2011年7月11日
【入社1年目にやっておくべきこと】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478015422
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本日の一冊は、東京大学在学中に司法試験に合格、その後BCGを経て、ハーバード経営大学院をベイカー・スカラー(成績上位者に贈られる)で卒業、現在はライフネット生命保険の副社長を務める著者が、入社一年目の心得をまとめた一冊。
社会人一年目の読者をターゲットにしているため、当たり前のマナーも含まれていますが、成果を出すために極めて大事な考え方が説かれています。
リップルウッド・ホールディングスCEOのティモシー・コリンズ氏や、BCG日本代表の御立尚資氏、ライフネット生命保険代表取締役社長の出口治明氏など、著者がこれまでに仕えた経営者たちのエピソードも読み応えがあります。
正直、読み物としてのエンターテインメント性はいま一つですが、華やかなプロフィールからは予想もつかない、現場感あふれるアドバイスがてんこ盛り。
経験上、やれば確実に成果が出るアクションばかりを提案しています。
文章のテイストや一部の内容に反感を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、若手ビジネスマンの仕事のチェックリストとして、重宝する一冊だと思います。
新人教育に悩むマネジャーにも、おすすめの一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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入社1年目は、どんなことがあっても絶対に遅刻をしてはいけません
新人時代の印象でその後のキャリアが決まる
メールの返信は、対応が早いだけで2割増しの評価を得られる
仕事の優先順位をつけるうえで、最も重視すべきは締め切り日
カバン持ちをすることで、一流の経営者が持つ視点やビジネスマナー、立ち居振る舞いを学べる
合意したことをまとめ、書き出し、確認する。仕事の最後に投資する5分間を惜しまないことで、仕事の方向を誤るリスクから解放されます
利害関係のない人にどれだけ誠実に接することができるか。その対応を見れば、否が応でも人間性が浮き彫りにされてしまいます
早く帰ることが認められたとしても、どこかでその埋め合わせをしましょう
華やかな大きな仕事より、むしろ誰もがやらない地味で小さい仕事をすべて引き取ったほうが、勉強や経験になります。その仕事を、自分らしく仕上げることに全力を上げるのです
コミュニケーションはメール「or」電話ではなく、メール「and」電話が基本です
「古典を読んで理解できなかったら、自分がばかだと思いなさい。新しく書かれた本を読んで理解できなかったら、作者がばかだと思いなさい」(ライフネット生命社長 出口氏)
企業にとって良い社員とは、目の前にある商品を売るだけではなく、企業価値を高めてくれる人材です
世界史ではなく、塩の歴史を勉強せよ
僕が考える再発防止策は、仕事のやり方を変えることです。ミスが起こらない仕組みを作り出すことだと思います
宴会芸は仕事と一緒だ。絶対に手を抜くな
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『入社1年目の教科書』岩瀬大輔・著 ダイヤモンド社
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◆目次◆
※多すぎるので省略します
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