2006年8月6日

『スウェーデン式アイデア・ブック2』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478761035

本日の一冊は、大好評を博した『スウェーデン式アイデア・ブック』
の待望の続編です。

『スウェーデン式アイデア・ブック』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478760969

パステル調のイラストが魅力の薄い本ですが、前作同様、自由な発
想をうながすためのさまざまな仕掛けが施されています。

具体的には、ピカソやアインシュタインが遺した名言、子どもと大
人のアイデアをめぐる奇妙なやり取りのエピソードなどが収められ
ており、脳にいい刺激を与えてくれること、請け合いです。

大人の質問に答える子どもの自由な発想、しつこいほど「どうして
?」を繰り返す子どもの姿勢から、私たち大人は多くを学ぶことが
できます。

もちろん、私たち大人は子どもに還ることはできません。

ピカソ曰く、「この子たちの年齢の頃、私はラファエロのように絵
を描くことができた。しかし、子供のように絵を描けるようになる
までは一生かかった」。

子どものように考えられるプロフェッショナルになるために、ぜひ
読んでおきたい一冊です。

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■ 本日の赤ペンチェック
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パブロ・ピカソは子供たちの絵を見たとき、感嘆して言いました。
「この子たちの年齢の頃、私はラファエロのように絵を描くことが
できた。しかし、子供のように絵を描けるようになるまでは一生かかっ
た」

人生とは、型紙やレシピに従うことではなく、発見すること、試し
てみることです。もし失敗しても、途中で学ぶことは多いはずです

お決まりの質問に対する答えを見つけることだけに集中しないでく
ださい。自分自身で質問や疑問を見つけられるか、考えてみましょ
う。そして、それに対する回答も

インタビューは聞き手が用意していた質問ではなく、インタビュー
の過程で発生する質問によって面白くなるものです

自分のアイデアを試す機会がないと、創造性は衰えます

「空想は知識より重要だ」(アルバート・アインシュタイン)

創造性を磨くための古典的な演習は、参加者が改善したいと思うこ
との概念をひっくり返し、新たな視点で問題点を見ることです

社会人の場合、枠組みの外で考える能力があればひっぱりだこです。
しかし、自然にその能力が備わっている小さい頃は、反対に”正し
いこと”をするようしつけられるのです。もったいないですね

世の中は、とんでもないアイデアだけれど試してみたらうまくいっ
たことばかり。あえて挑戦した人がいたからこそです

「単純極まりないアイデアだけが、複雑極まりない脳に到達する」
(レミ・ド・グールモン 作家・詩人)

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『スウェーデン式アイデア・ブック2』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478761035
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■目次■

もっと素直に
CDとLP
紫のリンゴ
寒いのは誰?
酸素スーツ
やってみなきゃわからない
かわいそうに
もっと即興しよう
“発見”筋
3+4
ポラロイド発明秘話
メディア・アカデミー
選択肢
どうして?
まさか。
ケチャップがいい!
黒い物体
そんなことわかんないの?
小さな人間の大きな答え
素敵な計算
迷答は名答
あ、できた!
さかさまにする
創造性vs.学校
ためしてみよう!
切り替え上手
ひらめきの素
タマ汗とりパンツ
それは無理ね
でっかく考える

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