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『本質をつかむ思考法』伊藤真・著vol.2090


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【司法試験のカリスマ、伊藤真が教える「疑う」技術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806136336

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本日の一冊は、司法試験指導のカリスマであり、通称「憲法の伝道師」、伊藤真さんによる思考レッスン。

『本質をつかむ思考法』という骨太なタイトルにひかれて手に取ったものの、最初の60ページぐらいは正直、退屈な内容でした。

しかしながら、第2章「あらゆることを『疑う』」を読んだ瞬間、本書のイメージは一変。

そこには、政治家やメディアが知られると困る、「疑う技術」が書かれていました。

・「ビッグワード(大きな言葉)」には注意が必要
・同じ言葉でも「発言者」によって意図が違う
・言葉そのものに目を向けて、概念を疑ってみる
・数字を見るときには、つねに「母集団」を意識すること

これらの原則を知っていれば、政治家によるスローガンやメディアによる扇動、不誠実な金融業者による売り文句を避け、本質を見極められるようになります。

例として挙げられている「lawyer」と「弁護士」の違い、冤罪の話なども、本質を見極めないと道を誤る例として、じつに有用。

3章で述べられている、「『知識・感情・意欲』をバランスよく育てる」という話も、腑に落ちました。

とくに、体験することで「情」を育成するという話は、いまの社会にもっとも欠如しているところではないでしょうか。

頭でっかちな思考法の本は数あれど、本書のように「知・情・意」のバランスがとれた思考法の本は珍しい。

問題解決力を高めるために、そして社会で貢献できる人になるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「正解を求めるクセ」をやめる

「考え続ける」とは、「『ベターな答え』を出し続ける」ということ

ベストな答えを出すことばかりを求めてしまうと、失敗することにものすごい恐怖を覚えます

「考える」とは対象となる物事や人を一面的に見るのではなく、多面的、立体的に見ていくこと

私たちが「自分」という視点から離れることはとても難しい

第三者の視点をもつには「伝えること」を想定する

「時間軸」を移動させることで真相が見えてくる

予測する「未来像」は決してひとつにとどめないこと。複数の可能性を想定することが重要です

政治家や経営者など、権力をもっている人々がスローガンとして使う「ビッグワード(大きな言葉)」には注意が必要

同じ言葉でも「発言者」によって意図が違う

言葉そのものに目を向けて、概念を疑ってみる

◆古代ギリシアで行なわれていた「民衆による裁判」
被告が無実であっても、民衆がわあっーと盛り上がれば死刑にされてしまう、まさに「世論で殺す」という状況です。
ソクラテスが「青少年を堕落させた」というかどで死刑宣告を受けたのも、この民衆による裁判でした

みんながいいと思うものこそ、立ち止まって考えてみる

数字を見るときには、つねに「母集団」を意識すること

◆アメリカの「lawyer」100万人、日本の「弁護士」1万2000人の真実
日本では英語の「lawyer」を「弁護士」と訳しますが、実は、アメリカでいう「lawyer」と日本でいう「弁護士」とは、まったく違う概念なのです。アメリカで「lawyer」は弁護士だけではありません。
「行政書士」も「弁理士」も「税理士」も「司法書士」もみんな「lawyer」と呼びます。企業の法務部で働く社員も「lawyer」に含まれます

「知識・感情・意欲」をバランスよく育てる

直接、体験しなければ「情」は育成されない

文字を読まず、映像にばかり頼ってしまえば、想像力は鍛えられません

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『本質をつかむ思考法』中経出版 伊藤真・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806136336

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◆目次◆

序 章 あなたは思考停止に陥っていませんか?
第1章 つねに「視点」を移動する
第2章 あらゆることを「疑う」
第3章 「知識」と「感情」を融合させる
第4章 考え続けるにはどうすればいいか

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『残念な人の思考法』山崎将志・著vol.2089


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【頭は悪くないのに仕事ができない人の理由】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532260752

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最近、自分ブランドが注目されているのは非常に喜ばしい事ですが、なかには職場に不義理して、残念な結果に陥りかけている人がいる
のも事実です。

先日お会いした有名ヘッドハンター氏いわく、ビジネス書の世界で活躍している人でも、会社や取引先に不義理して出世の道が閉ざされている人がいる、とのこと。

まだ売るべきものが明確に定まっていないのに、アイドル並みの個人ページを作る人、前の会社のネームバリューを利用しようとしてプロフィールに載せているのに会社の悪口を言う人(矛盾)、せっかく毎日ツイッターで書いているのに下品な言葉遣いでむしろブランドを落としている人…。

世の中には、本当に残念な人がいるものです。

本日の一冊は、ビジネスコンサルタントの著者が、こういった「残念な人」たちの例を挙げながら、どうすればできるビジネスマンに変われるか、そのヒントを示した読み物です。

「こなす仕事」しかできないビジネスマン、混んでいるのに利益が上がらない飲食店、いつも門前払いされてしまう営業マン、就職面接で「残念」な志望動機を述べてしまう学生…。

本書では、どうしたらこういった「残念」をなくせるかが詳しく語られており、通読すれば、ビジネスの基礎知識やビジネス的思考が見につけられるよう、工夫されています。

新書形式のハンディな本ですが、中の事例は具体的で、ビジネスに即役に立ちます。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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資本の論理の力が増してきたこと、情報システムが充実してきたことで、「作り出す仕事」と「こなす仕事」の二極化は拡大の一途をたどっている。しかも「こなす仕事」をやる人の割合が増えている。
その点で、マネジャーにとっては、仕事の目的、意味を伝える力が、これまで以上に重要になってきている

ボタンを押すとエンジンはかかる。このエンジンがかかる間に思いをめぐらすことを「考える」というのではないか。
ハンバーガー作りは牛を育てるところから始まっているのである

混んでいるのは、おいしいから客が殺到するというよりも、効率が悪いから客が滞留する、というのが正しい理由だった

「飲酒運転にならないよう、きちんと確認しなさい」と教育するだけでは従業員の実行を徹底させることはできない。
伝票に「車・自転車確認」欄を設けることが、餃子の王将のすごさなのだと感じた

たくさん売ろうと思ったら、量産設計をしないといけない。売る人がたくさんいなければならない。規模が小さい間は同じ想いをもつ人間だけでやれるかもしれないが、それだけでは大きくならない。
大きくするには、普通の人が少しがんばればできるような「仕組み」「仕掛け」が必要なのである

チーザは一九〇円前後で売られている。普通のチーズ菓子として考えると少し割高な気もするが、三〇〇円前後の商品が並ぶおつまみコーナーに置かれていると逆に割安感がある。実際、テスト販売の段階から爆発的な売れ行きを見せ、年間一〇億円売れば大ヒットとされる菓子業界で、四〇億円の売上目標を立てられるほどの規模に育っている

新業態を試すような場合には、そもそもその業態が成り立つかどうかを検証するまで時間がかかるため、その間持ちこたえるキャッシュフローが必要だ。資本の論理がますます重要になりつつある世の中、努力だけではできないことがあるのも事実だ

「会うと得する人」は誰も断れない

ゴールの見えない話し方をすると残念なヤツだと思われる

貯金が一億円あったらやらないことは、やらなくていいことである

他人に対する仕返しのような行動は、自分の品格を損ねる結果になる

問題ではなく、機会に集中せよ

まずは役を演じる。「自分らしさ」を付け加えるのはその次

◆たった一〇秒で却下される残念な志望動機
「とにかく会ってみればわかります」
「御社の○○を評価します」
「前の会社はひどい会社でした」
「前職は仕事がハードすぎて……」

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『残念な人の思考法』日本経済新聞出版社 山崎将志・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532260752

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◆目次◆

1章 残念な人はつくられる
2章 二流は掛け算で考え、一流は割り算で考える
3章 残念な人は「塗り絵」ができない
4章 機能だけを磨いても二階には上がれない
5章 人生を残念にしないためのプライオリティ

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『電子書籍の衝撃』佐々木俊尚・著vol.2088


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【電子書籍時代のビジネスチャンスとは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887598084

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アマゾン、アップル、グーグル。IT業界の名立たる企業が次々と電子書籍のプラットフォームおよびサービスを発表するなか、出版業界は戦々恐々としている状況ですが、次なるビジネスをつかむには、コンテンツが電子化することの本質を正しくつかむことが重要。

本日の一冊は、ベストセラー作家であり、ITジャーナリストとして知られる佐々木俊尚さんが、先進国アメリカの状況から、日本の出版業界の課題まで、幅広く論じた一冊。

中抜き、プラットフォーム戦争、コンテンツ使用権の獲得、セルフディストリビューション、レベニューシェアなど、ひとつキーワードを出すたびに出版社を刺激してしまいそうな内容ですが、実際、これほど電子書籍ビジネスの未来を見通した本は、これまでになかったと思います。

電子書籍化にともない登場するビジネスチャンスと、既存勢力にとっての脅威が、具体的な事例とともに把握できる、電子書籍ビジネス本の決定版。

土井は、本書のおかげで、これからのビジネスのアイデアをたくさん得ることができました。

マーケティングセンス、ビジネスセンスのある方が読んだら、10万円だって惜しくない内容。

これが1100円だなんて、やはり日本の出版業界はおかしいのかもしれません。

明日の出版ビジネスを見通したい人は、ぜひ買って読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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出版社を「中抜き」してスマッシュワーズのようなディストリビューターと契約したり、あるいはアマゾンと直接契約するような動きは加速していく可能性が高い

◆3つのプラットフォーム要件
1.多様なコンテンツが安く豊富にそろっていること
2.使い勝手が良いこと
3.アンビエントであること

情報の需要と供給のバランスは完全に崩れ、いまや需要を上回る量の供給があふれるようになってしまった(中略)そうなれば「需要を絞る」ということによって余剰の富を得ていた古いメディア企業が没落していくのは当然のこと

出版社が膨大なコンテンツ使用権を持っているというのは、まったくの幻想だった

いまや本の情報の多くは、ソーシャルメディアのクチコミを経由して流れている

セルフディストリビューションがこのように人気アーティストにまで及んでいくのは、実のところ当然と言えば当然です。なぜなら、人気アーティストはすでに熱狂的なファンを大量に抱えているからです

電子ブックによってパッケージとしての紙の本は意味を失い、コミュニティの中で本が読まれるようになっていく

究極の進化形は、フリーの編集者とフリーのデザイナー、そしてフリーの書き手がフリーランス連合を組んで一冊の本を作り、売れた分だけ六〇%の印税をレベニューシェアするようなチーム編成かもしれません

文部科学省が二〇〇九年一一月に発表した調査結果。図書館を使う小学生が二〇〇七年度に借りた本の冊数は平均で三五・九冊もあり、これは過去最高でした

本というコンテンツを流通させるプラットフォームが、いまの日本では恐ろしいほどに劣化してしまっているから、本は売れなくなってしまっているのです

パッケージではないとしたら、いったい何が本にとって意味を持つようになってくるのでしょうか。それを私は、本のコンテキスト(文脈)だと考えています

タレントやランキングのようなマスモデルに基づいた情報流路から、ソーシャルメディアが生み出すマイクロインフルエンサーとフォロワーの関係へ──。情報アクセスの世界は、いま劇的にこういう方向へと進みつつあります

マイクロインフルエンサーによる本のリパッケージ

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『電子書籍の衝撃』ディスカヴァー・トゥエンティワン 佐々木俊尚・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887598084

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◆目次◆

第1章 iPadとキンドルは、何を変えるのか?
第2章 電子ブック・プラットフォーム戦争
第3章 セルフパブリッシングの時代へ
第4章 日本の出版文化はなぜダメになったのか
終章 本の未来

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『プレイングマネジャーの教科書』田島弓子・著vol.2087


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【限られた時間でチームを動かすノウハウとは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478012113

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本日の一冊は、マイクロソフト日本法人で、社長賞を2回受賞、数少ない女性営業部長として活躍した著者が語る、プレイングマネジャーの仕事術です。

中小企業の経営者、あるいは大企業の中間管理職は、ほとんどが現場の業務をこなしながらマネジメントも行うプレイングマネジャーだと思いますが、本書は、そのプレイングマネジャーに特化した本。

忙しいなかどうやって部下の報告を受けるか、進捗確認をどうすればいいか、悪いニュースを早期に手に入れるにはどうすればいいか。

ちゃんとマネジメントはしたいけれど、十分な時間がない、というマネジャーのために、最小限の時間でコミュニケーションするノウハウを、具体的なセリフ付きで紹介しています。

どうしても手が空かない場合は、「今はダメだけど、15時からなら5分とれるよ」。

部下に「自分が主役」だという自覚を持たせるには、「お客様のことを一番知っているのは、あなただからね」。

相手を肯定しながら失敗を指摘するには、「どうしたの? あなたらしくもない」。

こういったコミュニケーション円滑化のためのノウハウが具体的に示されており、現場のマネジャーには、じつに重宝する内容。

18の即効フレーズを使いこなせば、職場が明るく、前向きに変わること、うけあいです。

ぜひ試してみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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プレイングマネジャーのコミュニケーションとは、「人づき合いのスキル」ではありません。人を動かして結果を出せる人間になるための「業務志向型コミュニケーション」です

あなたが組織で働き続けている限り、そしてそれなりの実績を出し続けている限り、与えられる仕事の量も質も上がっていくのは自然の流れ。つまり、「自分一人だけで回せる仕事」は遅かれ早かれ終焉を迎えるのです

仕組み化のためには、コミュニケーションのスケジューリングがキー

いつも余裕なくあせっていたり、目の前の自分の仕事に追われているといったそぶりは禁物

仕事におけるコミュニケーションとは、「たまの名セリフ」よりも、日常会話の5秒の積み重ねのほうが後々効いてくるもの

何気ない一瞬を逃さず「最近どう?」と投げかけることを心がけていると、「いつでも気にかけているし、いつでも話をしに来てくれていいのだ」という“空気”を醸成できます

「今はダメだけど、15時からなら5分とれるよ」

「良い話? 悪い話?」
──悪い話を即座にキャッチできる、さりげないフレーズ

「お客様のことを一番知っているのは、あなただからね」
──部下に「自分が主役」だという自覚を持たせる

「どうしたの? あなたらしくもない」
これは文字どおり、相手を肯定しながら失敗を指摘する、極めてコミュニケーション力の高い言葉です

年上部下に対する上司の仕事とは、基本的には結果のチェックのみ

「すみません! ちょっと困ったことが」
これは、相手がスペシャリストであるという事実を認めた上で、頼る姿勢の表現

「他人に課したデッドライン」も手帳に書く

他部署の人に仕事を頼む際は、まずはその人の上司に話を通すべき

非を認めることは、次へ進むためのステップ

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『プレイングマネジャーの教科書』ダイヤモンド社 田島弓子・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478012113

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◆目次◆

PART1 気が弱い人ほど「課長業」はうまくいく!
PART2 5秒でできるコミュニケーション!「初期投資ゼロ」の即効フレーズ
PART3 コミュニケーションを仕組み化する
PART4 クセモノ&苦手な人対策「問題解決コミュニケーション」
PART5 プレイングマネジャーのためのトラブル時のFAQ

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『松下幸之助 成功の法則』江口克彦・著vol.2086


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【松下幸之助の薫陶とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872903978

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本日の一冊は、あの故・松下幸之助から直接薫陶を受け、PHP研究所の社長も務めた著者が、松下幸之助とのエピソードと教訓をしたためた一冊。

松下幸之助に関する本は、それこそ山のようにありますが、本書の最大の特長は、あたかも経営の神様・松下幸之助がそばにいて教えてくれているかのような臨場感を味わえる点。

多いときで一日八回にもおよぶという電話、批判者を味方に変えたエピソード、ストーブのスイッチを切るようにいちいち指示を出した話、そして3時間におよぶ叱責…。

松下幸之助の素顔が、本人の肉声とともに感じられる、そんな一冊に仕上がっています。

じつは土井はアマゾン時代、本書の著者である江口克彦さんにインタビューをしたことがあります。

印象深かったのは、著者が、松下幸之助の悪口を決して言わず、深夜にかかってくる電話や3時間におよぶ叱責の話を、うれしそうに語ってくれたこと。

その様子を見て、「ああ、この人は本当に松下幸之助を慕っていたのだな」と感心した記憶があります。

どんなに大変でも、上司を信じて真っ直ぐについていった著者。そんな著者だからこそ、PHP研究所の頂点に立つことができたのでしょう。

本書には、そんな著者がピックアップした、松下幸之助の名言とエピソードが散りばめられています。

これから経営の道を志す人に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「話をするよりも、話を聞くほうが難しいな。いくらいい話をしても、聞く心がなければ何も得ることはできんが、聞く心があれば、たとえつまらん話を聞いても、いや、たとえあの杉木立を鳴らす風の音を聞いても、悟ることができる人は、悟ることができる」

二階に上がるハシゴは、熱意のある人だけが考えつく

成功しようと思う人なら、人がすぐに捨てるものでも、ああこれは役に立つと拾うくらいでないとあかん

好きになってやっていれば、必ず成果がでてくる。そして世の中というのは不思議なもので、成果がでてくると必ず「引き」が来る

会社をほめるという態度、心がまえで終始している人は、必ずどこの会社にあっても注目される。
会社はそのような人を切実に求めているからである

批判する人をほめる

「ほめるときに、相手の本質をどう評価しておるかということや」

愚かなのは、間違ったことそのものではなく、同じ間違いを繰り返すということである

以前、どこかの会社の社長が、知恵ある者は知恵を出せ、知恵無き者は汗を出せ、それもできない者は去れ、と社員の人たちに言っていたことがある。松下はその言葉を聞くと、あかんな、つぶれるな、と言った。「ほんとうは、まず汗を出せ、汗のなかから知恵を出せ、それができない者は去れ、と、こう言わんといかんのや。知恵があっても、まず汗を出しなさい。ほんとうの知恵はその汗のなかから生まれてくるものですよ、ということやな」

要するにいい物を生産し、多くの人たちに満足されるような安価で販売すれば、商売は必ず繁盛する。人情の機微に即した商売のやり方をすれば、お客さまが大勢やってきてくれる

松下幸之助ともあろう人が、ストーブのスイッチを切るようにいちいち指示を出す

まず働いて、次に蓄えて、それから遊ぶ。それが考え方の順番

「ええか、きみ、経営をしておっても、どの人も王者だ、という考え方を根底に持っておらんとあかん。そこが大事やで。社員の誰に対しても、ああ、この人はすばらしい存在なんや、偉大な力を持った人なんやと考えんといかんね」

燃える思いで訴える、繰り返し訴える、なぜ訴えるのかを説明する。この三つの繰り返しをしなければ、経営者の真意は社員には伝わらない

二十三年間、そばにいるのが嫌だなとか、辛いと思ったことは正直言って一度もなかった。
松下は常に私にとって偉大であり、かつ尊敬すべき存在であり、人間としての目標であった。
それは、松下が「公の人」だったからである

およそ経営者たる者は、人より先に憂い、人よりも後に楽しむということでなければならない

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『松下幸之助 成功の法則』WAVE出版 江口克彦・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872903978

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◆目次◆

法則1 熱意を持てば成功する!
法則2 感動を与えられれば成功する!
法則3 些細を積み重ねれば成功する!
法則4 育てる心を持てば成功する!
法則5 責任を自覚すれば成功する!

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『こころがフワッとする言葉』有川真由美・著vol.2085


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【これぞ名言】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433151451X

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最近、仕事が連続しているせいか、今日はちょっと疲れ気味。

こんな時は心にビタミンを、ということで、名言集を紹介します。

本日の一冊は、ベストセラー『働く女のルール』の著者、有川真由美さんによる最新刊。

※参考:『働く女のルール』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756912095

世阿弥にはじまり、ベーコン、サッカレー、寺山修司、開高健、チャップリンなど、数多くの著名人の言葉が並ぶのですが、どれもいい言葉ばかりセレクトしていて、じつにセンスがいい。

著名人に限らず、海外のことわざや、匿名の方の名言なども載っており、ありがたい人のありがたい言葉だけが並んだ名言集とは一線を画しています。

大切な人を失って以来、がむしゃらに働いてきた著者だからでしょうか、前向きに戦っている人を癒し、励ます、そんな言葉が多く並んでいます。

ご存じの方も多いと思いますが、著者は作家であると同時に写真家であり、本書には、彼女が海外で撮り下ろした写真も掲載されています。

タイトルは『こころがフワッとする言葉』ですが、実際には、人生を謳歌するための名言集。

仕事に疲れた時、エネルギーが欲しい時にちょっとめくってみたい、そんな一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「世界とは、鏡のようなもの。それを変えるにはあなたを変えるしかない。」(アレイスター・クロウリー(魔術師))

「急いでいると、幸運を逃すよ。」(ケニアのことわざ)

「迷ったら、魂の喜ぶほうを選ぶわ。」(匿名)

「欠点はかくすものではない。利用するものだ。」(宇野千代)

「私は私自身の記録である」(寺山修司)

「おのれの運を信ずる者くらい、運のいい者はいない。」(ドイツのことわざ)

さまざまな私欲や思惑があって、世の中は成り立っています。そんな不純な気持ちをあっさり認めてうまくつき合っていくのも、生きる知恵かもしれません

「上機嫌は、人が着ることのできる最上の衣裳である。」(サッカレー)

「人生は恐れなければ、とてもすばらしいものなんだよ。人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金だ。」(チャーリー・チャップリン)

「人は愛されるにふさわしいものを愛す。」(キルケゴール)

「目の前にある現実だけを見て、幸福だとか不幸だとか判断してはいけない。その時は不幸だと思っていたことが、後で考えてみると、より大きな幸福のために必要だったということがよくあるの。」(フジ子・ヘミング)

「大人というものはどんなに苦労が多くても自分のほうから人を愛していける人間になることなんだと思います。」(いわさきちひろ)

「人生とはおもしろいものです。何か一つを手放したら、それよりずっといいものがやってくるものです。」(サマセット・モーム)

「虹を見たければ、ちょっとやそっとの雨は我慢しなくちゃね。」(ドリー・パートン(歌手・女優))

「生きているということは、誰かに借りをつくること。生きていくということは、その借りを返してゆくこと。」(永六輔)

「明日死ぬつもりで生きなさい。永遠に生きるつもりで学びなさい。」(マハトマ・ガンジー)

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『こころがフワッとする言葉』廣済堂出版 有川真由美・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433151451X

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◆目次◆

1.花
2.運
3.幸
4.恋
5.道

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『あっ、ひらめいた!』ボブ田中・著vol.2084


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【このやり方であなたもアイデア体質に変わる?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788907801

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最近は、個人がブログやTwitterなどで情報発信できるようになり、アクセスを稼ぐのもフォロワーを増やすのも、ますますアイデア勝
負の時代になりつつあると感じています。

そこで手軽なアイデア本を、と探していたところ、ちょうどいいのがあったので、ご紹介します。

著者は、大手広告会社でさまざまな商品やサービスのプランニング、クリエイティブに携わる著者が、そのアイデア出しの秘訣をまとめた一冊。

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」というジェームス・W・ヤングの教えをもとに、どうすれば斬新な組み合わせを実現できるのか、その方法論を説いています。

・犬猿の仲を組み合わせる
・余分なものを削ぎ落とす
・制約を外して考える
・未来から導き出す
・心の底にある夢をかなえる

本書には、こうしたアイデアと、それをもとに成功した商品・サービス事例が登場し、読者をどんどんアイデア体質に変えてくれます。

既にたくさんアイデア本を読んでいる人にとっては、既知の内容が多いと思いますが、アイデア本初心者には、とっつきやすい内容だと思います。

なお、巻末には、アイデア出しのためのヒントが携帯できるかるたが用意されており、切り取って常に持ち運ぶことが可能です。

ぜひ買って試してみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「偶然は準備のない者には微笑まない」(ルイ・パスツール)

普段顔を合わせている人との雑談からは、なかなか新しい発見が生まれにくい

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」(ジェームス・W・ヤング)

「やられた!」をたくさん見ると、組み合わせの幅が広がります

自分が変われるのは、人に出会うか本を読むしかない

知らなければ周りから取り残されるという強迫観念から、自分を解き放ちましょう。誰もが知っているような情報はホドホドにして、知ることでアイデアを生み出すことのできる良質な情報を、集めましょう

大切なことは、すべての情報を同じ手帳に書きとめて、それを常に持ち歩くということ。同じ手帳の中にあることによって、さまざまな情報が化学反応を起こし、新たなアイデアを生み出す源泉になります

過去を運が悪いと切り捨てるのではなく、ツイていると発想を転換することで、その過去がアイデアの源泉になることもある

名は、体を表すといいます。でも、ネーミングにルールなんてありません。だから、これから始めることに、アイデアのある名前をつけておきたいのです

オフに入るサインを決めることで、逆に、その瞬間まで集中して、ものごとを考えることができる

犬猿の仲を組み合わせる

どうすればそのアイデアが着地するのか、実現できるのか。そこまで考えて初めて、アイデアと言える

余分なものを削ぎ落とす

アイデアの基本は、制約を外して考えること、ものごとを見る視点を変えること

未来の成功は、過去の延長線上にはない。優れたアイデアも過去から発想するのではなく、未来から導き出すもの

アイデアとは、心の底にある夢をかなえるものであって欲しいと思います。特定のコミュニティにある共通のかなえたい夢や憧れを形にしてあげると、夢は共感となって評判を呼びます。評判は信頼性を高め、ブームをつくるのです

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『あっ、ひらめいた!』実務教育出版 ボブ田中・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788907801

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◆目次◆

PART1 インプット
PART2 発想
PART3 アウトプット

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『アジア投資で稼ぐ必勝法』此下竜矢・著vol.2083


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【アジア株で勝つ投資哲学とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047318183

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「経営者になったら株は絶対にやらない」と誓ってはや6年。

最近は、マーケットの情勢に敏感になるために、少額でもいいからやっておくべきでは、との考え方に変わっています。

ということで、ひさびさにアジア投資を始めることにしました。

具体的にどこに投資するかは内緒ですが、まずは基本から、ということで、本日の一冊を熟読。

著者は、APF(アジアパートナーシップファンド)というところのファンドマネジャーで、日本とタイに上場する2つの会社のCEOを務める人物です。

最初は、表紙の印象で、テクニカルな内容を書いた本だと思っていたのですが、意外や意外。

堅実な投資哲学と、アジア経済の生の姿が伝わってくる、じつに誠実な読み物でした。

土井はこのAPFを詳しく知らないため、サービスにまではコメントできませんが、投資哲学だけを取った場合、堅実な考え方で共感できます。

アジアという成長著しいマーケットを相手にしながら、著者が信奉するのは、バリュー投資の考え方。

現在価値を重視し、未来価値を過大視しない。さらにはショックで安くなったときに買うという、極めて現実的な投資法です。

ほかにも、ITに投資しない、ギャンブルもどきの投資には手を染めないといった、ある意味面白みのない考え方ですが、それゆえに信頼できる考え方です。

著者いわく、「一寸先は闇というように、未来は誰にも正確に予想できるものではありません。ですから、できるだけ確かな、変わりにくいものを根本にすえて予想することが大切」。

人口や歴史をもとにアジアの未来を見通す著者の手腕は、いたずらに恐怖や期待をあおる著者と違い、現実感があります。

これだけ読んでアジア投資ができるわけではありませんが、著者の考える投資哲学と、アジアの今後を読むだけでも、価値があります。

アジア株投資を考える人は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆アジア経済が成長する5つの理由
1.人口の増加
2.都市への人口流入
3.「草の根経済」の成長
4.アジア地域内流通網の整備
5.自由貿易圏の進展

一つの国の経済成長は労働力人口の増加、生産性の向上、生産に関わる資本の増大の3つによってもたらされます

人口は明確に将来が予測できる数少ないデータ

いまから20年後くらいまでの新規労働力の増加は、現在の出生数から予測できる

注目すべきは、アジアの人口は増加しているだけでなく、地方から都市へ流入しているということです。そして、都市に流入した人たちは、より大きな生産力、より大きな消費力を持つようになっていくのです

信じられないかもしれませんが、1969年には「5日に1度はシャンプーを」という新聞広告がありました

◆経済成長が起こる3つの要因
1.人口が増加するなどで、生産を担う者が増える
2.技術革新などで、労働力単位あたりの生産性が向上する
3.さまざまな投資によって社会インフラが整備されるなどして、
  生産のための資本が増大する

投資で儲ける方法は二つしかありません。「安く売って、高く売る=キャピタルゲイン」「配当や利子など収入を得る=インカムゲイン」です。いずれの場合でも重要なのは、「本来の価値よりも安い価格で買うこと」です

ものの「価値」と「価格」は必ずズレます。「価格」は「価値」の回りを常に揺れ動いているのです。そして、これが「儲け」の源

実は、リスクというのは2つの要素に分かれています。1つはそのリスクが起こる「確率」、もう1つはそのリスクが起こったときの「損失の大きさ」です。そして、実際の投資で避けたいのは、大きな金額の損失です

一寸先は闇というように、未来は誰にも正確に予想できるものではありません。ですから、できるだけ確かな、変わりにくいものを根本にすえて予想することが大切

商品先物やFXは、まさに短期的な価格の上下そのものに投資するものにしかなりえません。一方、株式市場は長期的な展望が可能です

ITの未来は明るいとしても、フラットディスプレーの技術がすごいとしても、5年後にその企業の持つ技術が最高でしょうか

把握し切れていない対象への投資は、絶対に長期で保有しないこと

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『アジア投資で稼ぐ必勝法』角川SSコミュニケーションズ 此下竜矢・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047318183

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◆目次◆

第1章 21世紀、アジアはなぜ有望なのか
    ─通貨危機はチャンスだった
第2章 「三現主義」と「ローリスク・ハイリターン投資」
第3章 1つにつながる4つのアジア
第4章 伸びるアジアで儲けるためには
終章 投資対象の本来価値を見極めるには

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『お金のシークレット』デビッド・クルーガー・著 神田昌典・監訳vol.2082


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【カツマーに教えたい、お金持ちになるための心理学】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837957110

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夜、家に帰ってテレビをつけたら、「たけしのニッポンのミカタ!」に勝間和代さんが出演していました。

女子学生を集めて、結婚しなくていい派、そうでない派、勝間さんを支持する派、そうでない派といったように二極化し、議論させていましたが、こんな議論わざわざしなくても、本日の一冊を読めば、幸せに生きるためのヒントはすべて書かれています。

土井の周りの女性を見る限り、みなさんとかく「仕事か結婚か」という二元論、もしくは「自分はこうありたい」といった理想論ばかり語るのですが、本当に幸せになりたければ、勝間さんのように、まずはデータをきちんと押さえることから始めるべきだと思います。

本日の一冊は、そんなデータを重視し、われわれ人間の行動傾向や心理学から、幸せに生きるための方程式を導き出した一冊。

これを読むと、われわれは相変わらず「同じ結果を繰り返す」動物であり、それゆえにお金を失い、結果として不幸になる生き物であるということがよくわかります。

本書では、いつもだまされてしまう人の理由や、人間が投資で勝てない理由、思わず借金してしまう理由など、お金に関するさまざまな心理が解説されています。

ベストセラー『ヘッテルとフエーテル』では、登場人物のヘッテルが「臆病」、フエーテルが「貪欲」を象徴するキャラクターでしたが、お金に関しては、まさにこの2つが失敗の原因。

※参考:『ヘッテルとフエーテル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766784588

本書で示されたデータは、このことを裏づけており、われわれに猛烈な反省を促します。

本書にはほかにも、騙されないための心理学や、間違った決断をしないための考え方が示されており、ビジネスのさまざまなシーンで役立つこと、間違いなしです。

マーケターや販売員は、決して悪用しないよう、気をつけてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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私たちは、もともと何の力もないお金に、感情的な力を与える。そしてその圧倒的な力に支配されて生きているのである

「お金とは何か」、その姿を理解しにくいのは、それが「あらゆるものの象徴」になれるからだ。お金は私たちが憧れ、望み、一方で恐れているものや、自分が持っていないものの代わりになる

一〇人のうち九人までが、金銭的心配から解放されて幸せだと感じるためには、現在の年収の約二倍が必要だと答えた

押さえつけられた経験のある人ほど、お金で自立しようと求める傾向がある

ノーベル経済学賞を受賞した経済学者とそのほか数人の研究者グループが、「幸福感」ともっとも強い相関関係がある人生の要素について調べた。すると、お金と幸福感の相関関係はそれほど強くないことがわかったのである。では、幸福感ともっとも相関関係が強いのは何だったか。それは結婚生活だ

私たちは自分の信念の正しさを確認できるデータ、自分の物語の筋に合うデータを探し求める。信念に一致する情報や経験を記憶し、それらに合わないものは無視するか、信じない

「人にだまされるに違いない」と信じている人には、考えられるシナリオが三つある。一つは、そういうことをしかねない人に自分からかかわりを持つこと。もう一つは、そういう結果になるように自分から振る舞うこと。そして最後に、物事が実際にどうだったにせよ、やっぱり自分はだまされたと思い込むことだ

感情的になっている人を理性や論理で説得しようとすると、その人はかえって意固地になり、もっと極端で考えなしの衝動に身を任せてしまうことがよくある

人は利益の出た投資をすぐに売ってしまい、損をしている投資を長く持ち続ける傾向がある

あなたの決断はすべて、過去の決断とは無関係な、「現在の選択」でなければならない

親和性のバイアスとは、自分が好きなもの、たとえば酒やたばこ、大事にしている品物などの危険性を過小評価し、価値を過大評価する傾向である

女性は復讐的消費に陥りやすい傾向がある

女性は洋服や子どものために買った品物の値段をごまかすことが多いのに対し、男性はハイテク製品やスポーツの観戦チケットの値段を低めに伝えていた

見識の高い人たちの中にさえ、「信じたいという欲求」が存在する

四歳のとき目の前のマシュマロの誘惑をがまんできた子どもたちは、思春期になったとき、より自信があり、自己主張ができ、学校での成績もいいことがわかった

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『お金のシークレット』三笠書房 デビッド・クルーガー・著 神田昌典・監訳
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837957110

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◆目次◆

1章 「お金の世界」に起きた最大の変化
2章 運命が左右される質問──あなたにとって「お金」とは何か?
3章 お金の魔力──人生の中で、あなたが大切だと思うものは?
4章 「失ったもの」を見る人、「残ったもの」を見る人
5章 あなたを動かす「お金の物語(マネー・ストーリー)」
6章 お金の決断──「大儲けしたとき」、あるいは「大儲けを想像したとき」
7章 投資の判断──あなたに都合のいいことばかりは起こらない
8章 天使の「節約」──“ムダ遣いの落とし穴”を知る
9章 「見えないお金」──クレジットカードの真実
10章 “うまい話”──「今だけ」「あなただけ」という罠
11章 “報酬”──「お金はいくらあれば十分ですか?」
12章 人生を“次のステージ”へ引き上げる「金銭力」
13章 あなたの新しい「マネー・ストーリー」をつくる!
14章 「本当に大切なもの」を手に入れる生き方
監訳者あとがき 神田昌典

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『ぼんやりの時間』辰濃和男・著vol.2081


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【効率を追うな。「天声人語」辰濃和男からのメッセージ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004312388

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この「ビジネスブックマラソン」では、読者の方からリクエストされた本をたまにご紹介しています。

本日紹介する一冊は、ある読者の方に教えてもらった、元「天声人語」担当、辰濃和男さんによる注目の新刊。

『文章のみがき方』は、書き出しの大切さや、アウトプットを意識した体験など、書き手にとって重要な視点が含まれた名著でしたが、こちらはうって変わって、気の抜けたエッセイ。

※参考:『文章のみがき方』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004310954

タイトルから推察できるように、「ぼんやり」と過ごす時間の大切さを説いた一冊で、現代社会に対し、重要な問題提起をしています。

そして、表現意欲旺盛な読者にとって重要なのは、書き手として、どのように創造性を高めるか、という点。

「対象にあまりにもこだわっていると、ひらめきがやってこない」「陰の力、虚の力、緩の力、静の力、休の力、無為の力、あるいは空の力を軽んじては、ものごとの実体を真に理解することはおぼつかない」など、表現者にとって重要なヒントがどころどころに散りばめられています。

ただ時間に追われる毎日のなかで、創造性を高め、優れた作品を残すのは、至難の業。

本書には、クリエイターがどうやって頭をカラッポにしているか、どうやって優れた創作のヒントを得ているのか、その秘密が書かれています。

また、人間がどう生きるべきか、というテーマに対しても考察しているので、ぜひ読んで参考にしてみてください。

みなさんからのご感想お待ちしております!

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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定年の前後、つまり六十歳前後でこの廃屋を借りることにした。あのとき、なぜあれほど「隠る」ことを渇望したのだろう。なぜあれほど、山奥の隠れ家を求めつづけたのだろう(中略)たしかなのは、自分の「いま」、時代の「いま」を見つめるには「いま」から離れてみたいという思いがきわめて強かったことだ

串田が「ぼんやりは貴い」というとき、そこには古代人への共感や憧憬があるように思えてならない。箴言をもう一つ選んでよいといわれれば、次の言葉をあげる。
「文明は人間の勝利ではなく、意図的敗北の結果である」
人類が、「ぼんやりの時間」を徐々に失いだし、ばたばた走り回ることをヨシとするようになってから、私たちは近代の驕慢の前にひれ伏し、敗北を重ねてきた

対象となるもののことを考えつづけているとき、その対象にあまりにもこだわっていると、ひらめきがやってこない

エッセイのなかで、ギャバンはこういっている。
「人間はね、今日のスープの味がどうだったとか、今日は三時間ばかり、一人きりになって、フラフラ歩いてみようとか……そんな他愛のないことをしながら、自分の商売で食っていければ、それがいちばん、いいんだよ」

◆詩人、高木護の財産目録
・何者にも拘束されない自由
・一日、ぼんやりしていられること
・低収入でくらせる体
・自然たちと仲よくなれること
・老い、あるいは持病

大いなるものの営みへの感謝の念を深めてゆけば、人はやがて「謙虚」という二文字の意味をかみしめて生きることになる

循環と再生こそが大自然の営みの中核にあり、その中核にあるものを破壊してはならぬという思いを痛切にもつ人こそが、政治の中核にいるべきだと思う

「私にとって政治はすべてではない。最優先のものでもない。政治というものは本来、科学に仕え、哲学を謙虚に具現するだけのものだ。そして政治が大自然の知恵や人びとの営みを忘れ去った時、それはもう一本の切り花にすぎない。切り花はすぐに枯れる」(ミッテラン)

「人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそって、なくなってしまうのです」エンデはモモの物語がいつの時代のどこの国の話だとも書いてはいない。しかし、「むだいじめ」の現象は、近代技術文明の果実をむさぼる国々では、どこの国でも起こりうることであり、現に起こっている、ということが読者の胸に伝わってくる

陰の力、虚の力、緩の力、静の力、休の力、無為の力、あるいは空の力を軽んじては、ものごとの実体を真に理解することはおぼつかない

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『ぼんやりの時間』岩波書店 辰濃和男・著
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◆目次◆

一「ぼんやり」礼賛─常識に逆らった人びと
二 ぼんやりと過ごすために─その時間と空間
三「ぼんやり」と響き合う一文字

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