【成功習慣はITツールで身につける】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413036956
本日の一冊は、ベストセラー『スピードハックス』の著者、大橋悦夫さんが書いた、成功習慣を身につけるための本。
※参考:『スピードハックス』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534041837/
最初は、現実的かつITを駆使した仕事術で知られる著者が「なぜ自己啓発書?」といぶかしがっていたのですが、読み始めてみたら、やはり著者らしい、便利ツール満載の、実践的なノウハウ書でした。
なかでも注目なのは、弱い心に打ち克つ、いや弱い心のままでも成功習慣が身につく、各種ツールを紹介している点。
やるべきことリストをデスクトップ上に表示してくれるStickies、メールの定型フレーズをショートカットで呼び出せるToClip、日々の習慣をGoogleカレンダーに記入し、携帯電話にも通知メールを送る方法…。
便利なツールがいくつも紹介されており、それぞれの手続き情報も丁寧にカバーされています。
ネットに詳しい人たちが使っている便利なツールを、一般の人にもわかりやすく伝えた、という意味で価値のある書籍だと思います。
良い習慣を継続できない、ついつい仕事を後回しにしてしまう、メールの返事が滞りがち、という方に、ぜひおすすめしたい一冊です。
————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————
◆成功するための2つのルール
1.自分にとって楽に実践可能な方法を採用する
2.効果が出るまで楽しく継続する
◆成功本を読むときに念頭に置きたい3つの質問
1.その方法は自分にもできそうか?
2.いつからそれを始めるか?
3.どうすれば最後まで続けられるか?
◆目標設定に必要な3つの条件
1.あなたが、やらずにいられないこと
2.あなたが、やらずに死んだら後悔すること
3.あなたが、心からやりたいと願っていること
「やりたくないこと」を明確化することによって、本当にやりたい
ことが見つかる(『非常識な成功法則』より)
達成できたことというのは例外なく望んだことであり、達成できていないことは望んでいないことか、望んでいたとしても達成できないほうが良いことか、少なくともその時点では達成できずにいたほうが良いこと
おもしろい本はあえて中断して情報の吸収力を高める
本を読むのはあなた自身が成功するためということもありますが、それ以上に、あなたの周りにいる人たちに成功してもらうためでもあります
Stickiesを使って、普段使っているパソコンの画面の一角を「やるべきこと」で占拠します
あらかじめメールの返信のための時間をスケジュールに入れておく
1.文頭の挨拶と結びの言葉を書いた「本文抜き」のメールを、リマインダーにセットしておく
2.交流会の帰り道に「これは」と思えた人の発した言葉や、こちらからその人に伝えたいことを携帯メールから自分のパソコンのアドレスにメールしておく
時間に「利用限度額」を設定する
「1日おきに腹筋をする」と決めたなら、それが確実に行えるように準備をします。そのためには、腹筋をすべき時間になったら、そのことを思い出す必要があります。具体的には、携帯電話に「腹筋!」という件名の通知メールが届くようにすることです
————————————————
『成功ハックス』青春出版社 大橋悦夫・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413036956
————————————————
◆目次◆
はじめに
序 章 成功のエンジンに点火しよう
第1章 目標ハックス
第2章 行動ハックス
第3章 継続ハックス
おわりに
引用・参考文献
この書評に関連度が高い書評
同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)
お知らせはまだありません。