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本日の一冊は、1956年に刊行された、ジョセフ・マーフィー博士の原点とも言える書です。

現在出されている数多くの自己啓発書に影響を与えたマーフィー博士ですが、存命中は、神学・哲学・法学・薬理学の博士号を持ち、教育家・講演家・教会の牧師としても活躍しました。

そもそも潜在意識というものがあるのかないのか、土井にはわかりませんが、「思い」が人生を創る、という著者の主張には納得です。

先日、深川の富岡八幡宮を訪れた際、おみくじにこう書かれていました。

「先ずはことばを改めること。己の用いることば一つにも、汚れし意味や思いを表す、卑しきことばはあらざるか」

言うまでもなく、言葉にはその人の思想が出ます。そして本人も気がつかないうちに、人を傷つけたり、問題を起こしたりするのです。

このメルマガを読んでいる方のなかにも、言葉の表現に携わる方は少なくないと思いますが、その言葉にどれだけの人が共感してくれるかは、表現者の「思い」にかかっているのです。

だからこそ、本書を読んで自分の「思い」に目を向けることはじつに有益なことではないかと思うのです。

「大地を熟させるには、あなた自身が深く熟していかなければなりません」

これは、あらゆる仕事や表現に共通する名言ではないでしょうか。

古典にありがちな薄い本なので、あっさり読めてしまうと思います。
自らの「思い」と向き合いたい方に、おすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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幸せは追い求めるものではありません。苦難の末につかみ取るもの
でもありません。自分が真から求める生き方、思う人生のあり方を、
心の奥底の潜在意識に届くように強く願う。それだけで、人は誰で
も必ず幸せになれます

いまの人生を幸せだと感じ、日々に満足していると言い切る人は、
その後もさらに幸せで、心満ちた人生を送ります。しかし、いまの
人生を不幸せだ、不満だと答える人、幸せになれる確信をもつこと
ができない人は、その後もさらに不幸に見舞われ、成功からはます
ます遠ざかってしまいます

人は誰も、自分が願い、思ったとおりの人生を生きています

種子は「原因」であり、実りは「結果」です。同じように、思いは
「原因」であり、現実の人生は「結果」です

大地を熟させるには、あなた自身が深く熟していかなければなりま
せん。豊かに成熟した人間性の持主になれば、そこに一粒の麦が落
ちただけでも、やがてあたり一面を黄金色に染める豊穣の実りがも
たらされます

現状に恐れ、不安、あきらめを抱いているならば、その思いを押し
殺して、「私は繁栄できます」と言ったところで、潜在意識を動か
すことはできません。この場合、潜在意識に伝えられるのは、恐れ、
不安、あきらめです。その結果、あなたの人生には、欠落や欠乏、
遅延や限界など、繁栄や富裕感とは正反対の結果が導き出されてし
まうのです

自分の仕事が嫌いだという人で、
成功した人を見たことがありません。
富やお金も同じです。
豊かになりたいなら、お金の悪口を言わないことです。

依存症はあなたから友人を奪い、仕事仲間を奪い、恋人を奪い、し
まいには家族からも見捨てられてしまいます

妻や夫を、自分の思うように
変えようとすることは、間違っています。
人は誰でも、自分自身で自分を変えようと
思わないかぎり、変わりません。

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『人類史上最大の発見』
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┃▼目次▼
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┃　はじめに
┃　ジョセフ・マーフィー・インスティテュートより
┃　１．潜在意識の偉大なる力
┃　２．潜在意識の働きかた
┃　３．潜在意識と治癒力
┃　４．潜在意識と愛
┃　５．潜在意識への扉
┃　
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