【あの福島正伸氏の感動物語に続編登場!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877712372
本日の一冊は、多くのビジネスマンを感動の渦に巻き込んだ福島正伸さんのベストセラー『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』の続編です。
※参考:『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877712313/
ベストセラーの続編で、しかも今度は「5つの物語」…。
何ともベタな本だなあと思っていたら、何と福島さんの講演CDが付いていました!
これだけでも「買い」なのですが、さっそく中身を読んでみると、今回もやられてしまいました。
乗馬クラブの廃止に伴い、処分されることとなった馬を引き取り、パレードや定期運行馬車の夢を実現してしまった女性の話、ラーメン店を経営していた「日本一のパパ」を支えた妻の話、クライアントからの苦情で打ちひしがれたチームを救った山口部長の話、毎日のように店に苦情を言う住民のために、スタッフ総出で神輿担ぎをした話…。
「5つの物語」はいずれも仕事の本質、人生の本質、人間関係の本質を語った優れたお話で、思わず感動してしまいます。
現在は、メディアの影響で、華々しい成功だけがもてはやされる時代ですが、それによって夢は広がったのではなく、むしろしぼんでしまった。
冒頭で著者が語ったように、「いつの間に、私はそれらを夢にできなくなってしまったのだろう」という状況が生じているわけです。
「子どもたちは、笑顔で生きている大人を見ると、その大人がやっていることを夢にする」
だからこそ、「一隅を照らす」という言葉が意味を持ってくるのです。
人々を励まし、社会を良くするのは、一人の成功者ではない。自分の持ち場を理解し、そこで「一隅を照らす」人なのです。
仕事の尊さ、美しさを再認識するために、ぜひ読みたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「子どもたちは、笑顔で生きている大人を見ると、その大人がやっていることを夢にするんですよ」(ある先生の言葉)
「晴海ちゃん、大きくなったら、何になりたい?」
「晴海ちゃんは、夢があるの。大きくなったらね、ママみたいにお皿を洗ったり、お風呂をゴシゴシしたり、掃除機をブーンってやる人になりたい!」
「…………」
お母さんは、涙があふれ、嗚咽してしまったそうです。
夢は実現できるかどうかを考えるものではなく、実現したいかどうかを決めるものです。そして、「やる」と決めたら、あとはどうしたらできるかを考え続ければいいのです。その考える時間が長いほど、真剣であるほど、今までにない新しい実現方法が見つかります
「日本一のパパ」の話
実は、この話の陰には、妻、幸子さんの見えない支援があったのです。仕事の面では直接何も手伝うことのできない幸子さんは、心の中でいつも彼を励まし続けていました。帰りの遅い父親がいない家の中で、毎日子どもに語りかけていたのです。
”あなたのパパは、日本一のパパよ”
限界を作ることができるのは、自分だけです。夢をあきらめることができるのも、自分だけです。自分があきらめない限り、夢が私たちをあきらめることはありません
人は、一人では弱い生き物です。でも、本当に信頼できる仲間がまわりにいれば、どんな苦しみでも耐え抜いていくことができます
わかってくれない人はいない。わかってくれる前に、努力をやめてしまう人がいるだけなんだ
まわりの人々は、夢の種をまいてくれる人を待っているのです。そして、夢の花が咲いたとき、その感動を体験した人々が、みんな一緒になって、夢の種をまきはじめるようになります
”あきらめない理由”がある夢は、必ず実現することができます
予測することも大切ですが、もっと大切なことは創造すること、道を切り開くことです。それは、「今できることからやる」ことにほかなりません
もし、まわりの人が自分を応援してくれないとすれば、自分がまわりの人を信頼し、応援してこなかったからです
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『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』福島正伸・著
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◆目次◆
まえがき
仕事が夢と感動であふれる5つの物語
【第一話】馬車のパレード
【第二話】日本一のパパ
【第三話】今日の言葉
【第四話】はじめての神輿担ぎ
【第五話】菜の花鉄道
人生を変える「夢の力」
小さな夢にも人生を変える力がある
夢の見つけ方
夢のかなえ方
夢はみんなでかなえるもの
夢を持つと変わる、7つのこと
あとがき
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