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『キュレーションの時代』佐々木俊尚・著 vol.2424


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【余震が続いていますが、頑張りましょう。】
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3月11日、14時50分頃、土井のオフィスがある新宿でも、震度5くらいの大きな揺れを感じました。

土井は小学校の頃、日本海中部地震を経験していますが、その時の悪夢を思い出すような大きな地震でした。

オフィスは最上階ということもあり、揺れが激しく、本棚は倒壊、なかにあった本も次々と飛び出し、オフィスの復旧はしばらく時間がかかりそうです。

幸いだったのは、パソコンや通信関係のダメージが少なかったこと。

会社専用のiPhoneも救い出し、何とかお客様とも連絡が取れる状態になりました。

ツイッター経由で知人の安否に関する情報が次々と寄せられていますが、宮城・福島の被害は本当に深刻なようです。

読者のみなさまのご無事を、心からお祈りいたしております。

こんな状況ではございますが、本日も一冊だけ、ご紹介。

佐々木俊尚さんのひさびさの書き下ろしということで注目されている、『キュレーションの時代』です。

通常、キュレーターというと美術館・博物館の「学芸員」のことですが、本書でいうキュレーターは、「視座」を提供する人のこと。そして「キュレーション」は、キュレーターが行う「視座の提供」です。

ネットの世界では、この「キュレーター」が持つ視座を人々が共有しながら、多様性を増して行く。

「コンテンツが王」である時代が終わり、それにコンテクストを付与する人の力が増してくる。

著者は、まさにそんな世界観を描き出しているのです。

土井が興味をひかれたのは、この「キュレーター」が、アウトサイダーアートを見出すという役割。

土井もビジネス書の専門家として、自分の役割をはっきりと認識することができました。

ネットに詳しい方にとっては、既知の内容も多いかと思いますが、読んでおいて決して損はない論考だと思います。

これからの情報化社会の行方を見定めるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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HMVの棚は、だんだんと変質していってしまいます。洗練された店作りを狙うようになり、手書きのポップは印刷された解説ポップへとかわり、それらのポップは全国のHMVで共有されるようになりました。そしてポップや看板は、パッケージ化された広告としてレーベルに販売されるようになります(中略)その結果は―。HMVの店はどこもものすごい勢いで画一化され、それまで個人のバイヤーたちが持っていた個性はどんどん失われていきました

マス消費が消滅し、新たなビオトープが無数に生まれてきている情報圏域においては、情報の流れかたは決定的に変わります。それは人から人へと、人のつながりを介してしか流れない

記号的な価値にはだんだん意味がなくなっていくのであれば、クルマは単なる「人を運ぶための移動の道具」として買えばいい

かつてのような息苦しさは消え、逃走願望は消えてなくなり、風通しが良く、まるで風の吹き抜ける荒野にひとり立たされているような関係性へと変わってきたということです。しかしこの関係性の変容が、人々を不安に陥れているのも事実です

承認と接続のツールとしての、消費。そしてその承認と接続は、お互いが共鳴できるという土台があってこそ成り立っていく。この「共鳴できる」「共感できる」という土台こそが、実はコンテキストにほかならない

マスメディアの衰退とともに記号消費は消滅していき、二十一世紀は「機能消費」と「つながり消費」に二分された新しい世界が幕を開けるのです

クラウドとシェアによって生まれてきているシンプルな生活は実は現代の「清貧」を実現しつつあるのかもしれない

商品の消費から、「行為」や「場」の消費へ

チェックインはプライバシー不安を解消する

ライフログのようなアプローチでは、どうしても「自分の知らない世界」にたどり着くことができません。アマゾンでお買い物をしていると、アマゾンはつねにあなたの購買履歴だけを手がかりに「この商品はどうですか」と薦めてくる

コンテンツと、コンテキスト。その両方の要素があってこそ、私たちはコンテンツをさらに深く豊かに愛することができる

キュレーターはアウトサイダーアートを見いだす

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『キュレーションの時代』佐々木俊尚・著 筑摩書房
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◆目次◆

プロローグ ジョゼフ・ヨアキムの物語
第一章 無数のビオトープが生まれている
第二章 背伸び記号消費の終焉
第三章 「視座にチェックインする」という新たなパラダイム
第四章 キュレーションの時代
第五章 私たちはグローバルな世界とつながっていく

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『ゼロのちから─成功する非営利組織に学ぶビジネスの知恵11』 ナンシー・ルブリン・著 vol.2423 


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【人を動かす秘訣】
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かつて、非営利組織といえば、「非効率」の代表でした。

非営利組織や公的機関は民間企業に学ぶべき、というのは、昔から続いている論調だと思います。

しかしながら、右肩上がりの経済成長が終わり、人々がお金中心のインセンティブに反応しなくなった現在、非営利組織が持つノウハウに、注目が集まっています。

少ない報酬でも社員にやる気になってもらう方法、お金をかけずにブランドをつくる方法、外部人材の活用法、お客様を味方につけるノウハウ…。

非営利組織には、民間企業が活用できるノウハウが、じつはたくさんあるのです。

本日ご紹介する一冊は、その非営利組織の人を動かすノウハウを、社会起業家のナンシー・ルブリンさんがまとめたもの。

ナンシーさんは、低所得の女性に衣料品やキャリア開発プログラムを提供するドレス・フォー・サクセスの創業者で、世界の幅広い地域で年間5万人以上の女性を支援しているそうです。

製品やサービスへの情熱を育てる、職場を楽しくする、好きな肩書きをあげる、感謝する…。

本書には、非営利組織のじつにさまざまなノウハウが紹介されていますが、なかでもハッとさせられたのは、「みんな、何か大きなものや重要なものの一部になりたいと思っている」という指摘。

経営者にとって、ビジョンを掲げることがいかに重要か、マネジャーにとって、意義を説くことがいかに重要か、思い知らされる、そんな内容でした。

社員のモチベーションに悩む経営者、マネジャーの方は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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お金だけでやる気になる人はほとんどいません。やる気のある社員のほとんどは、会社の目標と自分の目標が同じなのです

少ないお金で人をうまくやる気にさせる秘訣は、社員が何のために朝ベッドから起き出すのかを知ることだ―そしてそれをもっと彼らに与えることだ

営利企業は、非営利組織のように尊い社会貢献を掲げないかわりに、製品やサービスへの情熱を育てる必要がある

みんな、何か大きなものや重要なものの一部になりたいと思っている

非営利組織は、上から下へと情報を伝達しない。ただ共有するだけだ

ドゥ・サムシングではバレンタインデーを公休日にした

人々はより高い肩書きを求める。だったら、あげればいい

だれかの「ため」ではなく、だれかと「ともに」働くほうがいい

ただ「これこれをやりなさい」というのではなく、なぜそれが大切なのかを伝えよう

親しみをこめて「ありがとう」と言うことだ。面と向かってでも、手紙でも、電話でも、上司が部下に心からの感謝を伝えれば、人は何カ月間もやる気になるものだ

社員はまず人間で、次に働き手なんだ

ひとつのコンセプトに忠実であることが、ブランドをより強くする

アメリカの大学はブランディングのもっとも賢い仕掛けのひとつを編み出した。大学は、生涯にわたる広告塔を無数に生みだしている

支援者とけんか別れしてはいけない

やる気のある社員は「働き過ぎだ」と文句を言わないのに気づいているだろうか? 彼らは「忙しい」と言う。「働き過ぎ」と文句を言う社員は辞めてもらっていいのだ

物々交換は、多様化されてより意味のある長期的な関係を築くひとつの手段になる

イノベーションを生み出すチームは少数精鋭で目立たないことが必要だ

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『ゼロのちから─成功する非営利組織に学ぶビジネスの知恵11』ナンシー・ルブリン・著 英治出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862760996

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◆目次◆

1.社員のやる気を最大化する
2.お金をかけずにブランドをつくる
3.外部の人材を活用する
4.賢くお願いする
5.お客さまを味方につける
6.役員にもっと働いてもらう
7.能力を引き出す人事を行う
8.ストーリーを知ってもらう
9.財務を上手に管理する
10.物々交換を活用する
11.イノベーションを生み出す

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『世界最高位のトップセールスマンが教える営業でいちばん大切なこと』 小林一光・著 vol.2422 


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【必読!】
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「シンプル・イズ・ベスト」。

使う人、行動する人にとって当たり前の原理原則が、本の世界では嫌われることがあります。

たとえそれが普遍の真理であっても、単純すぎる主張は「ひねりがない」と言われ、嫌われてしまう。

そういう意味では、本日ご紹介する一冊も、本好きには嫌われてしまう本なのかもしれません。

しかしながら、もし読者が本気で成果を出そうと思うなら、本日の一冊は強力な助っ人となるはずです。

著者は、プルデンシャル生命保険株式会社にて、営業マンとしても、営業マネジャーとしても、売上成績日本一を収めた伝説の営業マン、小林一光氏。

本書には、30代で年収1億円を達成したという著者の、営業マンとしての心構え、そして見込み客を増やすテクニックが、惜しげもなく書かれています。

<買ってくれる人を探すよりも、買うかどうかわからない人をお客様にするほうが、マーケットとして断然大きい>という主張にはじまり、<商品の話をせずに人と会うだけだと、「思った以上に、多くの人に会える」>という目からうろこの視点、さらには、買わせるためのプレゼンの手順まで、詳しく書かれています。

「伝説の営業マン」の営業の秘密、知りたい人は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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買ってくれる人を探すよりも、買うかどうかわからない人をお客様にするほうが、マーケットとして断然大きい

自分でコントロールできないことに一喜一憂するのではなく、自分でコントロールできる「お客様の発見→アポイントの連絡を入れる」までに、力の8割を注げばいい

「できる限りたくさんの人に会い、その人たちが求めているものを知り、そして役に立つこと」こそ、営業マンがやるべき本質

3カ月間、商品を売らなくてもいい

商品の話をせずに人と会うだけだと、「思った以上に、多くの人に会える」ことに気づくはずです。理由は簡単。「売り込まなくていい」からです

営業マンは「人の好き嫌い」に左右されてはいけない

「決断を迫ると、逃げられてしまう」ということを承知のうえで、それでも「働きかける」のが営業であり、さらに言うなら、「働きかけるけど、決断を迫らない」のがトップ営業マンのマインド

自分を変える「スイッチ」を持ちなさい

「見込み客を見つけること」が、営業マンの本質である

商品は感情を動かす手段にすぎない

ものを買った先に、どんな気持ちが待っているのか。営業マンは、そこまで考えて商品を売ってほしい

見込み客は、「サボリ時間」につくられる

居酒屋で飲むなら、「チェーン店」に行ってはいけない

「なんでいつもヒラメフライなの? とんかつが名物なんだから、たまには食べてよ」それでも私が食べるのは、「ヒラメフライ」です(笑)。ラーメン店で、カレーライスを頼み続けるのも、コーヒーがおいしいお店で紅茶を頼み続けるのも、「違和感」を印象付け、自分を覚えてもらうため

「話を聞いてください」ではありません。「お話を聞かせてください」なのです。

価格が高いなどの「デメリット」は最初に、「メリット」は最後に伝えるのが、トップ営業マンたちの常套手段

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『世界最高位のトップセールスマンが教える営業でいちばん大切なこと』小林一光・著 ソフトバンククリエイティブ

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◆目次◆

第1章 たった1分で営業センスが飛躍的に高まるマインドセットの方法
第2章 売上トップ1%の営業マンが毎日実践するシンプルな習慣術
第3章 感染的に口コミ・紹介が生まれる13のコツ
第4章 面白いほど売上が伸びる! 富裕層マーケティングの極意

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『言い訳にサヨナラすればあなたの人生は輝く』 ショーン・スティーブンソン・著 アンソニー・ロビンズ・序文 vol.2421


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【心の中から「でも…」をなくす方法】
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人間は、成功した人を見ると、「あいつは顔がいいから」「背が高いから」「運動神経がいいから」「学歴があるから」「血筋がいいから」などと、その人の恵まれた部分にばかり目を向けがちです。

そして、何かにチャレンジする機会に恵まれた時、「でも…」と言い訳をするのです。

では、あなたが生まれつき身体のほとんどの骨が折れていて、頭が歪み、五体不満足の状態で生まれてきたらどうでしょうか?

本書の著者、ショーン・スティーブンソンは、まさにこの状態―骨形成不全という先天的疾患を持って生まれてきました。

その後、大人になっても身長は90センチあまり。頭に手が届かず、特別仕様の車椅子で生活を余儀なくされながらも、大学で博士課程を終了。

現在では、五輪アスリートやフォーチュン500企業のCEOに個別カウンセリングを行う心理療法士、そして講演家として活躍しています。

著者が得意とするのは、「言い訳をやめさせる」技術。

本書には、読者が何かにチャレンジする際の「言い訳」を一切やめさせる、著者独自のノウハウが盛り込まれています。

いわゆる自己啓発書ですが、読めば思い切って行動するための理由が見つかると思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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僕はこれまで国内47州と国外6カ国を訪れ、一年に何千人という人々に会ってきた。その中でわかったことがある。人生の夢や希望に手が届かない原因はただひとつ、その人の「でも」の大きさのせいなのだ

友人や家族が言い訳をやめて前進しようとするのを見たくない一番の理由は、自分も同じようにするべき時ではないのかと思い知らされるからだ

◆人が言い訳をする場合
1.言い訳によって自分を抑制していることを自覚している場合
2.言い訳をやめることが非常に大きなリスクになる場合
3.1と2の混合に陥ってしまっている場合

「でも……」と言い訳をする人は、愛する人をずっと傷つけていることになる。それはなぜか。答えは簡単だ。相手との心のつながりを何らかのかたちで壊してしまうからだ

◆ビル・クリントンが教えてくれた10のテクニック ※一部紹介
1.ストーリーを語る
2.スキンシップをする
4.名前を呼びかける
7.相手との関係の度合いによって声の大きさや抑揚を調整する
8.相手に意見を求める
10.人前で相手を褒める

恥ずかしいという気持ちは、自分自身のことを考え始めた瞬間にわいてくる。周りの人に手を差し伸べようとして無私無欲で考えたり行動したりし始めると、恥ずかしさは消えていく

だれかを憎むと、その相手に操られることになる。相手の出方次第で、気持ちは浮いたり沈んだり、行動も右往左往させられる

共通の話題を見つける最良の方法は、互いの弱さを分かち合うことだ

思い込みとは、あなた自身が現実にしてしまった考えに過ぎない

青いものだけを見るようにしたとたん、黄色のものを見つけるのは難しくなる。自分が嫌いなものだとか、自分が持っていないものばかり探していると、それしか目に入らないし、それだけが記憶に残ることになる

「ショーン、自分にできることや、自分が手にしているものに意識を向けなさい。おまえはNBAでプレーはできないかもしれないが、一生懸命に頑張って成功すれば、いつかNBAのチームのオーナーになれるかもしれないぞ!」(父の言葉)

他人との比較が失望につながる

本物の仲間というのは、成功と幸福につながる素晴らしい財産となる。反対に、間違った仲間はあなたの人生を無残に引き裂き、崖から突き落とすだろう

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『言い訳にサヨナラすればあなたの人生は輝く』ショーン・スティーブンソン・著 アンソニー・ロビンズ・序文 成甲書房
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◆目次◆

[本書によせて]アンソニー・ロビンズ
[レッスンの前に]小さな人生の大きなストーリー
[レッスン1]心を通わせる、人とだけでなく自分自身とも
[レッスン2]自分に対する言葉に注意する
[レッスン3]身体で自信を表現する
[レッスン4]意識のフォーカスを定める
[レッスン5]ピットクルーは慎重に選ぶ
[レッスン6]自分の人生は自分で所有する

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『“いま”をつかむマーケティング』金森努・著 vol.2420


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【いま当たっているマーケティングとは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4897951224
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商売においてリピートは大事ですが、最近は不況で新規客の反応が悪いせいか、そればかりに頼っている企業が多いように感じます。

一方で、たとえば出版の世界でも、従来のミステリーファン以外を取り込んで成功した『謎解きはディナーのあとで』や、おまけつきで成功した宝島社のブランドムックシリーズ(最新はアナスイが売れています)のように、従来と違う客層を取り込んで成功している企業があることを忘れてはいけません。

※参考:『謎解きはディナーのあとで』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/409386280X

※参考:『ANNA SUI 15th Happy Anniversary in Japan』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796680144

リピートに頼ることの弊害は、昔から言われていますが、その理由は一体なんでしょうか?

理由はいろいろあると思いますが、その最たるものは、「顧客は歳をとる」ということだと思います。

この単純な事実に気づかない企業はジリ貧になり、気づいた企業は、新たなチャンスをつかむ。

では、この事実をとらえ、成功するには、どうすればいいか。

本日ご紹介する一冊が、そのヒントを教えてくれます。

『“いま”をつかむマーケティング』は、その名の通り、いま絶好調な商品や企業を分析し、その事例を紹介した一冊。

カメラのキタムラが力を入れている「フォトブック」や、復活して大成功したヤクルトの「ミルミル」、なぜかいまでも元気な「サーティワンアイスクリーム」など、さまざまな事例を挙げながら、各社のマーケティング戦略の変化を論じています。

消費者の加齢や環境の変化、商品を使う前提の変化など、さまざまな要因を並べ立て、なぜ消費者の購買行動が変化するのか、その理由を事例とともに明らかにした、好著。

マーケティングの「いま」をとらえたい方に、ぜひおすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「たためるジャケット」は上記を根本から考え直してリニューアルした結果、計画の3倍という売上げを達成したという。その展開は以下の通りだ。ターゲットは、前述の通りプライベートで海外旅行に行く人。具体的には、旅行計画を立ててインターネットで調べものをしている人と、旅行当日早めに空港に着いてブラブラと店を眺めている人である。その人が、「ジャケットが不意に必要になるかも」と思ったときに、「シワにならない・かさばらないので持ち歩きに便利」という「買う理由」を提示する

「(記録メディアにフィルム時代で撮影した)一生分が入るわけですから、消費者はそのうちに印刷しようと思いながら、そのまま印刷しなくなる“癖”がつく。それはシャッターを切ってその場で映像を見て満足するという習慣の始まりと私はとらえています」(北村正志キタムラ会長兼CEO)

茶系飲料と違い、炭酸は自分で作ることができない

18年前にラ王の味に感激した22歳の新入社員も40歳だ。古くからのファンほどメタボ世代であり、高カロリーのカップ麺などから距離を置く食生活に変化し始めている

旧ミルミルは「家族みんなで飲む」という訴求をしていたが、なぜかメインは子どもに置かれていた(中略)バッサリと子どもをターゲットから削って「大人のための」というポジショニングを明確化したのだ

サーティワンアイスクリームのターゲット拡大には、1つの重要な示唆がある。それは「顧客は歳をとる」ということだ。サーティワンアイスクリームの店舗に通った花の女子中高生も「子連れ主婦」になる

◆ターゲット検証のための「6R」
・Realistic Scale(規模はあるのか?)
・Rate of Growth(成長性は?)
・Reach(到達可能か?)
・Rival(競争関係は?)
・Rank(優先順位は?)
・Ripple Effect(波及効果は?)

収益率の高い店内調理品の中でも、最も単価アップが期待できるのが「おでん」である。なぜなら、「コロッケ1つ」とか「チキン1つ」というように、揚げ物系の店内調理品は基本的には単品注文。しかし、おでんで「はんぺん1枚」とか「大根1つ」とか単品で注文する人はまずいない

バナナ自動販売機の重要な役割。それは、バナナと縁遠くなっている層に、「そういえば、バナナ買って食べてもいいな」と「自分のこと」として注意を喚起し、購買欲求を起こさせることなのだ

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『“いま”をつかむマーケティング』金森努・著 アニモ出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4897951224

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◆目次◆

第1章 30分でわかるマーケティングのフレームワーク
第2章 「勝手分析」で“いま”を読み解く
(その1)─“いま”の環境を分析せよ!
第3章 「勝手分析」で“いま”を読み解く
(その2)─“いま”をとらえた戦略を練れ!
第4章 「勝手分析」で“いま”を読み解く
(その3)─自社の強みを活かせ!
第5章 「勝手分析」で“いま”を読み解く
(その4)─競争優位を構築せよ!
第6章 「勝手分析」で“いま”を読み解く
(その5)─ターゲットを徹底的に見ろ!
第7章 「勝手分析」で“いま”を読み解く
(その6)─自社ならではの商品の価値を作れ!
第8章 「勝手分析」で“いま”を読み解く
(その7)─買ってもらえる価格で届けろ!
第9章 「勝手分析」で“いま”を読み解く
(その8)─刺さるプロモーションを展開せよ!
第10章「現場取材」で“いま”を切り取る

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『就活エリートの迷走』豊田義博・著 vol.2419


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【なぜ有望な新人が入社後すぐに挫折するのか?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480065857
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―「採用したうちの8割の新人が戦力にならない」。

これは、本日の一冊のなかに登場する、リクルートマネジメントソリューションズのシニアコンサルタント、桑原正義氏のコメント。

そう、本日ご紹介するのは、深刻化する新卒社員の入社後ミスマッチに関する問題です。

著者は、就職ジャーナル、リクルートブックの編集長などを経て、現在はリクルートワークス研究所の主任研究員を務める豊田義博氏。

氏の人脈を駆使して得た、数多くの就活関係者からの話をベースに、現在の就職活動の問題を、プロの視点からあぶり出しています。

興味深かったのは、「成果が出せない新人の3つの傾向」のなかで3番目に紹介されている、「自分が思い描いた成長ルートから外れるとモチベーションが急落する」という点。

キャリアはそもそも偶然性のなかから生まれてくるものなのに、自分の中で「こうあるべき」と決めつけているわけですが、その決めつけは元々どこから生じたのか。

著者は、この原因をエントリーシート、つまり企業が学生に「やりたいこと」を問うからだと分析しています。

就活中、少ない人生経験と情報から導き出した「やりたいこと」が、いつしか思い込みに変わり、職場への柔軟な適応ができなくなってしまう。これが、早期退職や不適応を促進しているのです。

では、この現状を打破するために、就職活動はどうあるべきなのか。企業の採用活動はどうあるべきなのか。

本書の後半部分では、この点について、大胆な提言がなされます。

若い学生さんが読んだ時、どう思うかはわかりませんが、現在の就活の本質を突いた、なかなか興味深い論考だと思います。

採用担当者、就活生はもちろん、若手社員が定着せずに悩んでいる経営者も、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆成果が出せない新人の3つの傾向
1.失敗を極度に恐れる
2.自分の能力を棚に上げて、要求ばかりする
3.自分が思い描いた成長ルートから外れるとモチベーションが急落する

「神奈川はいいが、茨城は困る」「なぜ大阪に配属してくれなかったのか」などなど。その多くは、生まれた場所、長く暮らしていた場所から通えるところ、という地元志向だ

「現代型うつ病」では、「あの会社が悪い」「あの仕事が悪い」「あの上司が悪い」「あの職場環境が悪い」などと、自分の内省は
さておき、自分の置かれた好ましくない現状を他者のせいだと責任転嫁する傾向があります

新人・若手である彼らが担当する仕事は、毎日伝票をチェックするとか、新規顧客開拓の電話を一日中掛けているという、いわゆる雑巾がけ仕事、下積み仕事ではなくなっている

自身の強い欲求やプライドが、すべり止めへの入社を受け入れない

インターネットは、もうひとつの強力な持ち味を発揮し始めた。インターネット上で、見ず知らずの学生同士が情報交換を始めたのだ

今や、企業の大小問わず、ほとんどの会社がエントリーシートを事前提出書類として設定し、「やりたいこと」を問うている。そんなにたくさんの会社が「やりたいこと」を問う必要があるのだろうか?自立型人材を本当に望んでいるのだろうか?

就活が歪めるキャリア観とは、ゴール志向を強く持ちすぎることだったのだ

採用とは、ほしい人を採ることである。その人が、自社に興味を持っていなかったとしても、この人間は当社で活躍できるはずだと思う人であれば、口説き落としてでも入社させる、という性格のものである。それなのに、第一志望であるかどうかを問うのはいかがなものだろうか?

「不信」の意識の高い人は「ゴール志向」も高い、という相関関係がある

求人広告は、広告ではなく狭告でなくてはならない

私は、縁故による紹介の復活を唱えたい

大学生を「お客様」扱いするのをやめよう。お客様に見せる顔ではなく、従業員に見せる顔で、大学生と接しよう

エントリーシートを廃止しよう

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『就活エリートの迷走』豊田義博・著 筑摩書房
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480065857

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◆目次◆

序 章 あれから13年がたった。
第一章 優秀な若手を襲う「キャリアの危機」
第二章 就職活動は、どのようにして「就活」になったのか?
第三章 自己分析がもたらす悲劇
第四章 面接という舞台が生む錯綜
第五章 会社に“恋”をするという不幸
終 章 就活改革のシナリオ

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『ドラッカーに学ぶ自分の可能性を最大限に引き出す方法』 ブルース・ローゼンステイン・著 vol.2418 


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【自分のためのドラッカー】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478014477
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最近は、『もしドラ』が火をつけたドラッカーブームで、ドラッカー関連本が雨後の筍のように出てきていますが、本日ご紹介するのは、ドラッカーの教えを、自分の人生に役立てようというコンセプトの一冊。

『USAトゥデイ』の記者を長年務め、ドラッカーへのインタビューや、ドラッカー関連の連載も執筆していた著者が、ドラッカーの教えを人生設計に役立てる方法を説いています。

のっけから面白いなと思ったのは、「充実した人生を送る人は二つ以上の世界を持っている」と述べた二〇〇五年四月のインタビュー。

「山の頂というものは狭いものです。しかも、ずっとそこだけに居続けることは難しい」という指摘、そしてトータルライフを大事にしろという教えは、いま盲目に働いている人にとって、目からうろこの視点ではないでしょうか。

ほかにも、「知識労働者たる者は、若いうちに非競争的な生活とコミュニティをつくりあげておかなければならない」という指摘や、「何によって憶えられたいか」という視点、さらにはお金でなく、「成果を追求する」という視点。

なぜドラッカーが九十歳を過ぎてまで、人生を前向きに生きられたのか、本書にはその秘訣が書かれています。

三十代半ばを過ぎ、いよいよ本業以外の人生にも目を向けてみたい、と考える人には、ぜひチェックして欲しい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「私の知る限り、充実した人生を送る人は二つ以上の世界を持っている。一つだけというのは寂しい。政治の世界にその手合いが多い」(二〇〇五年四月、インタビューでの発言)

「山の頂というものは狭いものです。しかも、ずっとそこだけに居続けることは難しい」

ドラッカーの世界は三つあった。書くこと、教えること、そして相談に乗ることである。この三つが彼の強みと力の源だった

「知識労働者たる者は、若いうちに非競争的な生活とコミュニティをつくりあげておかなければならない。コミュニティでのボランティア活動、地元のオーケストラへの参加、小さな町での公職など、仕事以外の関心事を育てておく必要がある」(『ネクスト・ソサエティ』、二〇〇二年)

「組織で働く者にとって大切なのは、組織の外に関心を持ち、人に会うことによって世界を広げることである」(『非営利組織の経営』、一九九〇年)

「リーダー的な地位を得るためには、市場や顧客の価値と、生産者や供給者としての自分の特別な能力とを結合する能力が必要である」(『未来への決断』、一九九五年)

「成果をあげる能力とは積み重ねによるものである。必要なことは、下手でなく行えるようになることではない。すでに上手に行えることを、さらに上手に行えるようになることである」(『ポスト資本主義社会』、一九九三年)

「お金お金と言っている人を気の毒に思う。私の知る限り成功を手にした後でも幸福なのは、後世に何か残そうとした人たちである。病院、会社、何でもいい。彼らが残したものは金ではなかった。成果だった。成果を追求するのならば、それで終わりということはない」(二〇〇五年四月、インタビューでの発言)

「私が一三歳の時、宗教の先生が教室のなかを歩きながら、生徒たち一人ひとりに『何によって憶えられたいかね』と聞いた」
(『非営利組織の経営』)

「イエスよりも、ノーと言えるかで、成果があがるかが決まる。仕事ができる人たちは、それは私の仕事ではないと言える人たちである」(二〇〇五年四月、インタビューでの発言)

ドラッカーがジム・コリンズに助言したように、人は絶えず外に出て自らを役立てるべきである

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『ドラッカーに学ぶ自分の可能性を最大限に引き出す方法』ブルース・ローゼンステイン・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478014477

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◆目次◆

日本の読者へ
序文 リーダー・トゥー・リーダー財団会長 フランシス・ヘッセルバイン
第1章 自分の世界を広げる
第2章 強みを鍛える
第3章 明日を創造する
第4章 心を大きくする
第5章 教え、学び、成長する

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『ダニエル・カーネマン心理と経済を語る』 ダニエル・カーネマン・著 vol.2417 


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【22世紀に遺したい名著】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903063488
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本日の一冊は、行動経済学の祖であり、2002年のノーベル経済学賞受賞者、ダニエル・カーネマンによる論文&記念講演。

行動経済学関連の本には、必ずといっていいほど引用される有名なカーネマンですが、じつは自身による一般向け書物はこれまで、ありませんでした。

本書には、カーネマンの、ノーベル賞受賞記念講演、ノーベル賞受賞時に発表された自伝、カーネマンの論文のうち、一般読者にもわかりやすいものを2本、訳出して一冊の本にまとめたもの。

土井も当初は、「原典を見るチャンス」くらいの軽い気持ちで手に取ったのですが、まさか読んで泣かされてしまうとは…。

泣かされた理由は、本書に掲載された、カーネマンの共同研究者、エイモス・トヴェルスキーへの追悼文です。

惜しいことに、カーネマンのノーベル経済学賞受賞を見ることなく、この世を去った人物ですが、この追悼文には、彼らの楽しい共同研究の様子と、「自由と規律」を重んじたエイモスの研究へのストイックな姿勢、そして自分とは違うエイモスを心から愛していたカーネマンの尊敬の念が、示されています。

「正しい方法でやろう」「大地の与えたもうものを受け入れよう」というエイモスの意思に従い、ひたすらに研究に邁進した2人。

本書には、その2人の友情の結晶とも言うべき、「プロスペクト理論」と「ヒューリスティクスとバイアス」研究、「効用概念の再検討と幸福」についての考察が含まれています。

これを読めば、われわれ人間がいかに間違いやすい存在なのか、そしてそれゆえに人生を台無しにしてしまいがちなのかがわかると思います。

偉人たちが発見した、人間の心理や判断力の脆弱さ。

本書は、21世紀を生きるわれわれに、新しい人間観と、幸福のとらえ方を教えてくれます。

そして、ビジネスであれ、研究であれ、何かに挑む人には、挑戦する際の正しい姿勢について。

自分が死んだ後、子どもたちにぜひ読ませたい一冊だと思いました。

みなさんも、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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直感は高度なことをするが、系統だったバイアスやエラーも犯す

知覚表象は、変化するもの、前とは違っていることに何よりも集中し、状態が同じであればそういう物事は基本的に無視する

ボウルを三つ用意して、一つには冷たい水、二つ目には暖かいお湯、三つ目にはその中間の温度の水を入れます。一方の手を冷たい水のボウルに、もう一方の手を暖かいお湯のボウルに浸けて、しばらくそのままでいます。その後で、中間の温度の水に両手を入れてみると、右手と左手の感じ方は違います

大多数の人は、賭けに勝つ可能性と負ける可能性が同じである場合、勝った時には、負けた場合に失う額の少なくとも二倍もらえるのでなければ、賭けをすること自体を断ります

◆プロスペクト理論
効用の担い手は変化であり得失であって、富の絶対量ではない

ある状況で人が決定や選択をする際、合計の代わりに単に平均値を当てはめてしまうことが時々ある

保有効果というもので、リチャードはこれを、一本の古いワインの例で示して見せました。このワインを、二〇〇ドルもらっても売りたくないが、もしもこの瓶が壊れたら、一〇〇ドルも払って取り替えるのは嫌だというものです

私が人生で笑った回数のたぶん半分以上は、エイモスと一緒にいた間のことだと思います

エイモスほど自由な人を私は他に知りません。彼があれほど自由でいられたのは、彼が同時に誰よりも規律ある人だったからなのです

自由の反対側にあるのは、自らのやることに喜びを見出す力と、避け得ないことには創造力をもって適応する力なのです

諦めることなく努力し続けられたのは、エイモスがしょっちゅう言っていたこの言葉のおかげでした。「正しい方法でやろう」。決して先を急がず、早く仕上げるために質を落として妥協することなど考えもしませんでした

「大地の与えたもうものを受け入れよう」という言葉の意味は、身の程を知り、問題を設定すること、すなわちそれが必ず解けることだと信じてはいけないという戒めだった

人は自分が「将来」何を好むかについては必ずしも分かっているわけではないし、中でもt1とt2の間の時間的な経過が長く、自分の置かれた状況や環境の差が激しい時には、もっともひどいエラーを犯しやすい

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『ダニエル・カーネマン心理と経済を語る』ダニエル・カーネマン・著 楽工社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903063488

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◆目次◆

第1章 ノーベル賞記念講演限定合理性の地図
第2章 自伝
第3章 効用最大化と経験効用
第4章 主観的な満足の測定に関する進展

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『しかけ人たちの企画術』東京企画構想学舎・編 vol.2416


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【仕掛け人たちの企画哲学とは?】
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出版業界で長く働いていたら、いつの間にか「企画」といわれるものに携わるようになっていました。

もともと自分はアイデア体質でもないし、優れたクリエイターの仕事を見ると、いつも圧倒されてばかりですが、それでも最近、ある程度のレベルまでなら、学習で何とかなるような気がしています。

学習すべきなのは、アイデアそのものと、アイデアの組み合わせのパターン。つまりインプットを増やして、そのインプットを組み合わせを工夫できれば、アイデアは自ずと浮かんでくるのです。

しかしながら、それだけでは、世間をアッと言わせる企画ができないのも事実。

そこで参考にしたいのが、本日ご紹介するこの一冊です。

この『しかけ人たちの企画術』には、『夢で逢えたら』や『トリビアの泉』、『SMAP×SMAP』、『爆笑レッドカーペット』などを手掛けた吉田正樹さんや、映画『おくりびと』の脚本を手掛けた小山薫堂さんなど、9人の「仕掛け人」が登場し、それぞれが企画の秘訣・哲学を語ります。

土井が読んでいてシビレたのは、「企画者はつねに「周縁」に身を置いていなくてはダメ」と喝破した吉田正樹さんですが、ほかにも地元を盛り上げようと奮闘する奥田政行さん、仕掛けのノウハウを緻密に語る嶋浩一郎さんの話は、参考になりました。

事例として面白かったのは、吉田正樹さんの『トリビアの泉』の演出の話、地元業者のために羊を売りながら、自分の店の宣伝もする奥田政行さんの目のつけどころ、そして静岡県の秘境・小和田駅に格安でポスターを掲示した嶋浩一郎さんの話。

小さなところから切り込み、大きく展開していく各人の企画アイデアには、思わず鳥肌が立ちました。

企画力をつけたい、と思う方には、ぜひおすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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いつも革新的になにかを起こすのは「周縁」の勢力なんですよ。人間というものは、「中心」になると安住してしまうんです。ひょうきん族”は、「周縁」であることを自覚して、「中心」に攻めのぼろうとした。だから、うまくいったんです。別のいい方をすれば、企画者はつねに「周縁」に身を置いていなくてはダメ(中略)自分とは別の「中心」が支配する現状を変えたいという「怒り」が必要なんです

テレビ番組をハードディスクに録画すると見ないで放置してしまうことが多くなるのと同じように、いつでも見られるものは、じつは有難味が小さいんです。となると、逆説的ですが、時間の制約から自由なネットでも、もっとも有難味があるのは「生配信」ということになる

◆以上、吉田正樹氏(テレビプロデューサー)

庄内の海では、波が少しでも高いと魚が獲れません。そういうときは、黒板のメインの部分を消して、魚より肉の欄を大きくします

アル・ケッチァーノにはランチ専用のメニューはありません。昼には、黒板の真ん中のパスタの部分のみを提供しているんです(中略)昼はパスタしか注文できないので、昼に来たお客さまは、黒板の両脇にあるほかのメニューを見て「あのメインの料理はどんな味だろう? この意味不明なメニュー、食べたい!」と想像します

庄内の特産品である「だだ茶豆」という枝豆の一種を食べて育てた羊で、食べてみると鳥肌が立つくらいにおいしい。でも、その生産者である丸山さんは自分の羊が特別だとは思っていない。それどころか、もう養羊は辞めようと考えている、といわれ、私は慌ててつぎの休みに高速バスで東京のレストランに売り込みに行きました

◆以上、奥田政行氏(「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフ)

「ボタン」はあくまできっかけ。そのあとには、目的が成し遂げられるように人がどう動いていくのかを緻密に想定した「シナリオ」が必要なんです

ネタがおもしろいから広まるわけで、「メディアに働きかける」から広まるわけではない

社会記号化したものは、とたんに大増殖する傾向がある

◆以上、嶋浩一郎氏(クリエイティブディレクター)

企画を考えるときは、「その企画は新しいか、その企画は楽しいか、その企画はだれを幸せにするのか」という3つのことを自問してほしい

◆以上、小山薫堂氏(放送作家、脚本家、東京企画構想学舎学長)

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『しかけ人たちの企画術』東京企画構想学舎・編 インプレスジャパン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844329863

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◆目次◆

第1講 吉田正樹(テレビプロデューサー)
第2講 後藤繁雄(編集者)
第3講 中村勇吾(インターフェースデザイナー)
第4講 奥田政行(「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフ)
第5講 箭内道彦(クリエイティブディレクター)
第6講 堂山昌司(マイクロソフト代表執行役副社長)
第7講 嶋浩一郎(クリエイティブディレクター)
第8講 片山正通(インテリアデザイナー)
第9講 小山薫堂(放送作家、脚本家、東京企画構想学舎学長)

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『世界で稼ぐ人中国に使われる人日本でくすぶる人』 キャメル・ヤマモト・著 vol.2415


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【世界標準の人材になるには?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344019555
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アジア市場の発展と日本の少子高齢化、さらには円高の影響を受けて、いよいよ日本企業も本格的なグローバル化の道を歩み始めました。

それに伴って求められるのが、人材のグローバル化。

これは、「英語を学び、世界で通用する人材になろう!」なんて英会話学校の爽やかなキャッチコピーの世界ではなく、通用しなければ外国人に取って代わられる、という深刻なものです。

その深刻な世界を実例をもとに描き出し、かつグローバルに通じる人材になるための方策を示したのが、本日ご紹介する一冊。

著者は、外務省、外資系コンサルティング会社を経て、現在ビジネス・ブレークスルー大学教授を務めるキャメル・ヤマモト氏。

本書では、日本企業のグローバル人材登用の実例を嫌というほど描き出し、日本のビジネスマンに危機意識をあおっています。

著者いわく、これからの人材は「稼ぐ人、安い人、余る人」に分けられる。「稼ぐ人」とは、世界をまたにかけて活躍する「全球人」であり、「安い人」とは、物価や賃金が安い国の人と同じようにローコストで生きることができる「現地人」のこと、そして「余る人」というのは、日本国内にとどまる内向きの「内国人」と定義されています。

では、世界をまたにかけて活躍する「稼ぐ人」になるために、どうすればいいか。

本書では、グローバル人材になるための英語の習得法から、ブリッジパーソンになるための人脈構築力、そしてグローバルに通じる専門性の身につけ方までを、詳しく指南しています。

英語教材の具体例まで提示する細かさで、内容はじつに実践的。

最終章で示された48歳までのキャリア構築術「5年5場所」は、これからのグローバルキャリアを考える上で、一つの指針になるに違いありません。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ユニクロ、楽天、パナソニック等の日本のトップ企業が海外展開の加速を宣言し、その中で、日本人よりも外国人の採用に力を入れるとか、英語を公用語にするとかいい始めた

ゴーン・日産では、英語しか通じない

「日本人、男性、大卒、正社員、長期雇用」が不幸になる

日本板硝子は、2006年に、自社の2倍の規模の英国のグローバル企業ピルキントンを買収した。そして、日本人経営メンバーと外国人経営メンバーの性能比較アセスメント等を行った上で、日本板硝子を含めてグローバル経営のトップ(CEO)を日本人から、買収先のピルキントンの英国人トップにすげ替えた

日本人の役員の方が、外国人役員よりも、全般的に性能が低めで、特に「協働」と「戦略」で低くなる

グローバルな財務、法務、人事の知識が必要になる

企業の利益はあがっても、人の給料がさほどあがらないのは、資本に比べて労働力が増大したので、労働力の相対的な取り分が伸びないせいである

情報化社会においては、定型化された仕事は、海外で安いところにアウトソースされる傾向にある。しかも、この定型化される部分が、単純作業分野を超えてどんどん高度化している

フラットな組織になると、全体として組織のサイズは小さくなるし、ピラミッド型のように定型業務に従事する「安い人」を多数抱えるモデルではなくて、トップはもちろんのこと、その他の組織メンバーもほとんどが自分の専門分野をもつプロフェッショナル化し、自分で考えて動ける自律型人材となる

中国企業による日本企業買収が、2009年あたりから急増している

NHKラジオの「実践ビジネス英語(杉田敏さんが講師)」はいい

ロンドン・エコノミスト誌クラスになると、ボキャブラリーが1万語レベルでないと読むのが苦しい。このレベルに語彙力をあげるための助っ人を最近見つけた。それは、植田一三さんが書いた『10000語レベル スーパーボキャブラリービルディング』だ

ブリッジパーソン役を務める人材が、これからのグローバル企業においては非常に大切

創造的な問題設定ができるようになれば、全球人になれる可能性は一挙に高まる

諸国の民をリードしていくには、構想がないと話は始まらない

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『世界で稼ぐ人中国に使われる人日本でくすぶる人』キャメル・ヤマモト・著 幻冬舎
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◆目次◆

1章 あなたも人材仕分けの対象になる
2章 外国人と対等に戦う─外交力
3章 自分だけのワザをもつ─専門性と汎用性
4章 人を導く技術を身に付ける─リーダーシップ
5章 自分の将来像を描く─キャリアアップ

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