2013年11月4日

『一生お金に困らない「華僑」の思考法則』 大城太・著 Vol.3394

【大物華僑に学んだ金持ちの思考法則とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534051271

本日の一冊は、華僑社会で知らない者はいないと言われる大物華僑に師事し、自らも複数の会社を経営する著者が、『一生お金に困らない「華僑」の思考法則』を説いた一冊。

以前紹介した『最強マフィアの仕事術』に、<マフィアは「他人のカネは自分のカネ」だと思っている>という記述がありましたが、本書を読む限り、華僑にも似たところがあるようです。

※参考:『最強マフィアの仕事術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799310119

華僑は、よく他人におごるそうですが、<おごったお金は消えるのではなく、おごった相手の財布に移動すると考えている>ようです。

日本語には、「金は天下の回りもの」ということわざがありますが、この「天下(テンシャァ)」、中国語では大事な仲間のことを言うそうです。

つまり、華僑は自分たちのネットワークを最大限に広げ、そこで金を回すのを、成功の方程式としているのです。

本書には、そんな華僑の成功法則と、考え方、行動原則が、大物華僑に師事した著者の解説付きで書かれています。

チャンスを掴むために、「予定を入れない」。チャンスに即座に対応するために「考えない」。

また、接触機会を増やすために「お願い営業を実行」し、「アフターフォローが必要な不完全商品を売る」など、日本人にはおよそ思いつかない考え方が、いくつも述べられています。

人間の価値を<その人の「つながり」を含めた価値>で評価するという考え方も、合理的で腑に落ちました。

一見、普通の自己啓発書ですが、中身はいかにも華僑らしい思想、行動原則が詰まっています。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「致命傷だけは負うな」

師匠に叩き込まれたのが「予定を入れるな」と「考えるな」でした。「予定を入れるな」とは、チャンスをつかみたければスケジュールを埋めるな、いつでも動けるようにしておけということです

華僑は自分のことにはお金を使いません。利益が出ているからといってムダ使いはせず、事務所の経費も1円単位で計算します

独占せず奪い合わず仲間に回してこそ大きく成長していける

◆華僑ビジネスは3つの役割で加速する
1.考える人………(ビジネスプラン策定)
2.実行する人……(業務遂行)
3.お金を出す人…(出資)

「うまくいかなかったとしても失うのはお金だけ。勇気を失わなければ失敗ではない」

「お願い営業」をすると顧客との接触機会が増える

完全無欠な商品を売るよりも、あえて不完全な商品をお願いして買ってもらい、アフターフォローの機会を得るほうが賢い

りんごにしても駄菓子にしても、日本では珍しくないものに高値がつく。その理由はお察しの通り、中国ではなかなか手に入らないものだからですね。場所を変えれば需要と供給のバランスが変わるので、需要を読むことさえできれば簡単に儲かる

華僑流では個人のみならず、その人の「つながり」を含めた価値を重視します。つまり、友だちが4人いる人であればその4人プラス本人、計5人の価値で「華僑的顧客生涯価値」が決まる

現在を測る短いものさしと、未来を測る長いものさし、2本必要

「借りたので返しに来ました」という口実を作り、立場が上の人とのコミュニケーション機会を得る

同じお金を使うなら人脈作りにつなげる、その努力を惜しまない

・ビジネスがらみで迷ったら絶対に買え
・嗜好品は1回でも迷ったら絶対買うな

おごったお金は消えるのではなく、おごった相手の財布に移動すると考えている

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『一生お金に困らない「華僑」の思考法則』大城太・著 日本実業出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/ 4534051271

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◆目次◆

少し長いプロローグ──華僑の何がすごいのか
第1章 失敗という言葉のない「仕事の進め方」
第2章 すべてをビジネスに活かす「コミュニケーション術」
第3章 基本は人間関係! 人脈作りと人づき合いの極意
第4章 大きく違う「お金」に対する考え方
第5章 非常識かつ合理的な「時間」の使いこなし方

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