2007年7月7日

『レバレッジ・シンキング』

【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492042806

本日の一冊は、ベストセラー『レバレッジ・リーディング』の著者、本田直之さんによる待望の新刊です。

※参考:『レバレッジ・リーディング』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492042695

読書術、時間術と来て、今回は考え方ということですが、実際には、
アイデアや論理思考などの内容ではなく、仕事術と自己投資、そし
て人脈作りが中心のコンテンツとなっています。

類書が多いジャンルだけに、著者独自のノウハウ、というわけには
いきませんが、さすが年間400冊のビジネス書を読むという著者だけ
に、自己投資の基本はきっちりと押さえています。

個人的には、「レバレッジ・シンカー」「ハードワーカー」「悩め
るビジネスパーソン」「自由人」という分類が気に入りましたが、
経営者としては、本書で書かれている内容を、いかに個人にとどま
らず、組織で実践していくか、というところで刺激を受けました。

ちなみに本田直之さんの自己投資ノウハウに関しては、土井との対
談CD『レバレッジリーディングで100倍稼ぐ方法』でも詳しく語
っていただいています。

こちらも併せて聴いてみてください。

※参考:『レバレッジリーディングで100倍稼ぐ方法』
http://eliesbook.co.jp/archives/34

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「労力」「時間」「知識」「人脈」という四分野に自己投資し、パ
ーソナルキャピタル(自己資産)を構築し、レバレッジ(てこの原
理)をかけて、不労所得的に成果を上げ、”Doing more with less”
を実現すること

人生から何を得るかを問い、得られる物は自らが投じた物によるこ
とを知ったとき、人は人として成熟する(ピーター・ドラッカー)

日々の仕事で忙しく、成果を上げられていない人は、資産として体
系的に構築していくという意識を持っていません。逆に言うと、資
産をつくらないから、日々に追われてしまうことになるのです

ゴールを明確に描く最大のメリットは、選択力が身につくことです。
自分にとって何が大切で、何が大切でないかがわかるようになりま
す。余計なことをしなくなり、時間、労力、お金の無駄がなくなります

◆ビジネスパーソンの4タイプ
・レバレッジ・シンカー(労力・時間小 成果大)
・ハードワーカー(労力・時間大 成果大)
・悩めるビジネスパーソン(労力・時間大 成果小)
・自由人(労力・時間小 成果小)

KSF(Key Success Factor)に時間と労力をかけることで、「作
業」よりも「結果」に集中でき、より大きな成果を上げることができる

先に自由時間をつくることに専念せず、まずは投資をすることが時
間を生み出すコツ

わたしは平日に自分でコントロールできない約束を入れ、土日はコ
ントロールできる仕事を入れています。そうすれば土日に家で仕事
もできますし、家族とのプライベートな時間も過ごすことができます

成功者はみな前例にレバレッジをかけている

大切なのは、相手にどんなバリューを提供しているかです。また、
誰を知っているかではなく、誰に知られているかです

アドバイザー選びの基準は実践の経験を持っているかどうか

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『レバレッジ・シンキング』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492042806
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┃▼目次▼
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┃ はじめに
┃ 第1章 常にレバレッジを意識せよ
┃ 第2章 労力のレバレッジ
┃ 第3章 時間のレバレッジ
┃ 第4章 知識のレバレッジ
┃ 第5章 人脈のレバレッジ
┃  
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