2006年11月9日

『新六十歳からの生き方』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777105156

本日の一冊は、昨日ご紹介した『週2,3日働いて1000万円稼ぐコン
サル起業術』同様、定年後ものです。

※参考:『週2,3日働いて1000万円稼ぐコンサル起業術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478733376

もともと、『六十歳からの生き方』として16年前に出されたベスト
セラーを現状に合わせて書き換えたもので、自ら80歳にしてゴルフ、
仕事に打ち込む著者が、その「生涯現役」の秘訣をまとめています。

自分より若い友だちを持つこと、地域に積極的に関わること、世の
中のために「できることはやる」という気概を持ち続けること…。

いつまでたっても若さを失わないための発想法がまとめられており、
なかなか読み応えのある内容です。

若い人にとっても、今から読んでおけば、60歳になる前にやるべき
ことが明確になる、そんな内容です。

そろそろ老いじたくを、という人にはぜひおすすめしたい一冊です。

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■ 本日の赤ペンチェック
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定年後の二十年という膨大な時間を、何もテーマを持たずにぼんや
り、安穏と過ごすのは、もったいない

二十年という限られた時間だからこそ、自分の生きたいように生き
る、忙しくてこれまでできなかったことをライフワークとして充実
した日々を生きるといった、新たな”生きがい”で自分の人生を充
実させようと考えること

好奇心を持って世の中を見るだけで世界はいくらでも刺激的になりうる

自由を謳歌するばかりの「世捨て人」にはならないよう、世の中の
ために「できることはやる」という気概を持ち続けてほしい

無理して若者と同じ土俵に立とうとするよりも、むしろ、「中高年
には中高年の持ち味がある」と、あえて積極的に年齢の違いをアピ
ールしたほうが、ずっと自分の可能性を広げ、真の魅力を発揮できる

「会社」との別れは「地域」との出会い

自分を縛るものがなくなった今こそ、新しい可能性に挑戦するチャンス

漠然と絵を描いてみたいのなら、まずは美術館や画廊を巡って絵を
鑑賞する、ピアノを弾いてきたいのなら、コンサートホールに出か
けてプロの生演奏を聴くというように、まずは、そのことに親しむ
ことから始める

肩書きを外しても変わらず付き合える人間関係を作っておくことが、
定年後の財産

「友だち」は、同世代だけではありません。自分より若い友だちは、
とても刺激的であり、その刺激こそが、心身を若くしてくれる特効薬です

「児孫のために美田を買わず」が親子のため

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『新六十歳からの生き方』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777105156
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■目次■

まえがき
Lecture1 「離職」が、かえって「利殖」につながる逆転人生
Lecture2 「肩書き」を捨てた解放感が、自由奔放な発想を生む
Lecture3 「人付き合い」が変わって、好みの人脈ができる
Lecture4 「情報」は、「知るべき」から「知りたい」へ変わる
Lecture5 「家族」とも、お互いの自由・自立を認め合う関係へ
Lecture6 「健康」も、マイペースほどの「名医」はいない
あとがき

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