2022年7月4日

『ノウイング』アンドウミフユ・著 vol.6031

【成功者があまり言わない、あやしい話】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763139428

本日ご紹介する一冊は、ノマドワーキングの先駆者として、「情熱大陸」に出演し、「旅するように働く」トレンドを作ったアンドウミフユさんの注目の自己啓発書。

「ノウイング」とは、「既に知っている」という意味で、成功者たちが未来に起こることをなぜか予見していた、という話が本書の軸となっています。

小学生の時に、将来野球選手として活躍することを予見していたイチロー選手、W杯に出場してセリエAでプレイすることを予見していた本田圭佑選手、いずれ兆円単位のビジネスをすることを予見していた孫正義氏、突然小説家になろうと思った村上春樹氏などの話は有名ですが、本書には他にも、この「ノウイング」を利用して成功した人々の話がたくさん出てきます。

やりたいことが見つからなくて悩んでいる人がいる一方で、なぜか未来を予見して、導かれるように成功する人がいる。

いったいこの違いは何なのか? 本書を読むと、その秘密がわかる気がします。

ロジカルな成功本を読むのもいいですが、たまにはこういう本を読んで、自分がどう行動すべきか、ヒントにしてみるのはいかがでしょうか。(土井は「ピンGO」の提唱者なので、こういう話は大好きです)

さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。

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大きな成功をおさめ、人々の心に強烈な印象を刻みつける人たちのなかには、「未来が見えていた」と語る人が多い

私の友人の男性は地方に転勤になり、赴任先に着いた初日に駅前の大通りの横断歩道を渡っているとき、前から歩いてきた女性を見て「この人と結婚する」と直感したそうです。そのときは声をかけることもなくすれ違っただけでしたが、それから1年後、彼が働く職場に部下としてやってきたのがまさにその女性で、その後2人は本当に結婚したのです

かなえたい夢や願望は頭で考えて設定するものではなく、自然に“見えてくる”

未来からのメッセージは、たえず私たちのもとに届いています

すべての鍵になるのが、自分の「感情の状態」をいかに整えておくか

それまでの村上さんは本を読むのは好きでしたが、小説は一度も書いたことがなく、小説家になろうと思ったこともなかったそうです。しかし、野球の白い球が青空に飛んだ瞬間に「自分は小説を書く」という確信を得たのです

「このドアを開けて中に入ったら、何か違う世界が待っていることがわかった」(タモリ)

「すでに完成している」未来の姿がつくり手に見えていたからこそ、後世にまで残る名作がつくり上げられたのではないでしょうか

過去を積み重ねることばかり考えていると、自分の可能性を狭めかねません

心の声が「GOサイン」を出すときは、素敵なシンクロニシティがやってくる兆候

「未来原因説」で眺めると人生の意味がわかる

10代で夢中になったことを思い出してみる

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人間は、どんなに「チャンス」とか「有利」とか言われても、それだけでは動けない。ましてや困難を乗り越え、リスクを冒して事業を続けるレベルの情熱を得るには、何か「天啓」に似たようなものが必要なのです。

本書は、新しい生き方を模索している方に、生き方のヒントを与えてくれる一冊です。

ぜひ、読んでみてください。

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『ノウイング』アンドウミフユ・著 サンマーク出版

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◆目次◆

プロローグ
第1章 みんな、未来を“知っている”
第2章 未来に導かれて生きる
第3章 自分の「HOW」をあぶり出す
第4章 “ノウイング”を起こす実践的方法
エピローグ 踊り場の時期をどう過ごすか

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