【受験大国・韓国で45万人が読んだ勉強のバイブル】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478112975
本日ご紹介する一冊は、受験大国・韓国で45万人が読んだ、伝説の勉強バイブル。
韓国の人口は日本の半分以下ですから、これは日本だと100万部に匹敵しますね。
母親の口コミで学生の定番書となり、読んだ中高生の98.4%が「勉強したくなった」と言っているらしいですから、これは気になる一冊ですね。
土井は高校3年生の時、受験にイマイチ前向きになれなくて、ずっとダラダラしていましたが、夏休みの前後、学校が呼んできた講師の方の自己啓発スキルがすごくて、一気にやる気になったのを覚えています。(他の学生もそうでした)
やっぱりやる気に火をつけられる人っているんですよね。きっとこの著者もそういう人なのでしょう。
冒頭で、<この道が終わるころ、君は世界で一番明るく笑っているだろう。><だから絶対にあきらめないで。>などと優しい言葉が書かれているので、前向きなことばかり書いているのかと思いきや、違います。
<これは全部、あなたのせいです。友達が寝る間も惜しんで、目をこすりながら勉強していたとき、あなたはそんなに勉強していませんでした。友達が自らを励ましながら勉強に打ち込んでいたとき、あなたは迷い、戸惑い、多くの時間を無駄にしました>
厳しい言葉を浴びせ、読者が大いに反省したところで、<いや、まだ遅くない!><自分の内側に秘めてきた「本当の私」を、いまこそ世界に見せつけるのです>と希望を与え、著者自身の15歳のダメダメ体験が続く。
うーん、これは上手いですね(笑)。
最強の禁煙本として知られる『禁煙セラピー』同様のテクニックで、今のだらしない生活にさようならしたくなる仕掛けが施されていました。
※参考:『禁煙セラピー』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845405059
本書は、単なる勉強本ではなく、われわれが悪癖を克服し、前向きに生きられるようになるための自己啓発書です。
自分の人生を大切に生きるためにも、ぜひ読んで欲しい一冊だと思いました。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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勉強は「頭」でするものでなく「心」でするもの
敗者は迷うことでエネルギーを消費してしまうが、勝者は迷うことなく、自信を持って突進する。
カール・クラウス、オーストリアの詩人
勉強の本質は「競争」ではなく「成長」にある
自分にとって重要なのは、ただ「最終的に自分が望んでいたものを手に入れたか」だけ
「もっと早くこうすることができたのに、なぜ自分は君にチャンスも与えずに放っておいたのだろうか……」。そんなやりきれない後悔にとらわれるとき、私は自分自身に約束をしました。「二度と君を投げ出さないよ」
自分の人生はたった一度きりだ。だから、自分は自分の人生を世界で一番大事に扱うべき人間だ
勉強とは、人生をより豊かに彩ってくれる「知識」と「知恵」を得る探検
夢とは、自分がなりたい職業ではなく、自分が「生きたい姿」
決心は「思いつき」ではなく、「根の深い」ものでなくてはいけません
自分自身を騙さない「正直さ」と「自制力」を持つ
勉強を通して「心を成長させ、自分を完成させること」に気を向けた方が、はるかに得るものが多い
人生とは自分を信じること
うまくなるまでは全く面白くないものだ
自分の限界と競争しよう
何も見えず、何も聞こえないほど集中する
教室の「VIP席」に座る
今日の1日は人生の中で最高に勉強に適した日になる
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日本では、教育系YouTuberの葉一さんが絶賛しているのですが、その理由がよくわかりました。
確かに素晴らしい内容です。
ご自身が何かを学び直そうと思っている方、お子さんにやる気や良い習慣を身につけて欲しい方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。(お子さんには黙って渡した方がいいかもしれません)
ぜひ、読んでみてください。
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『勉強が面白くなる瞬間』パク・ソンヒョク・著 吉川南・訳 ダイヤモンド社
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◆目次◆
プロローグ
PART1 勉強に手遅れなんて、ない
PART2 苦しくても頑張ろうと決めた瞬間、全てが変わる
PART3 誰でも勉強に没頭できる「21日の法則」
PART4 人生で最高に勉強に適した日は今日である
エピローグ
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