【新入社員必読】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799311344
本日の一冊は、現在店頭でベストセラーとなっている、若手のための仕事の心構え。
職場で評価されない人には、大抵、仕事の進め方やコミュニケーションに共通の問題点があるものですが、本書はそれをズバリ指摘した点が画期的です。
「まだ準備不足なのですが」と言いながらホウレンソウをすることや、たどたどしい説明、結論ではなく周辺情報から説明する癖、ホウレンソウの遅れなど、多くの職場で起こっている問題点を、シンプルかつ具体的に表現しきっています。
ほかにも、伝わるメールの書き方や、相手の時間を尊重する文章のコツ、人を動かすためのコミュニケーションのあり方など、細かな点が、ノウハウとしてまとめられています。
ホウレンソウでは、対面や電話を優先にする、メールは件名だけで伝わるように、受信者にスクロールさせない…。
こうした気配りができるかどうかで、社内での評価というのは、驚くほど違ってくるものです。
新入社員はもちろんですが、これから仕事のやり方を見直したい30代にもおすすめの一冊です。
40代、50代の方は、部下に読ませてあげるといいでしょう。
ぜひ読んでみてください。
—————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
—————————————————
「森」→「木」→「枝葉」の順で話をする
「開始のセリフ」と「説明と説明の間のセリフ」を決めておく
状況が進行してからホウレンソウしていたのでは、深刻度が増し、手遅れになってしまいます。何より早め早めの報告が重要です。仕事がデキる人というのは、常に早め早めに動く人です
◆3分間エレベーターブリーフィングの基本構成
・主旨を伝える
・選択肢を伝える
・判断のポイントを伝える
・結論を伝える
・確認とアクションの確認をする
相手が使う言葉を自分のものにするだけで、コミュニケーションは飛躍的に向上します
優先順位は、対面→電話→メール
会議においては、その日の趣旨が「ブレスト」なのか「エバリュエーション」なのかを、事前にはっきりさせておくことが重要
優秀なヤツは、若手中堅ベテランに限らず、議論の最中に立ち上がってホワイトボードに書きはじめる
大量受信者にメールをするなら、タイトルだけで内容が判別できる形で送信
自分が書いたメールを相手に読んでもらいやすくするテクニックの一つに箇条書きがあります。コツは大きく2点です。
1.それぞれのレベル感を一致させる
2.羅列しすぎない(マジカルナンバー7)
圧倒的なスピードは、人に感動をもって自分を印象づける
仕事を依頼する側は、持っている情報はすべて伝えるべきでしょう。少なくとも、経緯や目的、期限や意義などはわかりやすく言葉を尽くして伝えるべきです
メモは行動につながるキーワードのみにする
————————————————
『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』河野英太郎・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799311344
————————————————-
◆目次◆
CHAPTER1 報連相(ホウレンソウ)のコツ
CHAPTER2 会議のコツ
CHAPTER3 メールのコツ
CHAPTER4 文書作成のコツ
CHAPTER5 コミュニケーションのコツ
CHAPTER6 時間のコツ
CHAPTER7 チームワークのコツ
CHAPTER8 目標達成のコツ
この書評に関連度が高い書評
同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)
お知らせはまだありません。