【基本だけど大事。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479806940X
本日ご紹介する一冊は、ベストセラーのタイトルのいいとこどりをしたようなキャッチーなタイトル。
著者は、3歳~9歳まで、資産家の祖父母が住むニューヨークやロンドンで育ち、欧米式のお金の教育を受けたという、ファイナンシャルプランナーの川口幸子氏です。
書かれていることは極めてベーシックですが、確かに経営者の家や富裕層の家では当たり前のように説かれていることで、知っておいて損はないでしょう。
本書では、以下のように、お金のルールが、7章に分けて説かれています。
第1章 お金に対する考え方のルール
第2章 お金の分け方のルール
第3章 お金の使い方のルール
第4章 お金を増やすためのルール
第5章 お金を働かせるためのルール
第6章 お金の育成期と維持期のルール
第7章 お金を守るためのルール
・「お金は汚いものではなく大切なもの」
・「お金についてオープンに話す」
・「富は3つに分けて所有すべし」
・「誰かのためのお金」を準備する
・友達にお金は貸さない
・収入が増えても生活を変えない
お金に対するバランスの取り方が書かれていて、良いアドバイス本だと思います。
もうちょっとリアルに取材して、エピソードがたくさん出てきたら、さらに面白い本になったと思いますが、基本、著者が幼少期に見聞きした話がベースになっています。
お金本をたくさん本でいる方には、既知の内容が多いと思いますが、ベーシックながら勉強になる一冊です。
さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。
—————————-
お金は汚いものではなく大切なものだと考える
お金は何も自分だけがいい思いをするためのものではありません。家族や友達、大切な仲間を助けるためにも、お金は大切なものです
ユダヤ人にとって学びは生きていることの一部です。学ぶ目的は学校などの成績を上げることではなく、「好きなことを追求できる力」を身につけることです
「じゃあ、そのためにどんなことを頑張る?」ほしいものを買うためにお金をもらうときには、いつもこんなふうに聞かれました
お金にきちんと向き合えば成長できる
お金がいかに大切か知っているからこその寄付文化
たとえ孫にでも「内緒のお小遣い」は渡さないのがユダヤ流
ユダヤ流お金の使い方の5つの基本姿勢
(1)Control(自分をしっかり管理する)
(2)Honest(正直に生きる)
(3)Restriction(誘惑に負けない)
(4)Discipline(日々学ぶ)
(5)Decent(身の丈に合った生活をする)
入ってきたお金はすぐ分類する
すぐに使わないお金は働かせて増やすのが当たり前
富は、土地と商品、現金との3つに分けて所有すべし
ユダヤ人は、昔から金(ゴールド)が安くなったときに買うということを徹底して繰り返してきました
ユダヤ人にとって寄付は当たり前のこと
天引きした後にお金を使う
ノーペイン・ノーゲイン
治療より予防にお金を使う
友達にお金は貸さない
収入が増えても生活を変えない
真の美味しい話は下流には流れてこない
—————————-
これを読んだだけでお金持ちにはなれないと思いますが、豊かに暮らすヒントには確実になると思います。
『宝くじで1億円当たった人の末路』みたいになりたくない人は、ぜひ読んでおくといいと思います(笑)。
『宝くじで1億円当たった人の末路』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822236927
ぜひ、読んでみてください。
———————————————–
『ユダヤ富裕層が13歳までに学ぶお金のルール』川口幸子・著 秀和システム
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479806940X
<Kindleで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0BT1QKRMM
———————————————–
◆目次◆
はじめに
第1章 お金に対する考え方のルール
第2章 お金の分け方のルール
第3章 お金の使い方のルール
第4章 お金を増やすためのルール
第5章 お金を働かせるためのルール
第6章 お金の育成期と維持期のルール
第7章 お金を守るためのルール
おわりに
この書評に関連度が高い書評
この書籍に関するTwitterでのコメント
同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)
お知らせはまだありません。