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『エクセレント・ホスピタル』 クィント・ステューダー・著 Vol.2709


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【全米38万部のベストセラー】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799310313
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本日の一冊は、全米で38万部のベストセラーとなった、病院経営のバイブル。

著者のクィント・ステューダー氏は、フロリダ州バプティスト病院で院長を務めた後、1993年イリノイ州ホリークロス病院でCOOに就任し、同病院を立て直した人物で、その後、病院経営コンサルティング会社を立ち上げた人物。

本書では、数多くの病院への指導経験から、どうすればサービスレベルを上げられるか、どうすれば離職率を抑えられるか、といった経営の問題を、真正面から論じています。

病院の話ではありますが、医療者がどんな職場で働きたいかを示した「3つの価値観」や、「患者満足度に最も大きな影響を与える4項目」など、他のビジネスでも共通する考え方が示されており、自社の場合、どうすればいいか考えさせられます。

退院後の確認電話や、患者に自宅の電話番号を教えること、入職後30日目に行う個人面談の4つの質問など、満足度アップのヒントが、いくつも示されています。

通常の民間企業では当たり前のこともいくつか述べられていますが、概ね参考になる内容です。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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そこそこ良い結果を見て、「自分たちはよくやっている」と感じてしまうことが、組織を次のレベルに引き上げる最大の障害

偉大な組織を率いている人は、組織のさらなる成長に最も情熱を注いだ人である

◆医療者が持つ3つの価値観
Purpose:人生の意義
Worthwhile Work:やりがいのある仕事
Making a Differece:人の命に違いをもたらす

驚いたことに、病院長の優先事項の上位11番目までの中に、職員や患者に関することが一つもありません

当時わたしが感じていた病院経営における最大の課題のひとつは、中間の管理者と経営陣との間に「わたしたち/彼ら」という壁をつくる文化があることでした。このような壁をつくる態度は、満足度調査、予算の確保、給料の設定の場面で生じることが多いようです

「行動」してみなければ「理解」することはできない

「優れたリーダーは、自分の手柄にしない」(老子)

リーダーが成すべきことは、一人あるいはほんの数名の個人の能力に依存することのない、継続して成果を出し続けることが可能な組織を創り上げること

◆病院経営における5つの柱
1.サービス 2.医療の質 3.人材 4.財務 5.成長

指標を測定するということは、職員がどう行動するべきかを示すこと

◆患者満足度に最も大きな影響を与える4項目
1.コミュニケーション
2.痛みの管理
3.患者個人のニーズへの対応
4.ナースコールへの反応

日々、何千枚ものカーテンが開け閉めされています。そのうち何回、開け閉めのための「説明」が十分になされているでしょうか。これが「最適なタイミングで、最適な言葉をかけること」のポイントです

患者満足度向上における、もう一つの重要な要素は「退院後(外来診察後)の確認電話」です

パフォーマンス別に個人面談をおこなう

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『エクセレント・ホスピタル』クィント・ステューダー・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799310313

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◆目次◆

イントロダクション 医療の「はずみ車」
第1の原則 最高の病院になることを決意する
第2の原則 重要な指標を測定し、改善する
第3の原則 サービス志向の文化をつくる
第4の原則 リーダーを育成する
第5の原則 職員の満足度に重点を置く
第6の原則 職員一人ひとりに責任感をもたせる
第7の原則 個人の行動を、組織のゴール・価値観に合致させる
第8の原則 すべての職員とコミュニケーションをとる
第9の原則 成功を認め、讃える

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『中小企業が強いブランド力を持つ経営』 酒井光雄・著 Vol.2708


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【中小企業のためのブランド戦略】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891013036
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本日の一冊は、15,000円の高額ながらベストセラーとなった『価格の決定権を持つ経営』の著者、ブレインゲイト代表の酒井光雄さんによる注目の新刊。

※参考:『価格の決定権を持つ経営』
http://www.4891010282.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891010282

『価格の決定権を持つ経営』から約9年経って登場した、待望の中小企業向けブランド戦略本です。

現在、日本の大企業はやれ為替がどうの、コストがどうのといって大騒ぎしていますが、これはつまり、自らの付加価値が低いことを露呈しているようなもの。

本当に顧客に価値を提供し、愛されている企業は、その付加価値を堂々と価格に転嫁できるものなのです。

では、付加価値が高くて高収益体質になるために、企業は一体何をしたらいいのか。

それを大ボリューム、約450ページにまとめたのが、本書『中小企業が強いブランド力を持つ経営』です。

フェラーリやハーレー、一休.com、ホクト、コストコ、崎陽軒といったメジャー事例はもちろん、知る人ぞ知るイデアインターナショナル、いせや、エシレバター、白鳳堂などのニッチ事例が盛りだくさん。

そして何より価値が高いのは、著者が教える、これから売れそうな商品の切り口、売り出し方のフレームワークだと思います。

赤ペンチェックでも、すべて紹介するのは憚られましたが、3章の<「つくる領域」の付加価値10の視点>は、東日本大震災後の消費キーワードが盛り込まれており、ドル箱の情報です。

やる気のある経営者であれば、この部分を読むだけでも、15,000円のモトは取れると思います。

先日ご紹介した、原尚美さんの『51の質問に答えるだけですぐできる「事業計画書」のつくり方』同様、事業アイデアがどんどん湧いてくる一冊。

※参考:『51の質問に答えるだけですぐできる「事業計画書」のつくり方』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534048912

経営者の方は、ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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生産性向上やコストダウンを至上命題のように掲げているとするなら、それは効率の良さが売りモノになっている証拠だ

収益と直結してこそブランド

「説明が必要な商品」
「モノやコトにくるまれた付加価値を、“見える化”する必要がある商品」
「人的な“もてなし”やサービスを付加することで価値が向上する商品」
「効率重視でなく、ゆとりや快適性をアピールしたい商品」
「自家用でなく、お遣い物として相応しい価値を備えた商品」
といった条件がある場合、こうした商品は大量生産・大量販売の発
想では敬遠されがちだ

競合他社がコストダウンのために手を抜くところに、あえて手間をかける

崎陽軒は、しょう油入れに着目して、それが自社のシウマイの付加価値を高め、他社にない魅力づくりの資源になると考えた。そして一流イラストレーターを起用して白い磁器のしょう油入れを「ひょうちゃん」と名付けるなど、キャラクター化にも成功したのである

第二次大戦後、陶器に代わる新しい素材が登場したため、焼き物メーカーの需要は急減していた。困っていた益子焼(栃木県)のセー
ルスマンが一人用の土鍋を持参して営業に訪れた先がおぎのやだ。これが、おぎのやの3代目高見澤一重の病死後、急遽経営者となっていた妻みねじの目にとまり、「峠の釜めし」が昭和32年に誕生する

◆時間を分解すると付加価値化できる ※一部紹介
1.歴史的概念を取り入れる
「創業から年数が長い」「歴史がある」など
2.手間ひま概念を取り入れる
「手間ひまをかけて製造した」「価値を高めるために何十年も寝
かせた」など
4.費用対効果概念を取り入れる
「長い間使用すると投資が回収できる」「エコである」など
5.「劣化防止」の概念を取り入れる
「劣化しにくくする」「従来の何倍も耐久性がある」
7.「相続価値」の概念を取り入れる
「家宝になる」「代々使える」「継承できる」など
8.記憶・思い出概念を取り入れる
「記憶に残る」「思い出になる」

中小企業は生活必需品に手を出すな

◆問い合わせが多い企業が行っている5つの方策
1.コンテンツが豊富で、読みたくなるメルマガやDMを制作している
2.顧客の取引履歴をコミュニケーションに反映している
3.あえて数量を限定した商品・サービス
4.自社の信者を探し出して、彼らの力を借りる
5.担当者の顔が見える

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『中小企業が強いブランド力を持つ経営』酒井光雄・著 日本経営合理化協会出版局
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891013036

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◆目次◆

1章 今なぜ、ブランド力を持つ経営か
2章 価値を売る経営の基本
3章 強いブランド力を持つ「つくる領域」の付加価値10の視点
4章 強いブランド力を持つ「売る領域」における付加価値10の視点
5章 戦略構築編

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第27回BBM大賞


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毎回100号ごとに集計してベストセラーを発表する、
「BBM大賞」。

栄えある第27回「BBM大賞」に輝いたのは、瀧本哲史さんの、『僕は君たちに武器を配りたい』です!

今回、著者の瀧本さんは『武器としての決断思考』もあわせて1、2位を独占!

これはBBM始まって以来の快挙です。

おめでとうございます!

★第27回BBM大賞★
『僕は君たちに武器を配りたい』瀧本哲史・著 講談社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062170663/

なお、トップ10は以下の顔ぶれ。いずれも良い本ばかりですので、ぜひチェックしてみてください!

第1位 『僕は君たちに武器を配りたい』
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元マッキンゼー、現在は京都大学若手No.1講師として人気の瀧本哲史さんによるキャリア講義。これから食える4つのタイプとは何か。ベンチャー投資家ならではの視点が盛り込まれています。(著者:瀧本哲史 出版社:講談社)


第2位 『武器としての決断思考』

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同じく瀧本哲史さんによる、意思決定&ディベートの技術。情報が氾濫する世の中で、自分で決断するための武器を授けてくれます。18万部を突破した、注目の新書です。(著者:瀧本哲史 出版社:星海社)


第3位 『デザインセンスを身につける』

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三菱電機や日清食品、服部セイコーなど、大手企業のクリエイティブを担当してきたアートディレクターが、『デザインセンスを身につける』ための考え方とプロのデザインルールをまとめた新書。(著者:ウジトモコ 出版社:ソフトバンククリエイティブ)


第4位 『スティーブ・ジョブズI』

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アップルの創業者、スティーブ・ジョブズの生涯を、著名な伝記作家、ウォルター・アイザックソンがまとめた唯一の公式本。10日で100万部を突破した、注目のベストセラー。(著者:ウォルター・アイザックソン 出版社:講談社)

第5位 『采配』

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選手として前人未到の記録を達成し、監督としてもチームを優勝に導いた落合博満。惜しまれながら引退した、落合監督の「采配」論、勝負論を語った、注目のベストセラーです。(著者:落合博満  出版社:ダイヤモンド社)

第6位 『日本人にしかできない「気づかい」の習慣』

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総理大臣も通ったという老舗料亭で生まれ育ち、その後、三越、ディズニーで活躍した著者が、日本人の「気づかい」を語った一冊。料亭の創業者だった、祖母の教えが、読ませてくれます。(著者:上田比呂志  出版社:クロスメディア・パブリッシング)

第7位 『プロフェッショナルサラリーマン』

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柳井正さんの愛読書『プロフェッショナルマネジャー』、伝説のトップセールス、故・甲州賢の教えをまとめた『プロフェッショナルセールスマン』に続く、名著シリーズ、注目のサラリーマン編。(著者:俣野成敏 出版社:プレジデント社)

第8位 『心を上手に透視する方法』

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ドイツで爆発的人気を誇り、35万部を超えるベストセラーとなった読心術の本。セールスや交渉、接客、社交などの場で威力を発揮する、心理テクニックが紹介されています。(著者:トルステン・ハーフェナー 出版社:サンマーク出版)

第9位 『新版 小予算で優良顧客をつかむ方法』

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カリスママーケターとして一世を風靡した、神田昌典さんの処女作にして最高傑作。事例をアップデートし、さらにインターネット時代に対応すべく、書き下ろしのコラムを各章末に設けています。(著者:神田昌典 出版社: ダイヤモンド社)


第10位 『書くことが思いつかない人のための文章教室』

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毎日新聞専門編集委員で、同紙夕刊の大人気コラム「しあわせのトンボ」著者、近藤勝重さんが、その文章術を公開。有名作家が書いた文章例なども載っており、良い文章とは何かを考えさせられます。(著者:近藤勝重  出版社: 幻冬舎)

『経営者・平清盛の失敗』 山田真哉・著 Vol.2707


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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062174332
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本日の一冊は、160万部突破の大ベストセラー『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者、山田真哉さんによる、2年ぶりの新刊。

※参考:『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032915

ビジネス書の世界に、わかりやすさとエンターテインメントを持ち込んだことで知られる作家ですが、じつはその正体は、歴史研究家であり、かつ公認会計士。

今回の新刊は、そんな著者の強みを最大限生かした、ビジネス・歴史エンターテインメントです。

2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」を先取りした企画で、何と平清盛のビジネスマンとしての側面にスポットを当てています。

当時、宋商人がすべてを取り仕切っていた日宋貿易を、父・平忠盛はどのようにして自分の利益に変えて行ったのか? 平清盛はどうして宋銭を輸入したのか? そして、「絹・米を交換手段とする物々交換経済が、たったの10年で貨幣経済へと変わった」のはなぜなのか?

歴史教科書の説明を疑うところから始まり、平家が滅亡するラストまで、一気に読ませてくれる、じつに刺激的な読み物。

ミステリーの手法をビジネス書に持ち込んだあたりは、さすが山田真哉さんといったところでしょうか。

歴史ファンを意識したためか、表紙がやぼったいのが玉に瑕ですが、読み始めたら、止まりません。

これからの日本経済の行方を示唆するところもあり、これは読んでおいて損のない一冊だと思います。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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日本史上において、本当に経済に強い武士は平清盛と坂本龍馬の二人だけだ

◆貿易の4大リスク
1.カントリーリスク
2.信用リスク
3.為替リスク
4.シー・ペリル(海固有の危険)

当時は、日本最大の貿易港・博多に宋商人が多く住んでおり、「唐房」と呼ばれる街を形成していました。その宋商人の中心的存在が、船の所有者である「博多綱首(ごうしゅ)」です。彼らは自らも船に乗り、日本との貿易のすべてを仕切っていたのです

すべてを宋商人が仕切っていたとしても、彼ら以外の者が莫大な利益を得る方法があります。それは、独占貿易です

◆貿易で儲ける3条件
1.販売単価が高く 2.形状が小さく 量が多い

賢い人は希少性の高いモノを「売る」ことなどしません。売らずに「贈与」するのです

忠盛は貿易で得た希少品を献上することで、豊かな国の国司になり、巨万の富を築いていったのです

権力の源泉というのは、ふたつしかありません。それは、金と人事権です

日本で初めて人工島をつくったのは平清盛

清盛は、貿易の中心地を博多から神戸に移すことで、貿易実務を宋から日本に移す一大革命を起こそうとしていた

日本で宋銭が普及したのは、おおむね1160年代から1170年代です。そして、1179年6月には「近日。天下上下病悩。號之銭病。」……つまり「銭の病」が流行った、という記録が残っています(『百練抄』)

「もしかして『銭』としてではなく『モノ』として宋銭を欲しがる人々がいて、流通していったのではないか」

現代の消費者金融が多重債務者問題を引き起こしたように、当時の銭貨出挙も多額債務者問題を引き起こした可能性がある

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『経営者・平清盛の失敗』山田真哉・著 講談社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062174332

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◆目次◆

まえがき
第一章 教科書にはない日宋貿易の真相
第二章 日本経済史最大のミステリー、「宋銭」普及の謎
第三章 平家滅亡の真犯人、そして清盛の「失敗」
第四章 経営者・平清盛
終章

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『日本人はなぜ株で損するのか?』 藤原敬之・著 Vol.2706


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【学生時代に聴きたかった…】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166608401
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本日の一冊は、農林中央金庫、野村投資顧問、クレディ・スイス投資顧問などでファンドマネージャーを務め、計5000億円を運用してきた著者が、京大で行った講義を書籍化したもの。

タイトルには、『日本人はなぜ株で損するのか?』とありますが、正直、これはもったいない。

投資とは、社会・経済の大きな動きや人々の欲求を読む知的活動であり、本書の読みどころは、そのために著者が学んできたことと、著者独自の社会・経済の捉え方にあるからです。

興味深いのは、二章のアダム・スミスから始まる経済学と西欧哲学の解説、さらにそれを実践に応用した、第四章以下の著者の思考の方法論でしょう。

「市場は安定しない」ことを前提とする動態的思考のすすめ、「二項対立」で物事をとらえる考え方、株価を構成する定性的要素を四つに分ける考え方など、株に限らず、世の中を観察する強力なツールになること間違いなしです。

これを京大生が本当に理解できているとしたら、すごいことですね。

もともとが大学生に向けて語られた内容、ということもあり、キャリアに関するアドバイスも充実しています。

・天職とは、二十四時間その仕事に支配されていて快いと感じること
・「幕僚にとって最大の喜びは、すぐれた上官に仕えることである」
(ドイツ軍・ロンメル元帥の参謀長だったハンス・シュパイデルの言葉)
・自分の周りの人間全てを「他者(=顧客)」と考える

長年マーケットを見てきた著者ならではの社会のとらえ方は、今は現実的すぎると思うかもしれませんが、年をとるにつれて理解できるようになると思います。

これから資本主義社会で生きていく、すべての若者に読んで欲しい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人間は生まれてから死ぬまで何をしているか。私は講義中にこの質問をしました。答えは、情報の処理、に他なりません

彼から言われたことでその後の僕の人生を決めた重要な言葉がありました。それは、「藤原、情報のやり取りというのは、インサイダー情報を交換することじゃないんだぞ。互いの『切り口』の交換が本当の情報交換なんだぞ」というものだったのです

PER(株価収益率 price-earnings ratio)は株価を最新の予測のEPS(一株当たり純利益 earnings per share)で割ったもので、今の株価が何年分の利益に相当するかを示します(中略)この指標を見るポイントは利益をどこまで信頼できるか、にあります。利益成長の長期的な方向性の認識が不可欠です

株価とは将来利益の先食いです。これは普遍的な事実です。その将来の利益に至る可能性をどう捉えるか。それが、僕のアプローチなのです

実はウォール・ストリートで最も有名な日本人はこの伊藤清先生です。あのリーマン・ショックでアメリカ経済を完膚なきまでに破壊したのがサブプライムなどのデリバティブ(金融派生商品)だったわけですが、それらを組成する上で欠かせないのが、金融工学を生み出したオプション方程式(ブラック-ショールズ式)です。この式は確率微分方程式(伊藤の定理)があって初めて成立するもの

株価や株式市場を考える上で、大事なポイントとして静態的(スタティック)な要素は存在しない、と考えることがあります。全てを動態的(ダイナミック)に捉える必要があります。何故なら、市場には「安定」への動機づけがないからです

考える道具はシンプルなものほど良いのですが、その中でも「二項対立」というのは非常に便利な道具です。ここに描いたように相対化の基本ですね。僕は二項対立表というのを作っていつもそれを座右において眺めています。大小、長短、高低、遠近、広狭……等々

本格的で持続的な経済成長は分業に尽きるということを言っておきます。産業革命は自給自足経済から分業化によって実現した(中略)資本の集中化や産業の独占化での成長は必ず壁に当たってしまいます

株価とは使用価値と交換価値から構成されるもので、時間と共に刻々と変化するその価値の総和である

僕は株価というものを構成している定性的要素を四つに分けて整理しています。原理の過大評価、原理の過小評価、内的否定と外的否定の四つです

日本人はおカネに関しては目先である

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『日本人はなぜ株で損するのか?』藤原敬之・著 文藝春秋
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166608401

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◆目次◆

第一章 ファンド・マネージャーとは何か?
第二章 株式運用の基本とは? そして独自の運用とは?
第三章 情報をどう処理すべきか?
第四章 株価とは何か?
第五章 日本人はなぜ投資が下手か?
第六章 日本人とは何か?

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『日本の優秀小売企業の底力』 矢作敏行・著 Vol.2705


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【日本の優秀小売企業9社のケーススタディ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532317169
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地方に出張に行くと、東京ではほとんどお目にかからない、地場の有力小売店が目につきます。

ショッピングセンター「ゆめタウン」を展開する広島拠点のイズミ、福島県郡山市に本部を構えるヨークベニマル、「ハード」(金物・工具)と「グリーン」(園芸用品・農業資材)に絞り込んだ専門店を展開する米利(コメリ)…。

これら有力小売の実態をまとめた書籍があれば、ぜひ一度読んでみたいと思っていたのですが、その夢を実現してくれたのが、本日の一冊『日本の優秀小売企業の底力』です。

日本の流通研究の第一人者、矢作敏行氏が、長期財務分析を行い、ケーススタディとして、1.総合スーパー(全国、地域チェーン)、2.食品スーパー、3.コンビニエンスストア、4.ホームセンター、5.家具専門店等、6.家電量販店、7.衣料品専門店、8.百貨店、の8分野から、ベンチマーク企業を選出。

これら8社に、海外で活躍する湖南平和堂を加えて、計9社のケースを分析、その競争優位性の源泉を究明しています。

単発の打ち手に関するものではなく、「持続的競争優位性」にフォーカスした点が、名著『ストーリーとしての競争戦略』と似ており、好感が持てます。

※参考:『ストーリーとしての競争戦略』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492532706

著者の結論は、<日本の優秀小売企業はそれぞれ独自の組織能力を有しており、それが競争上の「強さ」となっている>ということですが、その競争優位性が何であるかは、本書を読んでのお楽しみ。

各社の取り組みや創意工夫に、ベンチャースピリットをかき立てられる、そんな一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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大量出店を実現するためには、新市場の開拓が急務の課題となっていた。山陽道を東にのぼれば、自ずと関西地区に至る。逆に、関門海峡を渡れば、目と鼻の先に九州地方が広がっていた。イズミの選択は、九州進出だった

個店経営の主役は、パートタイマーである。その地域に暮らし、食生活をよく知っていることや正社員よりも労働コストを抑えることができるためである。ベニマルのパートタイマー比率(8時間換算)は84.7%と同業他社の平均値64.6%を大きく上回っており、パートタイマーも加わった全員参加型の店舗運営が最大の特徴

「チェーンストア経営のコツは、すべての商品カテゴリーではなく、特定商品カテゴリーで一番になること」を実践した結果であった。同業他社が店舗を小型化する際、商品カテゴリーを絞り込まず、ただ単にカテゴリー内品種数や在庫量を削減したのに対して、米利は商品カテゴリー自体を「ハード」と「グリーン」の2つに絞り込んで特徴を出した

コメリは現状打破のため、新規市場開拓に取り組んでいる。既存商品カテゴリーでは住宅リフォーム・建材関連と農業資材の2つに着目している。両市場を合計すると、市場規模は約40兆円にのぼっており、事業機会はまだ存在すると楽観視している

ニトリの狙う郊外店舗物件市場の場合、百貨店のような中心街立地の大型店舗と異なり、不動産市場での流動性が比較的高い。その意味では、ショッピングセンター内のテナント出店を含めて、既存店舗網の希少性はそれほど高いとは言えない。しかし、東南アジアの家具工場や、大規模物流センター網の経営資源としての希少性は、かなり高い

ヤマダ電機は銀行に頼らない市場からの調達に目を向けた。資本市場において、普通社債・転換社債を発行し、6・5億円を調達したほか、1990年、海外投資家向けにスイスフラン建ての転換社債で多額の資金調達を実現した

その後も、ヤマダ電機の機動的な出店戦略は続いた。都心回帰が進むと見ると、テックランド店の面展開を図ると同時に、同一エリア内に都心型のLABIを出店することで物流、人材、広告面での効率性をあげ、コスト面で競争優位性を築いた

PB商品をはじめとした独自商品の売上高比率が50%超の企業は、セブン-イレブン、ニトリ、ファーストリテイリングの3社

◆事例研究の分析結果から導き出される実務的インプリケーション(含意)
※一部紹介
1.市場戦略の有効性は時間軸において相対的である
2.業務システム革新で競争を差異化する
5.店舗規模ではなく、店舗数を評価する
7.小売企業におけるリーダーシップとは、現場主義の企業文化を確立することである

交通の要所に圧倒的な規模を有する大型商業施設のなかには、数十年単位の競争力を維持している例が相当数ある

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『日本の優秀小売企業の底力』矢作敏行・著 日本経済新聞出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532317169

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◆目次◆

序章 流通パラダイムの転換
第1章 イズミ:地域密着型経営の徹底
第2章 ヨークベニマル:全員参加型の店舗実行能力
第3章 セブン‐イレブン・ジャパン:単品管理に基づく連続的な業務革新
第4章 コメリ:独自業態の開発・展開
第5章 ニトリ:製・販・配統合型バリューチェーンの構築
第6章 ヤマダ電機:機動的な出店戦略と後発の優位性
第7章 ファーストリテイリング:
「スーパーセグメント」を深耕する商品調達ネットワーク
第8章 大丸松坂屋百貨店:店舗運営改革
第9章 湖南平和堂:現地市場への適応化
終章 事例研究のまとめ

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『勝ち続ける経営』 原田泳幸・著 Vol.2704


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【マクドナルドV字経営の秘密】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023310166
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本日の一冊は、7年連続マイナスの売上高を、一転、7年連続プラスに変えた、日本マクドナルドの代表取締役会長兼社長兼CEO、原田泳幸さんによる講演録。

原田氏の書籍は、これまでにも何冊か読んでいますが、この方は、講演の方が、言葉が乗っていいですね。

本書では、氏がどうやってマクドナルドをV字回復に導いたのか、そのポイントを公開。

業績低迷時に社長がやるべきことを明確に語ったという点で、役立つ本だと思います。

連続プラスになった7年間、氏が唱えたのは、「基本に立ち返れ。基本以外は何もするな」でした。

不況時に、新しいものにあれこれ手を出すと、かえって経営資源を分散させる、というのがその理由です。

では、その代わりに何をすればいいか。

お金を生み出す「キャッシュ・カウ」をもっと売るために、何をすればいいか考える、というのがその答えです。

本書には、そのために著者が投入した「クォーターパウンダー」や、「コーヒー」の例が紹介されており、じつに参考になります。

経営に対する戒めあり、キャリアに関する教訓あり、そして具体的なエピソード・事例あり。

じつに読み応えのある一冊でした。ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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私が就任してから今日まで、売上高は7年連続マイナスから7年連続プラスになりましたが、このときに行ったことをひと言で表すならば、「基本に立ち返れ。基本以外は何もするな」だったのです

業績が低迷しているときにいろいろなことをやり過ぎる。つまり基幹ビジネス以外の新規ビジネスに手を出したがる。業績不振だから本来のビジネスに危機感を覚え、「新規ビジネスでもう一本柱を立てておこう」となりがちなのです。結果、経営資源が分散してしまいます

マクドナルドもこのコアのビジネス、つまりハンバーガーを売るという基幹ビジネスがマイナスのときに、新規ビジネスをやろうとしていました。私も入社してビックリしましたが、一時はカレーライスやチャーハンを出していたそうです

マクドナルドでクォーターパウンダーが売れると、ビッグマックがもっと売れるんです。コーヒーが売れると、ビッグマックがもっと売れるんです。これがわれわれの戦略であり、正しい姿なのです。基幹ビジネス、コアのメニューをもっと売っていくために、新しいメニューを出していくのです

次の成長のためには、目の前のおいしいものも捨てることが必要

そもそもレストランビジネスの基本はおいしいものを提供することです。ですからまず私はそれまで不評だったハンバーガーなどのつくり置きをすべて撤廃しました

ダメになった会社はすべて「らしさ」を失っている

お客さまのおっしゃることと、実際の行動はまったく違う

お金を生み出す「キャッシュ・カウ」を把握する

継続的な成長のためには継続的な価値の向上しかない

コストを減らすとは、投資をすること

リサーチで企画するな

コモディティかつ独自性のある商品が成功する

キャリアとは周りから来るものと思ってください。その日、その日、自分の命題に関して周りが期待する、上司が期待する以上の結果を出せと。そういうことをずっと考えていれば、キャリアというのは必ず周りから来る

私は社員によく言っています。教育とはトレーニングに行かせることじゃないと。本人が今やっている以上のことをやらせることだと

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『勝ち続ける経営』原田泳幸・著 朝日新聞出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023310166

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◆目次◆

第1章 基本に立ち返り「らしさ」を取り戻せ
第2章 7年間の経営改革(1)
フレンドリーであるか、コンビニエントであるか
第3章 7年間の経営改革(2)
アウトスタンディングであるか、イノベーティブであるか
第4章 原田流ビジネス理念
特別付録 セミナー時に寄せられた質問&回答

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『安売りするな!「価値」を売れ!』 藤村正宏・著 Vol.2703


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【「伝え方」で商品は10倍売れる】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/440810910X
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本日の一冊は、モノを売らずに体験を売る、「エクスペリエンス・マーケティング」の手法で、集客施設や企業のコンサルティングを行う著者が、その事例とノウハウをまとめた一冊。

店頭のディスプレイやチラシ、DM、手紙など、さまざまなツールの使用例が示された、コテコテのマーケティング書ですが、即・数字を上げたい小売業の方は、一読の価値ありです。

ビジネス書にも高尚なものとそうでないものがあるらしく、この本はお世辞にも高尚な部類ではないですが、その分、数字に直結する、実践的なノウハウがまとめられています。

通常、バレンタインデーには売れない花束を売るべく、花屋さんが書いたPOP、ホテルの朝食バイキングで不人気だったビシソワーズとトムヤムクンを売った説明書き、大正製薬の「サモンキングGX」を33倍売ったキャンペーン、はなぶさ旅館のリピート率を、27%から48%にアップした仲居さんの手書きのハガキ…。

さまざまな現場の事例が紹介されており、このケーススタディだけでも読む価値があります。

中小企業の経営者や、現場の店長、マネジャーには、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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多くの人は、モノを売ることばかりに一所懸命になっている。でも、大事なのは「体験を売る」という視点です

独自の価値を見つけるために、
「あなたの商品のターゲットは誰ですか」
「誰を幸せにしますか」
「お客さまはそれによってどんな体験ができますか」
を考える

バレンタインデーに花束を売りたいと思っていた花屋さんがいました。でもバレンタインデーは女性が男性にチョコレートなどの贈り物をするイベントです。だから、花束は売れない。そこで花束にチョコレートとシャンパンを組み合わせた商品をつくり、「ヨーロッパでは花とチョコレートとシャンパンが愛の三大ギフトといわれています。あなたの本気が伝わる最高の恋のギフト」というPOPをつけて、ちがう意味づけで売りました。そうするとそれがその店の独自の価値になり、通常の5倍近く売れた

◎ビシソワーズ
昔、NY在住のフレンチシェフが
自分の恋人のために考案しました。
冷たいジャガイモのスープです。
少し胃もたれしている朝には最適。
熱々のトーストとバターに相性ばっちり!

ターゲットを絞るということは、お客さまになる人がどういう価値を求めているのか、どういう動機であなたの商品を買うのかを想像するということ

羽田空港に来ている人にとって、羽田空港とネーミングされた商品は何よりも目を惹く

スイミングスクールに来たら水泳がうまくなりますよ、なんていうのは、モノを売っている発想

身長120センチの子供が手を伸ばしたときにどこまで届くのか

電話番号が小さすぎたり、地図がわかりにくかったり、ホームページのURLしか書いていなかったり、そういう広告は反応が悪くなるのは当たり前です

◆博多にある、食事もできるバー「アフター・ザ・レイン」のメニュー
「作家MENU 村上春樹
コンビーフのサンドイッチ 650円
小説『風の歌を聴け』より
グレープフルーツのような巨乳の女がやって来た暑い夜に……」

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『安売りするな!「価値」を売れ!』藤村正宏・著 実業之日本社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/440810910X

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◆目次◆

第1章 売れてるものはどこがちがう?
第2章 お客さまは「ただ一人」まで絞り込む!
第3章 繁盛のキーワード=ゆるやかな関係性
第4章 「好き・楽しい・得意」で独自化する!
第5章 会社ではなく、個人のストーリーを発信する!
第6章 「選んでもらう理由」をわかりやすく伝える方法

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『51の質問に答えるだけですぐできる「事業計画書」のつくり方』 原尚美・著 Vol.2702


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【社長!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534048912
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先日、箱根で社員と合宿をし、エリエスのこれからについて話し合いましたが、現在はそのアイデアを具体的な事業計画に落とし込むべく、脳内格闘しています。

来年以降も、変わらず稼いでいくために、事業をどう発展させていけばいいか。抜け漏れを防ぐにはどうすればいいか。

考えているうちにたどり着いたのが、本日の一冊です。

本書『51の質問に答えるだけですぐできる「事業計画書」のつくり方』は、自らもスタッフ20名を擁する税理士事務所を成功させ、外資系業から中小企業まで、クライアント企業を成功させてきた著者が、事業計画書のつくり方を指南した一冊。

「事業計画書の7つのプロセス」すなわち、1.企画、2.事業コンセプト、3.ビジョン、4.事業戦略、5.事業戦術、6.ロードマップ、7.アクションプラン、に沿った内容となっており、ひとつひとつの質問に答えるだけで、事業計画が作れてしまう、優れモノです。

会社を5年以上続けていると、従来のビジネスモデルでは、たち行かなくなることもあると思います。

起業からしばらく経ったら、やはりきちんと事業計画を作り、これからの戦略や戦術を練りたい。さらには、それを株主や金融機関、従業員に伝える「形(=書類)」に落とし込む必要があると思います。

ただし、実際には事業計画の作成は、骨の折れる作業であり、まとまった時間がなければなかなかできないことだと思います。

本書はその点、51の質問に答え、フォーマットに当てはめるだけで事業計画書が作れてしまうので、社長が自問自答する時間を大幅に節約することができます。

戦略を考えるワクワク感と、「へえ~」と感心させられる紹介事例が本書の最大の魅力。

2ページ読むたびにアイデアが湧いてきて、読むのにえらい時間がかかってしまいました。

経営者、起業家は必読。経営の全体像を学びたいビジネスパーソンにもおすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆魅力的でわかりやすい事業計画書の3つのポイント
1.なぜその事業がうまくいくのかのロジックがはっきりしている
2.その事業にかけるあなたの情熱があふれている
3.あなたがその事業を行なわなければならない必然性が明確に伝わる

◆ミッションを考えるときの問いかけ
・自分が実現したい理想の世の中はどんな社会か
・人生で、一番大切にしているものは何か
・人生で、一番失いたくないものは何か

ターゲットのメリットを理解するためには、反対に彼(彼女)は、現在何に対して「不便」を感じているのかを考えるのも効果的です。不便以外にも不満、不快、不安、不都合、不足、不幸、不信、不健康、不当、不毛、その他「不」の付く言葉を思い浮かべます

どの戦場で戦えば自分は勝てるのかを考え、競争相手の少ない戦場、自分の強みが生かせる戦場で戦うことが、ビジネスで成功する秘訣

あなたがお客さまの求める商品を継続的に提供できる理由は何か

会社が持っている組織能力を存分に生かせる事業ドメインで勝負する

ハンバーガーが主力商品でも、モスバーガーはマクドナルドの競合他社ではありません。なぜなら両社の客層と、そのお客さまが持つ価値観が異なるからです

大切なのは、自社に最も脅威を与える競争相手は誰かを見つけ、分析することです

◆ブルーオーシャンを見つけるための6つの視点
1.あなたが販売しようとしている商品の代わりに、現在使われているものは何か
2.既存商品に新しい価値を見つける
3.お客さまが望んでいるものは何か、を再定義する
4.補完サービスを見つける
5.新しい感性で既存商品を見直す
6.新しいトレンドを見つける

収益の源泉(キャッシュ・ポイント)をビジネスモデルのどこに仕掛けるか

事業に成功したとは、どういう状態を言うのでしょうか。それは、その事業が世の中に新しい価値を創造したときに他なりません

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『51の質問に答えるだけですぐできる「事業計画書」のつくり方』原尚美・著 日本実業出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534048912

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◆目次◆

第1章 事業計画書はなぜ必要か?
第2章 事業計画書を作成しよう
第3章 事業計画書から資金計画を作成しよう
第4章 事業計画書からアクションプランを作成しよう

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『貯まる生活』林總・著 Vol.2701


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【『餃子屋と高級フレンチ』著者による節約本】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163747605
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本日の一冊は、ベストセラー『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』著者による、注目の節約本。

※参考:『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447847088X/

『餃子屋と高級フレンチ~』同様、ストーリー形式で、節約のキモを、わかりやすく説明しています。

今回の主人公は、貯金を取り崩して毎月やりくりしている真希。

夫が発案したマンション購入のために、頭金1000万円を借りに、下関の実家に向かったところ、新幹線のグリーン車で謎の紳士石丸に出会い、節約のレクチャーを受ける、というストーリーです。

「大切なのは、収入の範囲で生活すること」という基本から始まり、生涯年収の計算、コストカットの方法、マンションを負債から資産に変える方法、予算作成のコツまで、節約の基本がひと通り押さえられます。

なかでも、「君たちは何の価値ももたらさない本や服を保管するために部屋の家賃を支払っている。これを贅沢と言わずに、何と言えばいいんだね」という石丸の言葉は、大量の本を保管している土井には、ぐさっと刺さりました(笑)。

冒頭に出てくる、「お金の使い方の基本は、国も、会社も、家庭もまったく同じなんだ」という言葉にもあるように、著者が本書のメッセージをもっとも伝えたかったのは、じつは政府に対してかもしれません。

支出というものは、本来、ビジョンがなくては決められないもの。

にもかかわらず、ビジョン不在で赤字を垂れ流しているから問題なのだと、はっきり認識できると思います。

書かれている原理原則、ノウハウはあたり前のことですが、生活を変える決意を促される一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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お金の使い方の基本は、国も、会社も、家庭もまったく同じなんだ

収入が多い家庭が、預金が多いとは限らない

支出は収入以下に抑えなくてはならない。これが、家計管理の大原則だ。この原則は、今月とか、今年とかの話ではない。これから5年先、10年先、そして生涯を見通して、収入が支出を上回っていなくてはならないんだ

最初にすべきは、生涯でどれだけの収入が見込めるか、大まかでいいから計算してみることだ

男性サラリーマンの生涯平均給与は年500万円程度だそうだ。例えば、大ざっぱに40年間働くとして、生涯収入は2億円。実際には税金や保険料を差し引くから1億6000万円くらいだろう

家計が赤字から抜けられないのは、収入が少ないからではなく、お金の使い方が間違っているからなんだ

ローンは、将来にわたり現金が出ていくマイナスの財産なんだよ。4000万円借金して買えば、財産が増えると同時に、マイナスの財産も増える。結果として、君の財産はゼロになる

石丸は「ボクなら手放したりはしない」と言って、こんな考えを話し始めた。「マンションを15万円で他人に貸し、10万円のアパート暮らしに戻る。そうすれば、損どころか年間60万円お金を稼いでくれる」

「お金は将来の目標を実現するために使うのだよ。なのに、君は過去の支出を参考にして予算を作成するという。矛盾していると思わないかね」

「時間には費用がかかっていることを理解すれば、わずか10円安いために、30分も時間をかけることが正しい判断なのか、簡単にわかるはずだ」

「つまり君たちは何の価値ももたらさない本や服を保管するために部屋の家賃を支払っている。これを贅沢と言わずに、何と言えばいいんだね」

固定費には管理不能なものと、管理可能なものがある

日々の生活に関連した科目は、もともとお金をかけていない。そこへ一律で費用を削ろうとすれば、生活はますますすさんでしまう

予算作成の段階で不要なものを取り除き、必要な科目にお金を集中させる

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『貯まる生活』林總・著 文藝春秋
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163747605

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◆目次◆

Chapter1 赤字人生から抜け出す基本
Chapter2 予算の立て方しだいで結果が決まる
Chapter3 お金はどこに消えてしまうのか
Chapter4 節約してもリバウンドする理由
Chapter5 貯まる生活

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