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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794216335
本日の一冊は、ベストセラー作家であり、現在、明治大学文学部教授として数多くの生徒の指導にあたる著者が、人生において必要な「加速力」を論じた一冊。
著者によると、「成功している人というのは、やはり他人とは違う努力をしている」ものであり、とくに必要な時にメリハリをつけて
「加速」する点が優れているのだそうです。
では、その「加速力」を自分のものにするために、どのように行動
すればいいのでしょうか。本書はまさにその点について述べられて
います。
「元気な人には人が集まり、元気がなくなった人や運気の落ちた人
から人は離れていく」といった人生の原則が学べることも魅力です
が、「ポジションに似合わないという感じを他の人に与える」「こ
こぞという時には、タダでも働く」など、仕事人としての心構えが
具体的に書かれているところが本書の最大の魅力です。
『「伝説の社員」になれ!』の発行元である草思社が出しているか
らでしょうか、土井が若いビジネスパーソンに伝えきれなかった内
容が、きちんとフォローされています。
※参考:『「伝説の社員」になれ!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794215851/
若いビジネスパーソンがキャリアの上昇気流に乗るために、ぜひ読
んでおきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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重要なポイントは過程にある。そこでいかに快感を覚えられるかが、
人生においての成功になる。その部分で、自分は伸びていると感じ
られること、あるいはそういう時間を持つこと自体が、人生におけ
るゴールデンタイム
ポジションが上がらなければ責任ある仕事ができず、したがって仕
事を覚えることもできない。逆にいえば、仕事を覚えるにはどんど
ん人に引き上げてもらわなければならないということだ。そのため
に、「自分は加速しているんだ」ということを他の人にわかっても
らう必要がある
ポジションに似合わないという感じを他の人に与えること自体が、
その人の魅力になるということだ。周囲の人が、そこに置いておく
のは惜しい、そこで働かせるのは惜しいという気持ちになれば、抜
擢ということも起こり得る
一般的に、力(パワー)を増すことは重要といわれる。しかし、そ
れより身を軽くすること、あるいは力の邪魔をする抵抗を減らして
いくことも、加速度を増すという観点では大事なことである
八割まで到達する時間と、八割を十割にする時間はほぼ同じぐらい
である。残りは二割なのに、二倍の時間がかかってしまうわけだ。
そんな時間があるならもう一つ別の仕事を八割方仕上げたほうがいい
ここぞという時には、タダでも働く覚悟を決めろ
その仕事で生きていきたいなら「来た仕事は断るな」
加速を印象づけるには、相手を驚かせなければならない
言葉で断言することで、自分自身の気持ちに区切りをつける。そう
すれば言葉は力を運んでくれる
単調さに負けそうになったとき、いかに瞑想状態をつくりだし、気
持ちよく仕事をするかが大事
記録づけが「やりたい」気持ちを引き出す
古今東西の歴史の中で、未来永劫にわたって残るものを書こうとし
た野心家は、おそらく無数にいるだろう。だがその多くは、名を残
すことなく消えている。一方で、目の前の一人の人間に対して全力
を尽くした孔子の言葉は残されたのである
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『「加速力」で成功をつかめ!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794216335
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┃▼目次▼
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┃ はじめに 「加速の快感」が成功を引き寄せる
┃ 第1章 加速力が人生に「メリハリ」をあたえる
┃ 第2章 加速力をあやつる「コツ」がある
┃ 第3章 「人間関係」が加速力のテコになる
┃ 第4章 「集中」でその仕事はもっと加速できる
┃ 第5章 「逆境」こそ加速力の最大のエネルギー源
┃ 第6章 「環境」をつくれば加速力はアップする
┃ あとがき
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