2007年12月15日

『レバレッジ人脈術』

【「なぜか人の輪が広がる人」の秘密】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478002754

本日の一冊は、累計40万部を突破した「レバレッジ・シリーズ」最新作。

もともとは読書術から始まったシリーズですが、今回の新刊は、最小の労力で大きなのリターンを狙う「人脈術」について書いています。

著者いわく、「人脈に勝るパーソナルキャピタルはない」ということですが、確かにこれには賛成です。

というのは、情報もお金もチャンスも、基本的には人が運んでくるものだからです。

では、この人脈を築くには具体的にどうすればいいのか。本書には、まさにその秘訣が書かれています。

人脈づくりにはコントリビューション(貢献)が欠かせないという、
意外に知られていない原理原則、一緒に成長していったほうが得ら
れるものが大きいという経験則、プロフィールが人脈づくりに関係
しているという話など、じつに本質を突いた議論が展開されています。

まだ成果を出せていない人でも簡単に人に貢献して感謝される方法、
パーティ参加の可否を決める基準など、内容はかなり実践的で、た
めになります。

これから積極的に人脈を築きたい人は、ぜひ読んでみてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

肝心なのは、誰を知っているかではなく、誰に知られているか

会社依存の現在人脈は、会社ブランドがあればできていたのですが、
「個人サバイバルの時代」、これからの人生に関係のある「未来人
脈」は、個人ブランドがなければ作ることはできません

人に会うときは、まず「この人に対して自分はどんな貢献ができる
か」を考える

アーリーステージのころに出会い、一緒に成長していったほうが、
お互いに得られるものはずっと大きくなるはず

相手はそれぞれに限られた時間を過ごし、努力の上で貴重な情報や
人脈を構築しています。これら貴重な財産を絶対的に尊重する必要
があります

重要なのは、「紹介してください」と人に頼むのではなく、まず
「紹介してあげたい」と人に思われるような関係をつくることです。
あるいは自分のプロフィールなりアイデアなり企画なりをまとめる
ほうが先です

◆コントリビューション・4つのレベル
1.情報:広く一般に出ている有益な情報を提供する
2.プレゼント
3.ノウハウ・アドバイス
4.コネクト

◆「会いたいと思われる人」になるための条件
1.インプット 2.魅力的なプロフィール 3.情報発信

◆情報提供のルール
1.自分自身が常に情報収集を怠らないこと
2.自分の得意分野から提供すること
3.提供する相手は慎重に選ぶこと

◆著者が会やパーティに参加するときの判断基準
1.会の目的がはっきりしている
2.参加者がフォーカスされている
3.自分が参加することでコントリビューションできる

————————————————
『レバレッジ人脈術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478002754
————————————————

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ Prologue 人脈づくりこそ最強の投資
┃ Leverage1 レバレッジ人脈とは何か
┃ Leverage2 会いたい人に接触する「アプローチ」の方法
┃ Leverage3 うまくコミュニケーションをとる方法
┃ Leverage4 人脈を継続させるには
┃ Leverage5 「レバレッジ・ネットワーク」構築でお互いに成長する
┃ あとがきにかえて──コントリビューション自体が「喜び」だ
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

この書評に関連度が高い書評

同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)

NEWS

RSS

お知らせはまだありません。

過去のアーカイブ

カレンダー