2006年1月2日

『プロ論。2』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198621063

本日の一冊は、22万部ベストセラー『プロ論。』の待望の続編です。

※参考:『プロ論。』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198619611

今回もまた、各業界の第一人者たちを50人集め、それぞれの仕事の哲学や心構えをまとめています。

一人あたりわずか5ページのボリュームではありますが、テーマを「プロ意識」や「仕事哲学」に絞り込んでいるため、なかなか読み応えがあるのが特徴です。

前回とは、登場するプロたちの顔ぶれも変わっており、また新鮮な印象。全体的に芸能人やクリエイターが多く、その道を志す方にとっては、必読の一冊です。

自分のキャリアや仕事のヒントを得るためにも、ぜひ読んでみてください。
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■ 本日の赤ペンチェック
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「組織に嫌われるのがイヤなようでは、大したことはできません」
「好きを探すことこそ、人生で一番の仕事」
(堺屋太一)

「若いときにラクしようとしたらイカン。ちょっとでも苦しい方向に行かないと。いいですか、人生はずっと苦しいんです。苦しさを知っておくと、苦しみ慣れする。これは強いですよ」
(水木しげる)

「えり好みをしすぎると、いい流れ、いい出会いがあっても、自分で遮ってしまう。あまりえり好みせずに流れに乗るというのも悪くないと僕は思うわけです。いい出会いって、意外なところにありますから」
(米村でんじろう)

「仕事というのは、あぜ道の草を抜いたり、まだ荒れているところを耕したり、すぐにはお金にならないことをやること」
(リリー・フランキー)

「ノウハウは教えられるけれど、ノウハウ以上のものは自分で追求するしかない。この意識の有無は、将来の大きな実力差をもたらします」
(吉越浩一郎)

「才能を信じなければ、本当の努力はできない。でも、過信してしまったら努力はできないんです」
(浅田次郎)

「心が満足しないのは、やっぱり良くないんですよ。人生、お金だけじゃない。お金を稼ぐための仕事もあるけど、それで魂が死んだら、やっぱり続かないんです」
(立松和平)

「大事なことは、失敗した経験を消しゴムで消してしまわないこと」
「絶対的な信念に凝り固まって、そこから動けない人って成長力がない人」
(倉田真由美)

「目標にしたいくらいの人をライバルにする。意識を変える、いい方法ですよ」
(箭内道彦)

「大事なことは、単にいい結果を出すことではないと思っています。どんな結果が出るにしても、自分を信じられるだけのことをやってきたかどうか。それこそが悔いのない戦いにつながる」
(古賀稔彦)

「10年先を考えるヤツに限って、1カ月で挫折するんです。僕らは、目の前にあることをクリアするのに精いっぱいでしたから、常に150パーセントの力で道なき道を歩いてきて、ふと後ろを振り返ったら、こんな道ができてたのかと思う」
(角田信朗)
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『プロ論。2』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198621063
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■目次■
Chapter1 自分の将来に不安を感じたとき
Chapter2 向いている仕事がわからないとき
Chapter3 仕事を面白くしたいとき
Chapter4 才能があるのに認められないとき
Chapter5 誰もが注目する作品を生み出したいとき
Chapter6 何をやってもうまくいかないとき
Chapter7 前例のない仕事を成功させたいとき
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