【8年前の本が大ブレイク?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413017986
本日の一冊は、プロゴルファー、プロ野球選手をはじめ、数多くのクライアントの才能を引き出してきたというメンタルトレーナーが、逆境に強くなる方法を指南した一冊。
8年前に出され、売れ行きの芳しくなかった本が、時代のせいもあってか、ここに来てベストセラーになっているという珍しい一冊です。
著者によると、「誰にだって弱みはある」。「いわゆる『強い人間』
というのは、自分の弱さをきちんと認めている人のこと」で、本書
でもその弱さや過去の失敗を認め、本物の自信を養う方法が説かれ
ています。
単なる心構えにとどまらず、「自分のリズムに徹する」「たまには
自分を笑ってみる」「見たくないと思っている自分を、すべて目の
前に出してみる」など、具体的な解決策が満載で、今すぐ試せるの
がポイントです。
個人的には、「心は『休ませる』ことではなく、『生き生き働かせ
る』ことで、元気を取り戻す」という部分が参考になりました。
ほかにも、他人とのコミュニケーションの秘訣やメンタルを健全に
保つためのヒントが満載。
高い目標に押しつぶされそうになる、人間関係に自信が持てない、
臨機応変な対応が苦手、他人に否定されるのが恐いという人は、ぜ
ひ読んでみてください。
きっと揺るぎない自信を手に入れられることと思います。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「プレッシャーに勝つ」人というのは、プレッシャーをどう利用し
ようかと考える。「プレッシャーに潰される」人は、プレッシャー
からどう逃げようかと考える
実は自分自身の中に「失敗」はありません。失敗というのは他人の
目があるときに初めて出てくる言葉です
「俺が、俺が」というのだけでは人間関係においては問題があるか
ら、周りを判断する目を持っていなくてはいけないのですが、自分
の力を発揮する、ということを考えると、自分のリズムに徹するの
が一番早い
マニュアルばかり叩きこまれると、マニュアルにない事態を「工夫
して切り抜ける」体験ができません
自分を笑える人間は、強い
嫌なことは忘れるのではなく、むしろきちんと事実を認め、失敗し
た自分を否定しない。そのことで初めて、「失敗を生かす」ことが
できるのです
大切なことは「どちらが勝つか」ではなく、「あなたがやりたいこ
とが実現できるか」です
「すべての人に好きになってもらう」のは不可能
目標が明確なのはいいことですが、目標ばかりにとらわれすぎると、
「できなかったらどうしよう」と不安ばかりがつのります(中略)
まず目標を頭にしっかりインプットしたら、次に大切なのは、「今、
自分は何をするか」です
見たくないと思っている自分を、すべて目の前に出してみるのです。
見たくない部分を否定したり、そこから逃げようとするから、何も
変わらない
本当に強い人間は、自分の弱さを知っている。そして弱さを認めて
いる。それがまさに「自信」というものなのです
仕事の効率を上げるには、「実はやりたくない自分」を否定しない
誰かを説得するときのポイントは、相手の潜在意識に訴えることと、
相手の論理を使うこと。それが基本です
心は「休ませる」ことではなく、「生き生き働かせる」ことで、元
気を取り戻すのです。たとえば何かに感動したとか、いい出会いが
あったとか、そういうことです
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『「打たれ強さ」の秘密』岡本正善・著
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◆目次◆
はじめに
序「弱い自分」であなたはこんなに損をしている!
1.打たれ強い人と弱い人はここが違う
2.しばられていた心を今、解き放とう
3.タフで動じない心になる「メンタル・トレーニング」
4.真の強さをいかに持ち続けるか―逆境を生き抜く自分になるヒント
あとがき
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