2005年10月15日

『なぜ、占い師は信用されるのか?』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894512084

本日の一冊は、どこの書店でも現在、大ブレイク中の話題書。TV番組「アンビリバボー」はじめ多くのメディアで話題をさらった、「コールドリーディング」について解説した一冊です。

「コールドリーディング」は、占い師や教祖、霊能者などが使っている話術で、人に好かれたり、信用されたりするための会話テクニック。

本書は、その危険な会話テクニックについて、ロングセラー『コミュニケーションのための催眠誘導』の著者、石井裕之さんが書いた「コールドリーディング」の決定版です。

※参考:『コミュニケーションのための催眠誘導』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334006760

相手を自動的に「YES」に導くバブルバインドテクニック、誰にでも当てはまるような話から導くストックスピールなど、ビジネスにも応用可能な会話テクニックが満載です。

ビジネスシーンに即した会話例なども掲載されているので、営業・交渉に携わる人にとっては、有用な一冊だと思います。
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■ 本日の赤ペンチェック
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”信頼関係”があれば、ウソがホントになり、ホントがウソになる

周辺視野――いわゆる”目の隅”から入ってくる情報の方が、潜在意識に強烈な印象を与えることができる

「食事しようか、それとも飲みに行く?」という言葉に対して「イヤだ」と答えるのは文法上不可能

◆ラポールを築くために重要なこと
まずは、自分自身に暗示を与えること。「これから会う人のことが、自分は本当に好きなんだ」と自分の潜在意識に信じ込ませることが大切

◆ストックスピール:誰にでも当てはまるようなリーディング

相手を巻き込むことでコールドリーダーは、相手に「自分から情報提供させる」

何度も同じことを繰り返すことで、自然にその方向に流れやすい条件づけがされてしまう

◆悩みには「四つのカテゴリ」しかない
1.人間関係 2.お金(豊かさ全般)3.夢(目標) 4.健康

カバンをさげていない側――つまり心の入口の側――から声をかけたときは、そうでないときに比べて、立ち止まってくれる確率が二倍にも跳ね上がった

メールを書くときは、”相手のメールのスタイルをそのまま真似して書けばいい”

◆上級テクニック
1.ダイナミックフォーキング
最初のリーディングから分岐させることで徐々にヒットに近づける
2.マルチプルインプリケーション
受け取る人によって違うあいまいな質問で情報を引き出す
3.ストラクチャードアムニジア
”ど忘れ”の状況を意図的に引き伸ばすことで、”二度と思い出せなくする”
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『なぜ、占い師は信用されるのか?』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894512084
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■目次■
第1章 相手の心を操作する危険なノウハウ
第2章 誰でもできる!コールドリーディングの基本ステップ
第3章 日常に活かすコールドリーディング
第4章(秘)コールドリーディング上級テクニック
おわりに
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