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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478000492
本日の一冊は、ハーバード・ビジネススクールを卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーニューヨークオフィスで活躍した著者が、そこで学んだ問題解決スキルをわかりやすくまとめた一冊。
親しみやすいイラストと100ページちょっとの手軽さが受けて、現在店頭でも飛ぶように売れています。
身近な問題を例に、コンサルタントが使う「分解の木」「マトリックス」「はい、いいえの木」といったツールを紹介しており、具体的な問題解決プロセスを体験しながら学べるのがポイントです。
基礎的な内容が多く、もうすでに知っていて実行もしている、とい
う人には物足りないかもしれませんが、コンサルタントの問題解決
プロセスや分析ツールを学びたい方には重宝する一冊です。
意図的に作られたかもしれませんが、企業研修用のテキストとして
も、使い勝手のいい一冊だと思います。
これから問題解決技法を学びたい、という人にはおすすめの一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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問題解決とは、ひらたくいえば、「現状を正確に理解し」「問題の
原因を見極め」「効果的な打ち手まで考え抜き」「実行する」こと
「なぜ」を繰り返し問いかけていくことで、解けなかった原因が具
体的に見えてくる
問題解決をするときには、「分解の木」が役立ちます。これは、ど
のような原因があるかをモレなく探し出すときや、どのような打ち
手があるかアイディアを幅広く、具体的に洗い出すときに重宝します
情報を集め、分析をするのは、あくまでよりよい判断をするためで
す。何が何でも分析を完璧にする、ということではありません。と
きどき、分析することそのものにハマってしまい、目的を見失って
しまう人もいます
「はい、いいえ」で答えられる質問に答えていけば、必ずありうる
すべての原因にたどり着く道筋がある
「具体的な課題は何か」「現時点での仮説とその根拠は何か」「仮
説を確かめるには、どんな情報を集めて分析する必要があるのか」
を明確にすると、問題解決の確率はグンと上がります
ポイントは、「新聞とかラジオなんて、ありえないでしょ」とすぐ
可能性を否定するのではなく、いったんは考えつくものすべてを洗
い出してみることです。そこから連想ゲームのように、面白いアイ
ディアが思い浮かぶかもしれないからです
自分が「得意なこと」は、どうしても限られてきます。でも、自分
よりうまくできる人、効率よくできる人は、必ずどこかにいるもの
です。そういう人たちに手伝ってもらえば、自分たちだけでやるよ
りもいいものができるので、効果が高くなります。慣れた人に手伝
ってもらえば、実行が簡単かつスピーディになります
◆目標達成までの段階
1.目標を設定する
2.目標と現状のギャップを明確にする
3.仮説を立てる
3A 選択肢を幅広く洗い出す
3B 選択肢を絞り込んで仮説を立てる
4.仮説が正しいかチェックする
4A 仮説に沿って情報を集める
4B データを分析し、チェックする
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『世界一やさしい問題解決の授業』
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┃▼目次▼
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┃ まえがき
┃ 1限目 問題解決能力を身につけよう
┃ 2限目 問題の原因を見極め、打ち手を考える
┃ 3限目 目標を設定し、達成する方法を決める
┃ あとがき
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