2015年6月19日

『自分を大きく変える 偉人たち、100の言葉』 苫米地英人・著 vol.3986

【未来につながる名言集】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4813262635

ときどき、無性に偉人たちの名言を読みたくなります。

どんな心理なのか、自分なりに考えてみたところ、「とても寂しいところに行く準備」という結論が出ました。

三浦しをんさん原作の『風が強く吹いている』の映画に、こんなシーンがあります。

登場人物の一人が、下り坂でスパートして高速域に達したとき、「走(かける)、おまえはずいぶん、さびしい場所にいるんだね」と心のなかでつぶやくのですが、まさにこの感じ。

※参考:『風が強く吹いている』
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誰にも理解されないことにチャレンジするとき、人は「同志」や「先達」の言葉を求めるんだと思います。

ということで、本日ご紹介するのは、ベストセラー作家苫米地英人さんがセレクトした、『偉人たち、100の言葉』。

名言集にも、合う・合わないがあるのですが、本書でセレクトされている言葉は、胸にささりました。

さっそくご紹介して行きましょう。

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想像力は知識より大切である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。(アルベルト・アインシュタイン)

孤独だということは人と違う人間だということ。人と違っているということは孤独になるということ。(スーザン・ゴードン アメリカ出身のライター・編集者)

無知を恐れるなかれ、偽りの知識を恐れよ。(ブレーズ・パスカル)

仕事は目的である。仕事をはっきりした目的と思ってやっているやつにとって結果はたいした問題ではない。(志賀直哉)

自分は役に立つ人材だという自信ほど、大切なものはない。
(アンドリュー・カーネギー)

ステージに上がったときは自分が一番うまいと思え。ステージを降りたときは自分が一番下手だと思え。(エリック・クラプトン)

適度な危険は、人生を豊かにする。(チャールズ・リンドバーグ)

志を立てるためには人と異なることを恐れてはならない。(吉田松陰)

時間は、よく用いる者には親切である。(アルトゥル・ショーペンハウアー)

狂気を少しも含まない天才は絶対にいない。(アリストテレス)

最初のひらめきがよくなければ、いくら努力してもダメだ。ただ努力だけという人は、エネルギーを無駄にしているだけなのだ。(トーマス・エジソン)

金銭は独立の基本なり、これを卑しむべからず。(福澤諭吉)

金儲けのうまい人は、無一文になっても自分自身という財産を持っている。(アラン)

わずかしか持たない者が貧乏なのではない。もっと欲しがる者が貧乏なのだ。(ルキウス・アンナエウス・セネカ)

友人に不信を抱くことは、友人にあざむかれるよりもっと恥ずべきことだ。(フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー 貴族・文学者)

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仕事やお金、人間関係、人生全般に効きそうな言葉がズラリと並んでおり、読ませてくれます。

著者自身の名言が寄せられているのは、ファンにとっては嬉しいですが、初めて著作を読む方には、違和感があるかもしれません。

ぜひチェックしてみてください。

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『自分を大きく変える 偉人たち、100の言葉』苫米地英人・著 TAC出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4813262635

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◆目次◆

1章 仕事を成功に導く言葉
2章 人生を拓く言葉
3章 お金脳がめざめる言葉
4章 人間関係に効く言葉
5章 やる気が湧いてくる言葉

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