2007年6月18日

『ドバイ株投資完全マニュアル』

【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4775990535

本日の一冊は、5年間で名目GDPが2倍に成長、世界の建設クレーンの3割が終結し、未曾有の建設ラッシュとなっている注目エリア、ドバイへの投資ガイドです。

現時点で出されているドバイ株の本は実質これが唯一。しかもかなり詳しく書かれています。

ドバイの成長力を示す各種の指標、実際に訪れた著者の雑感、今後の開発予定まで、必要な情報が過不足なく書かれており、現時点ではもっとも詳しいドバイ株ガイドと言えます。

ドバイは、最近テレビCMでも登場するほど注目されているエリア。
株式時価総額も、2003年~2005年の2年間で8倍に成長しましたが、残念ながら日本人が通常の方法でドバイに投資するのは難しい状況です。

本書では、そんななか、どうやって投資するのか、おすすめの証券
会社の案内つきで「裏技」を紹介。

実際にトレードするまでの手続きを、詳しく説明しているため、こ
れ一冊でドバイ株投資を「今すぐ」スタートできます。

とはいえ、実際に投資するとなるとある程度まとまった金額が必要。
その意味ではリスクも高まるので、投資する方は、余裕資金&自己
責任でお願いします。

なお本書は、コラム扱いでドバイの観光名所や街の雰囲気、5千人
に1人が1億円当たる宝くじなど、旅行ガイドでもお目にかかれな
いレア情報を載せており、ガイドブックとしても楽しめます。

世界の投資家たちが熱い視線を送る注目のスポット、ドバイ。その
胎動を感じる上でも、ぜひ読んでおきたい一冊です。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

ドバイは人口の7割~8割が外国人で構成されているという実にイ
ンターナショナルな都市

ドバイのホテル宿泊客数はUAE全体の人口にほぼ匹敵する450万人。
インドやパキスタンなどから出稼ぎにやってくる労働者数も100万人近くに達しています

外資系の企業が続々と押し寄せるひとつの理由として、ドバイはタ
ックスフリーである点が挙げられます。原則として法人税・所得税
などの所得課税が無税。これは企業にとっては大変大きなメリット

想像を超える急成長の結果、ドバイの2005年のひとり当たりGDP
については、当初目標であった3万1000ドルを4万4000ドルに上方修正

GDP成長の柱となるのが、経済特区として稼動を開始した金融や
貿易、IT、メディア、メディカルなどの分野

湾岸6カ国単一通貨2010年導入予定、2015年変動相場制移行予定

2006年の3月の株価暴落を機に、ドバイの株式市場は一段落し、
2007年4月現在、比較的安値圏をさまよっています。現在のドバイ
市場は、PER(株価収益率)が12倍程度と、だいぶ割安感のある
市場になっています

上場企業の業種については、金融・不動産関連という2つのセクタ
ーが主となっています。この2つでマーケット時価総額の余裕に半
分以上を占めているのです

「大幅な原油価格の下落はドバイ経済に悪影響」(現地アナリスト)

現在、異様なほどの建設ラッシュが続いています。これは、裏を返
せば、不動産バブル崩壊が懸念されるということでもあります

世界的に見ても、UAEをはじめとした湾岸各国の国内ファンドを
リスク分散のために複数組み込み、ファンド・オブ・ファンズとし
て設定しているのは、FMG社ただひとつ

著者推奨の証券会社:マック・シャラフ証券
著者推奨の海外送金サービス:ロイズTSB銀行「ゴー・ロイズ」

————————————————
『ドバイ株投資完全マニュアル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4775990535
————————————————

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ はじめに
┃ 第1章 急成長の世界最先端都市ドバイと湾岸諸国の概要
┃ 第2章 ドバイ・アブダビ株式市場の基本情報
┃ 第3章 投資信託を通してドバイに投資する
┃ 第4章 株式市場を通してドバイに投資する
┃ 第5章 ”マックシャラフ証券”のオンライントレード
┃ 第6章 ドバイ株の情報収集
┃ 第7章 ドバイ・アブダビ株式市場の参考銘柄
┃ 付録
┃ 参考書籍
┃ おわりに
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

この書評に関連度が高い書評

同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)

NEWS

RSS

お知らせはまだありません。

過去のアーカイブ

カレンダー