【葉加瀬太郎、中田英寿さえも人脈?のすごい技術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756912443
本日の一冊は、有名スポーツ誌「Number」の編集を経てビジネスプロデューサーとして独立した著者が、その人脈術を公開した一冊。
地元・京都でサントリー伊右衛門のカフェ「IYEMON SALON KYOTO」や「京和傘 日吉屋のKOTORIライト」などを手掛け、葉加瀬太郎、中田英寿さえも人脈に持つというその驚異の人脈術を、惜しげもなく公開した、注目の内容です。
ブログで数千人の人脈を持つ千葉智之さんの『出逢いの大学』や、坂田篤史さんの『28歳までに他社からスカウトされる人脈術』など、人脈本はこれまでにもたくさん出ていますが、土井が見る限り、この島田昭彦さんは、人脈の質が群を抜いています。
※参考:『出逢いの大学』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492042997/
※参考:『28歳までに他社からスカウトされる人脈術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478005451/
実際、土井も著者と何度か食事をご一緒したことがありますが、アプローチがじつにうまい。
本書には、その島田さんの人心掌握メソッドが、余すところなく書かれています。
多くの人が気づいていない、意外な人脈構築スポット、参加すべきセミナーとそうでないセミナー、自己紹介や他者紹介のポイントなど、じつに細かく書かれています。
とはいえ、本書が究極的に訴えていることは、人を大切にし、さらに関係を継続するための心構え。
人間としてのあり方を追求することが、結局はビジネスでも成功につながることを、改めて認識しました。
「人脈がない」と嘆く前に、ぜひ読んで欲しい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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島田流人脈三つのキーワードは、好奇心、フットワーク、現場一〇〇回
人は人によって成長する
会社から独立した時に、まず仕事を与えてくれる、仕事を紹介してくれるのは、これまでの会社の人よりも外の世界の人
身の丈に合った人と、身の丈に合った人脈を作っていくこと
目的のないテーマ性の薄い異業種交流会に出るよりは、逆に明確な意図を持った勉強会に参加することをオススメします
人脈を広げる場で、効果的な場所があります。それは友人の家で行われる鍋パーティやホームパーティ
母校のOB会は積極的に参加する
人脈を作るうえで大切なのは、お互いの文化を理解するということ
ひとりの人に嫌われても、二人の新しい出逢いを作ればいい
フランスの高級靴メーカーの、ベルルッティのデザイナー、オルガさんの言葉が印象的で、「まず、靴を磨きなさい、そして自分を磨きなさい」。まさに感性を磨くことが、自身の人脈を磨くことにも、繋がるのです
こんな時代だからこそ、自分と、そして他人、総じて人間に投資する
話す内容は、相手が持っていなくて、あなたが持っている情報を
人前で自己アピールするにはまず、自分自身のプロフィールの原稿を作っておくこと
いきなり中心人物に挨拶にいくのではなく、まずは会の運営者や中心人物に関連がありそうな人を場の雰囲気を観察しながら見つけ出し、名刺交換をして、挨拶をして、その上で、「(中心人物の)Aさんをご紹介頂けますでしょうか……」という、段階を踏むこと
出逢いから二回目のアポというのは、極力一週間以内に
新しい縁をどんどん作るよりも、これまで出逢った人をもう一度、思い出して連絡を取ってみると、新しい発見があったりします
人を紹介して欲しいとお願いする場合、最低でも五回以上は、逢ってからお願いしましょう
さまざまなプロフェッショナルチームを、いざという時に召集できる。これが、ビジネスマンの力量を決める
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『一流の人脈術』明日香出版社 島田昭彦・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756912443
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◆目次◆
第1章 人脈を築く12の心構え
第2章 出逢いをドラマに変える12の戦略
第3章 また逢いたいと思ってもらえる8つの仕掛け
第4章 人脈をネットワーク化する11の戦術
第5章 コラボレーションを生み出す6つの応用
第6章 特別対談(藤巻幸夫氏)
おわりに
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