【『瞬読』著者の時間術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837929664
本日ご紹介する一冊は、ベストセラー『瞬読』著者の山中恵美子さんによる時間術。
※参考:『瞬読』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797398868
何度か本人にお会いしていますが、行動力と仕事量が驚異的で、「いつ寝ているんだろう?」と疑問に思うほどエネルギッシュな方です。(最近は、モンゴルで事業を始める準備をしているそうです)
本書では、そんな山中さんの時間術、仕事に向かう心構えが書かれており、年齢問わず役立つと思います。
戦略とは、何をしないかを決めることですが、本書には、著者がしないこと、最短で済ませることが書かれており、大変勉強になります。
・返事は0.2秒でする
・動画も音声も、倍速で時間を節約する
・完璧主義をやめる
・語学勉強せずに翻訳ツールを持って世界に行く
・何事も一流の人から学ぶ
著者は、本書の196ページで、「私たちは、時間がないのではなく、必要のないことに時間をとられているだけ」と述べていますが、本書では、その「必要のないこと」を徹底的に排除するやり方を述べています。
『やりたいことを全部やる!時間術』の臼井由妃さんもそうですが、合理主義者の書いた時間術の本は、やっぱり面白いですね。
『やりたいことを全部やる!時間術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532198755
人生を変えるには、まず時間の使い方を変えること。
本書には、その秘訣が書かれています。
さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。
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時間に対する意識が変わったとき、私たちは「自分の時間」を手に入れられるのです
全体を見てから細部を見ると、決断は速く、正確になる
「時間がないと仕事はできない」という思い込みを外す
先に何をするか決めてしまえば、時間は有効に使える
仕事の終わりに、「明日はここから仕事を始める」と決めておく。それが翌日すぐに仕事をスタートするための準備になります
「考える時間の長さ」は、必ずしもよい結果に結びつかない
相乗効果を生むマルチタスクたとえば、情報収集×運動、業務連絡×移動時間、アイデア出し×家事
私が目指すのは「一石三鳥」。一つのことをするときに3倍の行動を実現できるように考えて行動しています
10分の仮眠が生産性を上げる
完璧主義も、あなたの大切な時間を奪う「泥棒」
時間は常に15分単位で考える
「時間の長さの感覚」を体に叩き込む
自分がやるべき仕事を極限までそぎ落とす
返事を持ち越すと、自分の予定に「返事をしなければならない」というタスクが増えてしまう
初対面の相手に会う場合、その人の最新の本やブログ、SNSの発信内容にざっと目を通してから会う
語学を勉強するために時間をかけるのなら、世界中のいろいろな国の言葉を翻訳するツールを持って、すぐに世界へ飛び出したほうがいい
何事も一流の人から学ぶことは最大の時短術
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「丁寧な暮らし」をしたい方には向きませんが、忙しい毎日を脱し、経済的な豊かさを手に入れたい向きには、ピッタリの一冊だと思います。
ぜひ、読んでみてください。
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『人生が劇的に変わる瞬読式時間術』山中恵美子・著 三笠書房
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837929664
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◆目次◆
まえがき
プロローグ 瞬読で、大切な「自分の時間」を取り戻す
CHAPTER1 ゼロ秒で答えを出す!「瞬読思考」
CHAPTER2 「時間泥棒」の罠にはまるな!
CHAPTER3 必要ない仕事に「時間」をかけない
CHAPTER4 ムダを捨て、本当にやりたいことに集中する
CHAPTER5 あなたの大切な「自分の時間」を見直すワーク
《巻末付録》実践! 時間を味方につける瞬読トレーニング
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