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本日の一冊は、1965年の全米セールスマン・オブ・ザ・イヤーに輝いた著者が、そのコミュニケーションの極意を公開した、注目の一冊。
原書は数多くの成功者たちに読み継がれ、なんと累計500万部を突破しているそうです。
著者によれば、「よい人間関係を築くための第一歩は、人間とは何か、人間の本性と何かを、きちんと理解すること」。
本書にはまさに人間の本性と、それをどう活用して人間関係を豊かにするか、その法則が書かれています。
一見するとありきたりのことのように思われますが、じっくりと著者の言葉の意味を考えると、じつに含蓄のある教訓だと気づきます。
全米セールスマン・オブ・ザ・イヤーが人間をどうとらえていたのか、それにどう対処したのか。
小冊子程度の薄い本で、読み応えを追求する向きには不適ですが、セールスの極意はもちろん、人間関係の極意までが凝縮された、そんな一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人間とは、もともと自分のことしか考えない生き物です。関心があ
るのは自分自身であって、そもそも他人に興味はありません。これ
が人間の本性です。別の言い方をすれば、相手はその人自身のこと
を考える1万分の1も、あなたのことを考えてはいないものです
次の言葉をあなたのボキャブラリーから削除しましょう。
私。
その代わりに次の言葉を使ってみてください。
人間が口にする言葉の中でも、最強のパワーを発揮する言葉です。
あなた。
人と話すときは、相手のことを話題にする、または、相手に話して
もらう、この2つがポイントです。それができれば、あなたは会話
の名手となります
よい人間関係を築きたいと思ったら、あなたがその人の価値を認め
ていると相手に知らせることが肝心です
◆大切に扱われていると感じさせるための7つの秘訣 ※一部紹介
1.相手の話に耳を傾ける
3.話しかけるときには、相手の名前を呼び、折に触れて、相手の写真を使う
4.答える前に間を置く
7.グループで話す場合は、グループのひとりひとりに気を配る
人は、あなた自身が話すことには疑いを持っても、同じことを他人
の言葉として聞いた場合には、少しの疑いも持たないもの
◆イエスと答えてもらえる可能性が上がる方法 ※一部紹介
1.「イエス」と言う理由を示す
2.「イエス」としか答えられない質問をする
3.どちらを選んでも、答えが「イエス」となる二者択一の質問をする
◆ほめ方のルール
1.ほめるときは心からほめる
2.その人自身をほめるのではなく、その行動をほめる
◆ミスを指摘して相手に納得させるためのルール 一部紹介
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『チャンスがやってくる15の習慣』
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■目次■
訳者前書き
人間の法則1
人間の法則2
人間の法則3
習慣1 人間は自分にしか興味がない、と知っておく
習慣2 相手のことだけ話題にする
習慣3 認められている、と相手に感じさせる
習慣4 とにかく、同意する
習慣5 聞き役に徹する
習慣6 相手の求めているものを見つける
習慣7 あなたの意見は「ある人の意見」として語る
習慣8 「ノー」とは言わせない状況にする
習慣9 会った瞬間に笑顔を向ける
習慣10 1日に3人、ほめ言葉をかける
習慣11 相手のミスに、怒りで反応しない
習慣12 「ありがとう」と、声に出す
習慣13 自分には価値がある、と信じる
習慣14 5つのルールを守って話す
習慣15 この習慣を実践する
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