2011年4月7日

『モチベーションを思うまま高める法』小山龍介・著 vol.2451

【小山龍介さんによる自己啓発書?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837924042

長く続く不況に、今回の震災。

日本経済の先行きが不安になるなか、ビジネスマンのモチベーションを維持することは、ますます難しくなっています。

現時点ではっきりわかるのは、よほど優秀な人でない限り、報酬を上げ続けるのは難しくなってきた、ということ。

場合によっては、雇用に関する法律も見直しを迫られるでしょう。

では、そんな状況下で、どうやって自分のモチベーションを維持するのか。

新しい時代のモチベーションのあり方について、大人気「ハックシリーズ」の著者、小山龍介さんが挑みました。

この『モチベーションを思うまま高める法』は、これまで実用一辺倒だった著者が、初めてまとめた自己啓発書。

野球のイチロー選手や、サッカーの中澤祐二選手など、最初は恵まれていなかったにもかかわらず、努力の結果、成果を上げている一流の人物を参考に、環境に振り回されないモチベーションの高め方を提案しています。

お金は生活する上で大切だけれど、それは結果に過ぎない。

原因となる「努力」や「工夫」「成長」をいかにして積み重ねていけるか。

本書には、そのためのヒントが書かれています。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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今ではもう、都合のいい「ニンジン」を用意してくれる会社はありません。自分のやる気は自分で管理する―モチベーションの自己責任時代がやってきたのです

今、「モチベーションを上げてくれない会社が悪い」なんて言っても、会社はかまってくれません。雇用が法律で守られている現状では、「そこそこ」仕事をしているあいだは、勝手にクビを切ることはできませんが、今後、法整備ができた途端、「やる気のない人は辞めてもらう」という方針に転換する会社も増えるでしょう

給与が下がりつづける中でも、強靭なモチベーションを維持しつづける人が、次の時代に、すばらしい成果を上げるはずです

勝つとか負けるとかいった他人との比較に依存してモチベーションを高めるのではなく、自分自身の中にある絶対的な基準に照らし合わせて、モチベーションを高めていく

成功する人は、例外なく「成功をゴールにしない人」

「人はいったん報酬を受け取り始めると、その活動に対する興味を失うのである。そして、報酬が打ち切られると、もはやその活動をしたいと思わなくなるのである」(デシとフラストの結論)

お金ともう一つ、一般的に大きなモチベーションになると言われているものがあります。人から受けた屈辱です

尊厳のために生きる―。これは、モチベーションを高め、維持していくための最高の方法です

どんな時代、どんな状況になっても、精一杯、自分のベストを尽くす。ここにこそ人として、生命としての尊厳が含まれています

「好きなこと」ではなく「上達できること」に取り組むべき

単語を一つ覚えた、言い回しを一つ覚えた、セリフを聞き取ることができたなど、小さなプラスを見逃さないことが、モチベーション維持には欠かせません

イチロー選手が打率ではなく安打数を目標にしていることはよく知られています

何を言い出すのかわからない他人は、人生でもっとも大きな偶有性

評価は成果ではなく、プロセスに対して行なうべき

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『モチベーションを思うまま高める法』小山龍介・著 三笠書房
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837924042

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◆目次◆

プロローグ 今後一〇年、あなたの人生から「すべての後悔」を消去!
1章 モチベーションを高める―新しい時代の「新しい成功法則」
2章 仕事をハックする―「圧倒的アウトプット」がなぜ可能?
3章 集中力を磨く―大切なところで「確実にヒットを打つ」法
4章 「ひらめく」技術―モチベーションを成果につなげる!
5章 さらなる効果―人生を「思うままコントロールする!」

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