『ユダヤ人大富豪の勇気をくれる言葉』本田健・著 vol.6281

【累計200万部ベストセラーのエッセンス】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479320601

本日ご紹介する一冊は、今年で20周年を迎え、キリ良く200万部を突破したベストセラー『ユダヤ人大富豪の教え』三部作のエッセンスをまとめた一冊。

いわゆる名言集ですが、元が自己啓発小説というのもあり、セリフ調で味わい深い人生のアドバイス集になっています。

20代の頃に読んで感銘を受け、そのまま行動してきた印象がありますが、改めて読むと、まだまだできていないことがあり、勉強になりました。

元本のテイストそのままに、目次はレッスンという形態を取っており、内容は以下のようにまとめられています。

Lesson1　人生について
Lesson2　仕事について
Lesson3　お金について
Lesson4　時間について
Lesson5　人間関係について
Lesson6　感情について
Lesson7　試練について

個人的には、「人生について」と「人間関係について」が刺さりましたが、読者が今、どんな悩みを抱えているかで、反応する箇所は変わると思います。

独立したいと思っている人、財産を増やすために積極的に行動したい人、人間関係を改善したい人、感情に振り回される人生から脱却したい人、成功したい人、幸せになりたい人は、読むといろいろ気づきがあると思います。

『ユダヤ人大富豪の教え』は、もともと空回っている主人公と大富豪の対話のため、読者に何が足りないのか、ズバリわかる内容になっています。

自分の何が悪いのか、自分に何が足りないのか、意外と人は指摘してくれないもの。

「多少耳が痛くても、正しい指摘が欲しい」という方には、本書はきっと役立つと思います。

さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

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多くの若者は、自分が誰かをわからないまま、自分以外の何者かになろうとして、混乱したまま人生を生きている

自分がどのようになりたいのか、どこに行きたいのかをはっきりさせなければ、人生の迷子になるだけだ

君はいままでのように、ずっとその環境で怯えながら過ごすこともできる。あるいは、これまでの過去に決別して、まったく違った生き方を選択することもできる

自分が生まれてきた目的を知りなさい

自分自身を動機づけること。他人を動機づけること。この二つができれば、君は人より一〇倍早く成功できるだろう

君が世の中に対して与えたサービスの量と質が、そのまま君の受け取る報酬に等しくなる

独立を希望している多くの若者は、つまらない仕事をやらされているから独立したいという。しかし、そういう人間は、たいてい失敗する

自分の身の回りにおくもの、触れるもの、人も含めてベストなものを求める

どんな実業家も、人に応援してもらうことなしに、成功することはできない。人に信頼されること、応援されること、この二つを上手にできたら、君は何をやっても成功できる

いかにたくさん儲けるかではなく、いかにきれいに儲けるかを考えなさい

お金とのつき合い方には二つしかない。お金の主人になるか、奴隷になるかの二種類だ

真の自由を得たいなら、まず内面に自由をつくり出さなければいけない

人生の未完了のことは、エネルギー漏れを起こす

信じられないような素晴らしいものが人生でやってきたとき、「受け取ること、受け取ること、受け取ること」と三回言いなさい

多くの成功者は、関係するすべての人に「あなたがいたから、いまの自分があるんだ」ということを感じてもらえるように努力をしている

偉い人には、あたかも彼が偉くないかのように接しなさい。そして、偉くない人には、あたかもその人が偉い人のように接しなさい

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すべて20代の時に読んだ内容ですが、改めて読むと、また新たな発見がありました。

ちょうど上手い具合に愛蔵版が出ているので、そちらを読んでみようと思います。（商売、上手いですね・笑）

ぜひ、読んでみてください。

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『ユダヤ人大富豪の勇気をくれる言葉』本田健・著　大和書房

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