2022年7月7日

『「ありがとう」の教科書』武田双雲・著 vol.6034

【これでバッチリ。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479911042X

本日ご紹介する一冊は、書道家、現代アーティスト、作家の武田双雲さんが書いた、『「ありがとう」の教科書』。

じつは武田双雲さんは、Clubhouseでフォロワー10万人以上を誇る語り部で、なかでも人気なのが、「感謝」について語るルーム。

氏がルームを開くと、何と毎回数百人~1千人が集まり、人によっては感動のあまり、泣き出す方もいらっしゃるそうです。

以前ご一緒した時に印象的だったのは、「感謝には副作用がないから」という言葉でした。

確かに、ビジネス書を扱うという仕事柄、いろんなノウハウ本を読んでいますが、どんなテクニックにも、大体副作用が伴い、最悪、望んだ結果と逆の現実が起こってしまう。

だから成功者は、その副作用を避けるため、「感謝」をするのだと思います。

本書には、2006年から2009年頃まで世間から猛烈なバッシングを受け、そこから立ち直ったという著者が、これまでに実践してきた「感謝の技法」が書かれています。

・感動言葉を使う
・先出し感謝をする
・自分に感謝をする
・比較感謝をする
・子どもの寝顔に手を合わせる
・ていねいにゴミを捨てる
・布団を感謝装置にする

日々の習慣を感謝で満たすことで、心穏やかになり、仕事や人間関係の問題もなくなっていく、そんなシンプルな技法を説いています。

さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。

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「いつか」という不確かな未来ではなく、あなたが今この瞬間から、命が尽きるまで、ずっと幸せを手に入れる方法があります。その答えが、本書のテーマとなる「感謝」です

何もしてもらっていないとき。つまり“あなたが最初に”感謝をしましょう

良い未来に進みたいなら、良い言葉を使う。感謝にあふれた人生に進みたいなら、感謝を口にする

「わー、すごい!」とか「うんうん、それで!?」など、相手がどんな話をするにしても感動しながら聞ける人は、普段から「感動言葉」を使っている可能性が高い

自分を好きになるもっとも簡単な方法があります。それが「自分に感謝をする」ことです。自分の存在自体を感謝で満たせば、自然と自分を好きになります。ポイントは1日1回でいいので、鏡に映った自分に手を合わせながら「ありがとう」と言うこと

あなたが普段よく使うアイテムに「聖なる」とつけてみてください。家事をするときも、「聖なる掃除機」「聖なるホウキ」「聖なる包丁」と口にすると、今まで面倒くさいと思っていた気持ちが消え、感動と感謝が生まれてきます

許すことはできなくても、その人のことを「思う時間を減らす」ことはできます

感謝と相反するものは「当たり前」です。感謝せず、それが当たり前だと思っていると、結果として人が離れていきます

「当たり前」は傲慢のはじまり

劣等感や優越感を抱く比較は、する必要がありません。していい比較と、してはいけない比較の境界線はそこにあります。もっとも良いのは、相手との違いを「素晴らしい」と思えることです。比較することでわかる相手との差異に感謝できたら、人間関係の悩みはすべて消えます

「ていねい」は、「ありがとう」に気づくスイッチ

幸福の最大の敵は「今この瞬間を楽しめないこと」

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幸せの青い鳥は、自分の家にいる、というのはよく言われることですが、すべての幸福の源、感謝の対象は近くにあると気づかせてくれる一冊です。

アイテムに「聖なる」をつける方法は、さっそく実践してみようと思いました。

ぜひ、読んでみてください。

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『「ありがとう」の教科書』武田双雲・著 すばる舎

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◆目次◆

Prologue 「感謝」は技術で手に入る
第1章 日常の景色がガラッと変わる「ありがとう」の奇跡
第2章 自分のまわりが“好きな人だらけ”になる考え方
第3章 毎日が“幸せであふれる”シンプルな習慣
最終章 良いことばかりが降りそそぐ“感謝”の技術
Epilogue あなたは、この世にひとつしかない最高の作品

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