【サラリーマンをやりながら投資で稼ぐには？】
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リモートワークが普及してから、すっかり副業ブームですね。

副業の鉄則は、手離れがいい仕事を選ぶことと、本業に悪影響を与えずに副業するための時間を捻出すること。

これができて、副業に発展可能性があれば、言うことなしです。

本日ご紹介する一冊は、そんな副業の秘訣について、３年で純資産２億円を作り出した著者が述べた一冊。

著者は、不動産投資で３年で10億円の不動産を所有することに成功。現在は20億円分の不動産を所有し、純資産２億円を達成した、サラリーマン投資家の荒木陽介さんです。

著者が副業に不動産投資を選んだ理由、そしてその時間を捻出するためにどんな時間術を実践しているか、副業に興味のある方なら、読んでおいて損はないと思います。

土井は、個人的に不動産と出版をおすすめするのですが、その理由はいったん仕事をしたら、その後は丸投げできるシステムが整っているから。

不動産はメンテナンスも含め、不動産屋に丸投げして報酬を受け取るだけですし、出版に関してはメンテナンスすらいりません（厳密には改訂するのですが）。

帯に＜「忙しいサラリーマン」にこそ読んでほしい！＞と書いてありますが、まさにその通りだと思います。

「稼ぐ」だけに集中していては見えてこない、生涯年収最大化のためのロジックが、本書を読むことで見えてくると思います。

さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。

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各タスクを「最大化、現状維持、最小化、廃止」という視点から４つに分類する

最大化すべきは「資産が増える行動」で、評価につながる勤労のほか、資産の売買や運用成績の改善につながる行動などが該当します

不動産投資に関する書類は、すべて郵便で届きます。新しい賃貸契約書が届いたら、ハンコを押して返送をするだけでいい。なので、平日でも自宅で作業できるし、土日にまとめて処理することもできます

天引きの目安は、理想的には３割

私の軸のひとつに「エレベーターなし」があります。エレベーターは管理費や入れ替えの費用が結構かかるのでパス、というわけです

私が考える不動産投資の一番のリスクは「場所を固定する」ことと「１件しか持っていない」こと

一棟アパートに限らず、フルローンで買った物件は７～８割以上の入居率がないとキャッシュフローがマイナスになるというのが不動産投資の常識

田舎町の築古戸建てだと、売り値500万円で担保価値900万円というようなお化け物件もたまにある

おすすめは、「ライフルホームズ」などの不動産情報サイトを見て、さまざまな物件の現在の売買価格や市場価値を把握して、気になる物件があったら「全国地価マップ」で担保価値を調べてみるという作業を習慣にすること

建物に対して土地が広い物件は担保価値が高い

平均的な会社員であれば、誰でも住宅ローンを組めます。それを利用して不動産投資ができるのが賃貸併用住宅

「地盤サポートマップ」も便利です。住所を入れるだけで浸水や土砂災害の発生リスク、地震時の揺れやすさなどがわかります

物件を売るタイミングは大きく２つ
・減価償却が切れるタイミング
・大規模修繕のタイミング

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よくよく読むと、「天引き３割」など、なかなかスパルタなことを書いているのですが、本気で資産を築こうと思ったら、これぐらいのストイックさと合理性がないといけないと思っています。

副業、投資で成功したいサラリーマンの方は、ぜひ、読んでみてください。

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『「お金を生む時間」のつくり方』荒木陽介・著　朝日新聞出版

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◆目次◆

はじめに
第１章　サラリーマン投資家への道は「時短」から始まる
第２章　時間にしばられない「不動産投資」こそがサラリーマンの最適解
第３章　「投資の時間」を制するコミュニケーションスキルの磨き方
第４章　サラリーマン投資家ならリスクを最小化できる
おわりに