2008年10月30日

『リーダーになる人のたった1つの習慣』福島正伸・著

【リーダー必読の感動ストーリー】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806131113

本日の一冊は、全国各地で起業家スクールの講師を務め、これまでに数千人の起業家・経営者を育成してきた著者が、リーダーに必要な「たった1つの習慣」を、ストーリーを通じて伝えた一冊。

起業を考えていた武田、五十嵐、間宮の3人が、赤字のカラオケ店を1年以内に黒字化するというミッションを与えられ、リーダーシップの問題に突き当たる、というストーリーです。

一流大学を出た高圧的な武田、アイデア豊富でスタッフと良好な関係を築いた五十嵐、人を大切にするものの、なかなかスタッフの心を開けない間宮…。

個性の違う3人が突き当たったリーダーシップの壁とは何なのか。彼らはそれをどうやって乗り越えたのか。

名講演家の著者らしい感動のストーリー、それも実話をもとにしたストーリーということで、じつに読み応えがあります。

リーダーシップの問題とは、結局リーダー本人の問題に他ならないわけですが、本書には、その問題を解決するための考え方と、今すぐ自分が変わるための行動指針が示されています。

先日紹介した『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』同様、感動の一冊。

※参考:『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877712372/

福島さんのファンはもちろん、そうでない人もぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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成功者から学ぶべきことはうまくいかないことをなぜあきらめなかったのかということである

すべては自分から始まる

上司は、まず、自分から動く
部下が動かなくても、自分から動く

スタッフが楽をしようとするのは、仕事の楽しさを教えてもらってこなかっただけなのかもしれないね。きっと今までの店長も、仕事を面倒なことだと思っていたのかもしれない

上司が持っている権限とは、部下よりも先に困難に挑むことができる、という権限だ

人は、権限で動くことはない。もし動いているようなら、動いているふりをしているだけだ。見てなきゃサボるね

部下はね、上司が困難に立ち向かう姿に共感するものだ。つまり、君が、夢に向かって、困難を楽しむことだよ!

感謝する成功者はいるが他人のせいにする成功者はいない

君は今、試されている。だからそんなときこそ、君自身をまず信じなさい

人を動かすのは恐怖、人を育てるのは尊敬

人材は選ぶものではなくて、信じて育てるもの

人を育てるというのはね、人をやる気にさせることだ

一生付きあう覚悟ができているかどうかだよ!

効率を考える前に、気をつけておいた方がいいことがある。それはね、効率よりも価値を優先することだ

人を変えたければ、その人を感動させればいい

悩んでいる時間が長いほど、抜け出たところには、強い信念が待っている

本当の戦略とは、みんなが勝つ戦略である

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『リーダーになる人のたった1つの習慣』福島正伸・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806131113
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◆目次◆

まえがき
仕事が夢と感動であふれる5つの物語
【第一話】馬車のパレード
【第二話】日本一のパパ
【第三話】今日の言葉
【第四話】はじめての神輿担ぎ
【第五話】菜の花鉄道
人生を変える「夢の力」
小さな夢にも人生を変える力がある
夢の見つけ方
夢のかなえ方
夢はみんなでかなえるもの
夢を持つと変わる、7つのこと
あとがき

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