2007年8月6日

『覚悟力』

【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569693490

もう既にほとんどの方にお読みいただいたかと思いますが、土井は自著『「伝説の社員」になれ!』のなかで、「入社した瞬間、自分で自分をクビにする」「人のために働くと「大バケ」できる」などといった考え方を紹介させていただきました。

※参考:『「伝説の社員」になれ!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794215851

この意図は、テクニックなどよりずっと大切な「覚悟」をするため。

なぜなら、覚悟さえあれば、仮にうまく行かなくても、違う方法を
試すことができる。逆にテクニックだけであれば、そのテクニック
を使ってうまく行かないときには途中でやめてしまうからです。

この考え方をさらに展開した本が、本日紹介する『覚悟力』です。

経営コンサルタントとして経営者を支援してきた経験をもとに、現
在、社会人向けの塾を開催している著者が、「なぜか結果を出す人
の生き方」を指南した一冊です。

個人がどうやって成果を出すか、という話に始まり、上司として部
下をどうマネジメントするべきかという話、さらにはどう生きるか
という話まで、示唆に富んだ話が満載の一冊です。

ぜひ、読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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いい仕事をしている人は、間違いなく「いい覚悟」を持っています

※「覚悟」とは:
「結果を心配する心」を離れて、「自分の信念に基づいて行動する力」

私たちは、「うまくいかない」ことによって、多くのことに気づく
ことができます。「気づく」ことによって、自己を改善していけるのです

大事なことは、「仕事はおもしろい」と思えるまで、がんばってみ
ること(中略)何度山に登っても、疲れたところで下山していては、
登山の楽しみ、登頂の感動は味わえない

人は、「強み」でこそ貢献できる

「考える力」の基礎になるのは、「問う」こと

「私は、この仕事を通して世の中に貢献している」という気持ちが
ないと、いい仕事はできません

ほんとうの自信は、実は、この「自分との約束を守る」という覚悟
から生まれるのです

批判に耐えることができない人には、「集中戦略」はとれない

「優先順位」が違っているときは、上司は決して部下の提案を受け入れない

問題解決の秘訣は、「何が問題か」をつかむことです。問題の「核
心」をつかむことが大事なのです。そのためには、現象に振り回さ
れそうになる自分を、一度離れることが必要なのです

全部勝たないと気が済まないようでは、リーダーは務まらない

上司がミスをしないということは、部下が従うための条件ではあり
ません。部下がもっとも従うのは、その言動に「一貫性」のある上
司です。失敗を隠す上司より、失敗から逃げない上司の方が魅力が
あるのです

人生の二大失敗要因は、「焦り」と「慢心」だと言われます。
「焦り」とは、うまくいかないときの失敗要因であり、
「慢心」とは、うまくいったときの失敗要因です。

◆柳生家の家訓
「小才は縁に出逢って縁に気づかず、中才は縁に気づいて縁をいか
さず、大才は袖すり合った縁をも生かす」

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『覚悟力』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569693490
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┃▼目次▼
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┃ まえがき
┃ 序 章 「覚悟」を決める
┃ 第1章 「仕事をする」覚悟
┃ 第2章 「リーダーになる」覚悟
┃ 第3章 「失敗に学ぶ」覚悟
┃ 第4章 「自分の人生を生きる」覚悟
┃ あとがき
┃  
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