2005年6月1日

『パーソナルブランディング』

http://tinyurl.com/drmm4

本日の一冊は、全米No.1のカリスマ・パーソナルブランド・コンサルタント、ピーター・モントヤによる、個人ブランドの構築法です。

著者は、現地で「パーソナルブランディング大学」なるものを主宰していますが、30万円はするというその2日間のコースに、希望者が殺到するほどの人気なのだそうです。

本書は、その著者のノウハウのエッセンスを抜き出し、12ヶ月で個人ブランドが構築されるように設計されたテキスト。

個人ブランド構築のための考え方や戦略、具体的手法、ツールを網羅しており、これ一冊で個人ブランド先進国・アメリカの最新ノウハウが得られるようになっています。

なぜビジネスパーソンのなかでも印象に残る人と残らない人がいるのか、会社を辞めても揺るがない個人ブランドをどうやって築けばいいのか、そのヒントがここに詰まっています。

個人ブランドの構築に興味のある方は、必読のテキストです。
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■ 本日の赤ペンチェック
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いかにいい仕事をしようとも、世間はあなたのビジネスに関して無関心であると常に心せよ。あなたがなすべきことは、自ら顧客をつかみ、振り向かせることである

◆パーソナルブランドの構築が必要なビジネス分野
1.独立したサービスのプロフェッショナル
2.個人相手のサービスビジネス
3.付加価値商品の販売

自分のテリトリーあるいは適所のマーケットを独占するうえで一役買った偉大なブランドを構築したような真の成功者は、自分の仕事に対する本当の目的意識を持ち合わせていた(中略)金儲けのためだけでなく、彼らは自分たちの行っていることが心底好きなのだ。その純粋な情熱が彼らのパーソナルブランドの一部として灯台の光のごとく輝いて輝くのである

◆パーソナルブランドにおける4つの要素
「パーソナリティ」「バックグラウンド」「興味」「ライフスタイル」

あなたが「望まない」見込客を追い払うブランドは、同時にあなたがぜひとも獲得したいと「望む」顧客を引きつける効果がある

◆有力な8つのブランディングチャネル
1.得意先からの紹介
2.プロフェッショナルからの紹介
3.DM
4.ネットワーキング
5.セミナー
6.PR
7.ウォームコール(心のこもった電話)
8.ウェブサイト

◆ミスを回避するために知っておくべきこと ※一部のみ紹介
・模倣されるのは避けることができない
・人々は嘲るものである
・質の高い印刷物はお金に代えられない
・約束は控え目に、仕事は期待以上のものを
・資料のアップデートによって人々を飽きさせない
・見込客をあまり多く追いかけ過ぎない
・人々は何かに打ち込んでいる姿勢を好む
・成長は投資を意味する
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『パーソナルブランディング』
http://tinyurl.com/drmm4
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■目次■
第1章 パーソナルブランドをなぜ作り上げるのか
第2章 販売とは、マーケティングとは、そしてブランディングとは何か
第3章 パーソナルブランディングの役割
第4章 ビジネスニーズに合ったブランディング
第5章 個人的な要素をパーソナルブランドに取り入れる
第6章 特化か、それとも衰退か
第7章 ポジショニング――自分の場所を確保する
第8章 ブランディングチャネル
第9章 パーソナルパンフレット
第10章 パーソナルロゴ――名刺、スローガン、アイコン
第11章 パーソナルウェブサイト
第12章 パーソナルポストカード
第13章 PR――広告では不可能な信頼性を創造する
第14章 ネットワーキング――紹介の素晴らしさ
第15章 自分のブランディングとマーケティングの年間プランを書き上げる
第16章 ブランドを維持し、防御する
第17章 ミスを回避するために知っておくべきこと
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