピードハックス』の著者、大橋悦夫さんが書いた、成功習慣を身につけるための本。

※参考:『スピードハックス』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534041837/

最初は、現実的かつITを駆使した仕事術で知られる著者が「なぜ自己啓発書?」といぶかしがっていたのですが、読み始めてみたら、やはり著者らしい、便利ツール満載の、実践的なノウハウ書でした。

なかでも注目なのは、弱い心に打ち克つ、いや弱い心のままでも成功習慣が身につく、各種ツールを紹介している点。

やるべきことリストをデスクトップ上に表示してくれるStickies、メールの定型フレーズをショートカットで呼び出せるToClip、日々の習慣をGoogleカレンダーに記入し、携帯電話にも通知メールを送る方法…。

便利なツールがいくつも紹介されており、それぞれの手続き情報も丁寧にカバーされています。

ネットに詳しい人たちが使っている便利なツールを、一般の人にもわかりやすく伝えた、という意味で価値のある書籍だと思います。

良い習慣を継続できない、ついつい仕事を後回しにしてしまう、メールの返事が滞りがち、という方に、ぜひおすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆成功するための2つのルール
1.自分にとって楽に実践可能な方法を採用する
2.効果が出るまで楽しく継続する

◆成功本を読むときに念頭に置きたい3つの質問
1.その方法は自分にもできそうか?
2.いつからそれを始めるか?
3.どうすれば最後まで続けられるか?

◆目標設定に必要な3つの条件
1.あなたが、やらずにいられないこと
2.あなたが、やらずに死んだら後悔すること
3.あなたが、心からやりたいと願っていること

「やりたくないこと」を明確化することによって、本当にやりたい
ことが見つかる(『非常識な成功法則』より)

達成できたことというのは例外なく望んだことであり、達成できていないことは望んでいないことか、望んでいたとしても達成できないほうが良いことか、少なくともその時点では達成できずにいたほうが良いこと

おもしろい本はあえて中断して情報の吸収力を高める

本を読むのはあなた自身が成功するためということもありますが、それ以上に、あなたの周りにいる人たちに成功してもらうためでもあります

Stickiesを使って、普段使っているパソコンの画面の一角を「やるべきこと」で占拠します

あらかじめメールの返信のための時間をスケジュールに入れておく

1.文頭の挨拶と結びの言葉を書いた「本文抜き」のメールを、リマインダーにセットしておく
2.交流会の帰り道に「これは」と思えた人の発した言葉や、こちらからその人に伝えたいことを携帯メールから自分のパソコンのアドレスにメールしておく

時間に「利用限度額」を設定する

「1日おきに腹筋をする」と決めたなら、それが確実に行えるように準備をします。そのためには、腹筋をすべき時間になったら、そのことを思い出す必要があります。具体的には、携帯電話に「腹筋!」という件名の通知メールが届くようにすることです

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『成功ハックス』青春出版社 大橋悦夫・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413036956
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◆目次◆

はじめに
序 章 成功のエンジンに点火しよう
第1章 目標ハックス
第2章 行動ハックス
第3章 継続ハックス
おわりに
引用・参考文献

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