2005年3月16日

『イット・ワークス』

http://tinyurl.com/4usdg

本日の一冊は、世界で合計300万部、刊行から80年以上たった今も読み継がれているという幻のロングセラーの邦訳です。

和訳と原文+解説で読めるように工夫されており、原文のニュアンスを確かめながら読むことが可能です。

訳者の三浦さんが「はじめに」で主張しているように、最強の読書術は、「ソース(原典)に触れる」ことです。

では、さっそくその内容のエッセンスを抜き出してみましょう。
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■ 本日の赤ペンチェック
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毎日毎日、何百万もの「ため息」「グチ」「小言」が世界中で飛び交っています。この人たちは、ただなんとなくこれらを言葉にしているだけ。「自分は何が本当に欲しいのか」が、さっぱりわかっていません

まずは、自分の「客観的意識」(あなたが毎日使っている意識)をトレーニングし、あなたが欲しいものや状態を明確に決める。それこそが、夢の実現への大きな第一歩

たまに「ああ、こんなものが欲しいなあ」と思ったり、中途半端に願っているだけでは、無限の力としっかりつながることは不可能です。その「結果」を何がなんでも心の底から、まさに喉から手が出るほど強く望んでいなければいけません

まずは、あなたが欲しいものや状況を重要な順に紙に書き出します

◆夢をかなえるための明確な3つのステップ
1.一日三回、朝・昼・晩に「欲しいものリスト」を読む
2.あなたが欲しいものを一日の中でできるだけ多く思い浮かべる
3.あなたが欲しいものを誰にも話してはいけない
(ただし、あなたの中の「無限の力」だけにはいつも話しかけること)

リストの内容をすっかり覚えたなら、心の中でその内容を読み上げる。あなたの進歩を妨げている「疑いの心」が消えるまで、それを続ける

あなたが本当に心の底から欲しいと望んでいるものを妨げるものなど、この世には存在しない

友達は慎重に選ばなければいけないということです。できる限り、あなたが欲しいと思っているものをすでに持っている人と付き合うことです。でも、友達になったからって、「どうやってそれを手に入れたの?」なんて聞いてはいけません

あなたが欲しいものをリストアップするとき、手に入れたいものが、あなたや仲間、家族たちに、長い目で見て最善の結果をもたらすものであるかどうか、しっかり確認をすることです。そしてその結果が、人類がまだ想像できない豊かな未来へと進むために、少しでも役に立つかどうか、考えてみましょう

人を助けるのは素晴らしいことです。しかも、見返りを求めずにそれをしているとき、自然に何かいいことが戻ってくるものです。なぜなら、それが自然の法則ですから
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自己啓発の分野は、数多くの人たちが同じような主張を繰り返してきているため、どこかで聞いたような話も多いのですが、やはり古典を読むというのは独特の趣があるものですね。

というわけで、本日の一冊は、

『イット・ワークス』
http://tinyurl.com/4usdg

です。薄い本ですので、さらりと読めるのがポイントです。英語の勉強がしたい人にもおすすめの一冊です。

■目次■
今回の本には、目次らしきものは存在しないため、省略です。
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