2006年1月23日

『奇跡の経営』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489346941X
本日の一冊は、ブラジルの超優良企業、セムコ社のCEOが、その奇想天外な経営のアイデア「一週間毎日が週末発想」を紹介した、注目の一冊です。

今はもう絶版となっていますが、かつて100万部のベストセラーとなった『セムラーイズム』同様、話題作となりそうです。

※参考:『セムラーイズム』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410529301X

訳者がネット界で有名な岩元貴久氏ということもあり、ネットを中心に売れるのではないでしょうか。

経営において、マネジメントをどうするか、というのはもっとも大きな課題のひとつですが、本書が説いているのは、社員の管理を一切やめること。つまり、性善説に基づいたマネジメントです。

辞職率実質ゼロ。業績も急激に伸びたというセムコ社の秘密。その驚愕の経営が明らかになる、注目の一冊です。

ぜひ、読んでみてください。

※ちなみに、絶版となった前著『セムラーイズム』は、中古が少なかったため、土井がBBM読者のために特別に4冊、確保しておきました。

ご希望の方は、1冊2000円でお譲りします。
(送料込み、手数料はお客様負担)
<info@eliesbook.co.jp >まで住所、氏名、電話番号をご連絡ください。
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■ 本日の赤ペンチェック
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コントロールに執着することは、妄想です。コントロールを続けると、致命的なビジネス上の過失につながります

企業にとって、成長、利益、社員の数は、さほど重要なことではない(中略)会社外部の人は、こうした情報を知りたがります。なぜなら、彼らは、ビジネスを数値でしかとらえていないからです

仕事の本来の目的を理解することは、絶対的に必要なこと(中略)そのためには、本来の仕事の目的に応じた職場環境と勤務時間を構成する必要があります

社員のライフ・サイクルと仕事のサイクルの曲線を、一致させるようなシステムにつくり変えるべきではないか?

◆セムコ社の人材募集広告
「現在、セムコ社には空いているポジションはありません。でも、とにかく応募してみて下さい。来社いただき、会社のためにあなたができること、そして、どうやったら会社が、そのポジションをつくり出せるのかご提案ください」

セムコ社では、スタッフだけでなく清掃スタッフも、社の業績を話し合う月次会議に参加しています

セムコ社は、新規採用について、社内からの志願者を、社外からの志願者よりも優遇するようにしている

人生の旅路とは、写真のように思い出を語る記録と記憶であり、それらを振り返ったときに、自分達がいかに自分に正直に生きてきたかで、幸せを感じるもの

セムコ社では、社員に交際費の内訳を聞いたりしません。なぜなら、それは、彼らの人間性を疑うことを意味するからです

社員は、会社の実態を知ることで、より長く会社で働くことを希望し、景気の変動に対しても正しく理解を示すようになります

リーダーシップとは、組織の考えに同意しているにもかかわらず、それを実行に移せない個人に対して、基本的な考え方を注入し、それを行動に移すためのプロセスを提供すること
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『奇跡の経営』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489346941X
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■目次■
訳者まえがき
【警告】本書を読む前に
第一章 Anyday(どんな日でも)
第二章 Sunday(日曜日)
第三章 Monday(月曜日)
第四章 Tuesday(火曜日)
第五章 Wednesday(水曜日)
第六章 Thursday(木曜日)
第七章 Friday(金曜日)
第八章 Saturday(土曜日)
第九章 Everyday(毎日)
訳者あとがき
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