本日の一冊は、年商900億円の億万長者、中島薫さんのお金の哲学書です。
サブタイトルにもあるように、「学校や会社では教えてくれない」お金の哲学を、平易な語り口で披露してくれる、そんな一冊です。
タイトルもコンセプトもわかりやすいので、あまり説明の必要はないと思います。
さっそく、内容のポイントを見て行きましょう。
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本日の赤ペンチェック ※本文より抜粋
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問題は「お金があるかないか」ではなく、「じゃ、あなたはなぜお金がないの」と聞かれたときに、その理由を答えられるかどうか
(お金が)少ないということを知っていて、それで足りないということは、それなりの生き方の努力が足りないということでしょう
その人がいくらお金を持っていようが、そんなことはどうでもいいのです。問題は、どうやってその人がそれだけのお金を手にしたのかという、一連の流れに興味をもつべきなのです。そこに見えているお金の裏にある、物語に注目するべきなのです
お金というものは、あなたがあなたらしく生きるための予算(中略)その収入がどうやったら得られるかを考えて、そのために作戦を練る
お金というものが札束にしか見えない人にはお金は稼げない
収入を変えるには、いままでの環境を変えるか、あるいはあなた自身が変化して成長するかしかありません
人間は長いスタンスの仕事をもてるほうが幸せだと思います。それも、とくに人生の後半がさらによくなるような展望がある仕事だと最高です
成功するには「人と違うことをする」か、「人と違う方法でする」
私は、経済学というのは心理学と同じだと思っています。いかに人を買いたい気持ちにさせるかが重要なのですから
お金に対する感動や感謝をなくすと、お金はふえなくなる
「お金脳」をつくるキーワード
1.健康が第一
2.感謝をする
3.先に気づく
4.すぐにする
5.人のいやがることをしない
6.ツキのいい人をマークする
7.人を応援する
8.みんなにいい顔をしない
9.お金は人のために使う
10.くつろぐ音楽を聴く
何かをするときは、すぐに始める。そして、わからないことは必ず聞く。もしもその日にするべきことを次に持ち越した場合には、「賞味期限が切れた」と思ってください
真に受ける人が成功するのです。それはなぜかというと、無から有を起こす作業をしているからです
人が喜ぶために自分を動かす人には必ず返ってくる
収入を上げるには「誰をつかまえるか」がポイント
お金持ちになれる人となれない人の違い
=お金のことを定期的に思ってあげているかどうか
お金は自分が使うものであって、使われるものではない
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言い尽くされている内容も多いのですが、それを語るときに披露される、中島さんのエピソードや、お知り合いのお金持ちのエピソードが読ませてくれます。
というわけで、本日の一冊は、
『お金の哲学』
http://tinyurl.com/56rck
です。サラリと読めて、ためになる一冊です。
目次
1章 お金に学ぶ
◎お金がお金ではなくなるとき
◎「お金がなくても幸福に生きられる」の本当の意味
◎お金が足りないということは、生き方の努力が足りないということ
◎「お金の勉強」は学校や家庭できちんと教えるべき
◎お金がないのは不幸ではないけれど不便 ほか
2章 お金に目覚める
◎まず、「自分サイズの幸せ」を知ろう
◎いま貧乏でがんばっている人こそ人生はおもしろい
◎お金と覚悟はワンセット
◎収入に感動することからすべては始まる ほか
3章 お金に向き合う
◎「お金脳」のつくり方
◎お金は「ありがとう」でついてくる
◎「するべきことは生もの」と思う
◎成功は自分の知らないところにある ほか
4章 お金に親しむ
◎お金持ちに学ぶ、お金以外のすごいこと
◎「誰をつかまえるか」で人生は変わる
◎一円の仕返し
◎お金への「こだわり」と「執着心」との違いを知る
◎お金の神様に好かれる方法 ほか
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