2006年6月16日

『部下をやる気にさせる100の方法』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887594704

本日の一冊は、多くのフォーチュン500企業をクライアントに持つ
著名なリーダーシップコーチ、スティーヴ・チャンドラーによる、
リーダーの心得集です。

非常にシンプルながら、リーダーにとって重要な心得が1ページに
1つ、あるいは見開き2ページで1つ、全部で100示されています。

どうしたら部下にやる気を起こさせることができるのか、適切な管
理・リーダーシップとは一体どんなものなのか、事例や引用、メタ
ファーを用いながら巧みに説明しており、参考になります。

本書の良いところは、「上司vs部下」という不健康な図式を超え、
部下に歩み寄る心構えをつくることができる、ということ。

ともすれば「なぜわかってもらえないのか」「どうしてやってくれ
ないのか」となりがちな上司と部下の関係ですが、本書を読めば、
上司はリラックスして日々の仕事、および部下の指導に臨むことが
できるようになる気がします。

「上司vs部下」の図式に疲れた人に、ぜひ読んで欲しい一冊です。

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■ 本日の赤ペンチェック
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モチベーションというのは常にその人自身から生まれるのであって、
上司から与えられるものではない

他人のやる気を引き出すのがうまい人は、こういうふうに訪ねる。
※土井注:誤字だと思います
「今日は何をやってみようか?」「どんなものを生み出そうか?」

オーナーシップを見かけたら、相手が誰であろうとそれを褒めてやるこ

マネジャーとして本当に成功したいなら、結果に責任を持つことに
部下の関心が向けられるよう指導しなければならない

◆優れたリーダーがやっていること
部下ではなく、部下との合意を管理している

◆やる気を引き出すARTの法則
A:「高く評価(Acknowledge)」し、「感謝(Appreciate)」する
R:「改めて述べる(Restate)」
T:「合意をたどる(Track the agreement)」

リーダーとは、チームにきっぱりと、正確な得点、正確な残り時間、
そして、それらの数字を基にして、正確にどんな戦略が立てられて
いるかを説明する人物でなければならない

部下がどれだけ仕事に集中できるかは、その部下にノーと言える力
があるか否かにかかっている

学び続けている自分を部下に見せるようにしよう

どんな小さなことでも、部下との約束を守ることだ

部下に行動させたいなら締め切りを設けよう

できるかぎり、他の部下のいる前で部下を評価しよう

部下を導くコツは、重要なことをいとわず「今すぐ」やることにある

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『部下をやる気にさせる100の方法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887594704
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■目次■

※100項目あるので省略します

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